D.T. の商品レビュー

みうらじゅん(著者),伊集院光(著者)

童貞が触って気持ちいい紙

[トウキョウ]

伊集院さんのラジオよりも、みうらさんのCS番組よりも浅いとこでの対談なので、そんなに刺激的じゃなかったけど、本を開いて最初のページの紙がおもしろかった。みうらさんが「童貞っぽい紙質にしてください」ってこだわった部分なんだって。なんかペタペタしてて湿っぽくて触りながら笑そうになった。そんなことする本なんて初めてみたから、さすがみうらさんだなって。でもみうらじゅんのおもしろさがわかるときって、もう童貞じゃないってことなんだろうけど。

2013/11/27

電車の中で読んでいて、にやけて困った。カーペンターの件はあやうく噴出すところだった。あぶないあぶない。

2013/04/26

いやはや、あれですよ。
この本は、本当にバカですよ。

なんといっても、童貞というテーマで２００ページも書いちゃってるんですから。

僕は、この本を非常に楽しんで読めました。
１０年くらい前に出た本ですけど、楽しく読めたということは、童貞というテーマは男にとって普遍のテーマなのかもしれません。

といっても、僕のようなタイプには、という補足がつくでしょう。

本にも書いていたように、早い時期に童貞を失ってしまった人は、この本を楽しめないかもしれない。

女という少年にとっての一番の謎を早い時期に解いてしまった人間は何かを失うことは確かだと思います。

失う、という表現は、ここでは正しいでしょう。
けっして、負け犬の遠吠えなんかではなく。

はやく童貞を失うかどうかで、長所は変わってくると思う。
体育会系と文系の差みたいに。

まあ、こんな感じでレビューを書きまくっても、一生尽きそうにないですね。そんだけ奥が深いんです、童貞って。

2012/11/03

童貞の時のエッチしたい欲求やあの時のヤキモキした行き場のないエネルギー！それらが実績を遺した偉人の原動力だった！？

みたいな童貞を肯定している本です。

今でも私の心のどこかにチェリーボーイがいます(笑)

昨今のネット事情を鑑みると、ことエロに関しては自由という名の不自由って成り立つのでしょうね。

童貞に限らず、普通だと嫌になってしまうような状況、環境も○○力と称して前向きに行こうぜって著者が思ったかは分かりませんが、そのように前向きにさせてくれる良書(笑)

2012/04/30

童貞時代が夢なんて　後から　ほのぼの　思うもの、な一冊。
とある男性の性の価値観の変節を追った（真面目な）本がきっかけで読んだのですが、爆笑。前からそんな気してたのだが、我ながらD.T.力高いな。喪失遅いとそうなりがちかな。

ここまで童貞を前向きに語った本も珍しい。しかも「悪い」童貞をいさめる場面もあり、単純に賛美になっていない点も良い。半分自虐、半分本気で童貞の価値を考えている良書。

2011/09/29

≪内容≫
伊集院光とみうらじゅんの、童貞を捨てた男たちによる童貞対談本。

≪感想≫
肉体の童貞は失ったけれど精神はまだ童貞だぞという男を「D.T.」と名付け、童貞は面白い、童貞だったあの頃に帰りたいと童貞を馬鹿にしつつ崇める一冊。D.T.にはじまり童貞辞典、童貞ドリーム、童貞力、童貞宣教師、と何やら耳慣れない単語がどんどん出てくるが、読む中で納得。童貞期の悶々とした心の鬱屈あるいは純粋さを詳細に分析し、類稀なる想像力で童貞を讃え面白がる両氏のアンテナの鋭さには驚くばかり。あと、みうらじゅんと著名人による「童貞喪失対談」がまた貴重で面白い。

2011/01/20

童貞のことをＤ．Ｔ．と言っているわけではないのです。
Ｄ．Ｔ．とは、あくまで、心の持ち方なのです。

2010/05/26

非常に面白いです。息子ができたら高校の入学祝いであげたいです。
著名人の初体験話も一見の価値ありですよ。

2010/01/13

本書で語られているD.T.の特徴のほぼ全てがおれに当てはまった。D.T.としての誇りを抱いて生きていこうと思う。

2009/10/17

童貞に大事なことは、圧倒的に「らしさ」である。

童貞らしさは素晴らしい。

が、みうらじゅんさんは、似非童貞なのではないかと思ったり思わなかったり。

私はいつまでも、童貞の感性を、もっていたい。