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ラーゼフォン の商品レビュー

3.4

19件のお客様レビュー

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アニメのノベライズだ…

アニメのノベライズだそうですが、原作とは別物のようです。まあ、これをアニメ化したら非常にアレなものになるでしょうけれど。死ぬ度にある時間へと戻ることを延々と繰り返す世界。果てしない繰り返しの後、主人公はそこから抜け出す僅かな手がかりを掴む。エジプト神話をベースに展開される思弁的な...

アニメのノベライズだそうですが、原作とは別物のようです。まあ、これをアニメ化したら非常にアレなものになるでしょうけれど。死ぬ度にある時間へと戻ることを延々と繰り返す世界。果てしない繰り返しの後、主人公はそこから抜け出す僅かな手がかりを掴む。エジプト神話をベースに展開される思弁的な話です。神林作品全体にあてはまる気もしますが、好き嫌いは分かれそうだなあ。自分は好きですが。

文庫OFF

2024/08/14

え、神林長平さんがラーゼフォン書いてるの!? と、もはや中古でしか売っていない文庫をポチりました。 面白かったんだけど、あとがきの対談でノベライズだということが知れたので、 やっぱ元アニメのDVD買わなきゃダメかなあ。

Posted byブクログ

2024/07/06

SFファンの間では有名?戦闘妖精雪風の作者 神林長平が描いた、 ラーゼフォンのノベライズ。 何度も人生が戻されてしまう主人公が、呪縛から逃れようと、 立ち向かう中でMUとの対立および、ラーゼフォンのオリジナルメンバー たちとの関わりを描いた作品。 単体で読める作品ではあるもの...

SFファンの間では有名?戦闘妖精雪風の作者 神林長平が描いた、 ラーゼフォンのノベライズ。 何度も人生が戻されてしまう主人公が、呪縛から逃れようと、 立ち向かう中でMUとの対立および、ラーゼフォンのオリジナルメンバー たちとの関わりを描いた作品。 単体で読める作品ではあるものの、オリジナルを知っていた方が、 より楽しめると思われる。 オリジナルは、テレビアニメ および 劇場版アニメ。 小説の場合は、小野木寛が書いたノベライズ①~⑤+夢みる卵 MF文庫から出版されてます。 作中に出てくる友人のヒロコとマモルは、オリジナルのキャラと 同じなのか気になったが、パラレルワールド?並行世界?で、 似たようなキャラなために同じ名前を使ったものと 考えるべきなのかなと考える。

Posted byブクログ

2019/12/01

あれれ、テレビシリーズとは印象がえっらく変わりました。 こちらの方がハードSFっぽいですねえ。あ、そうか、筆者 が神林長平氏なのですか。 世界観を引継ぎつつも随分と加筆(?)なさっているのだ!

Posted byブクログ

2013/08/29

単純にアニメのノベライズではなく、アニメの世界観を下敷きにした神林ワールド全開の別物と呼んでもいい作品。 後半はかなり駆け足で話が進んでいくので少々物足りなさを感じたかも。

Posted byブクログ

2012/03/12

「ヤマト2199」を監督する出渕裕が初めて監督を務めたオリジナルSFアニメが「ラーゼフォン」。映像が綺麗で、話は少々難解だがラブストーリーという一本軸があるためにそれでも楽しみやすくて、結構好きなアニメ。 本作はその小説版だが、この神林長平版「ラーゼフォン」は、アニメ版のごく基...

「ヤマト2199」を監督する出渕裕が初めて監督を務めたオリジナルSFアニメが「ラーゼフォン」。映像が綺麗で、話は少々難解だがラブストーリーという一本軸があるためにそれでも楽しみやすくて、結構好きなアニメ。 本作はその小説版だが、この神林長平版「ラーゼフォン」は、アニメ版のごく基本的な部分だけを流用し、その他の部分についてはアニメ版とは全く異なる設定を用意して書かれた別作品であり、いわゆるノベライズではない。 別途、アニメ版をノベライズした小説版もあるようだがそちらは未読。 本作は、時間軸が人為的にゆがめられたことにより小さな「時間の環」が作られ、主人公はその環の中で似たような人生を無限に繰り返している、という設定。しかし死んで蘇った後も死ぬ前の記憶は残っており、それが多大な重圧となっていて、何とかこの繰り返しから脱したい、というのがストーリーの軸。 繰り返され過ぎてきた同じような人生のために、主人公が持つ他人への興味は薄く、この世界をぶっ壊して人生をちゃんと終わらせたいと願っている。 他人への興味のなさの裏返しとして、アニメ版でのストーリーの軸だったラブストーリーという要素は本作では皆無に近く、さらに、登場する個々のキャラについての描写もひじょうに少なく、キャラはただ名前という記号として登場しているに過ぎない印象。 記述の大半が世界設定の説明に費やされており、ストーリーに割いている文章量はごくわずか。 キャラ相関関係についてもハイテンポでどんどん説明されるが、ただでさえ相関関係が複雑な上に、各キャラには神話上での別名も与えられているのがややこしい。各キャラのキャラの薄さの影響もあって、これを把握するのは苦労させられた。説明不足な印象。 正直、この内容を1冊にまとめるのは無理があったのではないだろうか。俺はついていくのがやっとで、楽しむ余裕は無かった。せめて2冊構成なら。

Posted byブクログ

2012/02/06

神話を知らないので、そこのところの面白さを感じられなかったので残念です。 短編しか読んでないんですけど雰囲気が少し違ったような気がしました。

Posted byブクログ

2011/11/18

原作(アニメ)とは別の物語、しかしラーゼフォン。 原作がマヤ・アステカ神話などを下敷きにしているのに対し、本作はエジプト神話が下敷きになっている。

Posted byブクログ

2011/09/08

神林長平が書いたラーゼフォンのノベライズですが、なんというか言葉遊びに終わっちゃっている神林長平作品みたいな感じで、面白さは中途半端かなと、また読みなおして再評価してみたい所存です。

Posted byブクログ

2011/06/26

アニメのノベライズ。山田章博がキャラクター原案か何かで絡んでて心惹かれたけど結局アニメはよく観ていない。主人公がそもそも違うらしいがやっぱり覚えていない。でも神林長平なので読んだ! 世界観が楽しい。時間を調律するとかもう…楽しい。この何だか良く分からなくなる感じがとても好き。

Posted byブクログ