はたらく青年 の商品レビュー
私自身いろいろなバ…
私自身いろいろなバイトをしたけど 原田さんには負けます・・・・青春時代の辛いバイト生活をつづったエッセイ。でもどこかコミカルなんですよね
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この作者は本当に、と…
この作者は本当に、とほほな話を笑えるエッセイにするのがうまい。今本人うつ病で大変みたいだが
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とにかく、よくもこん…
とにかく、よくもこんなにバイトしたな~と感動します。しかも一風変わってます。ガソリンスタンド、スタジアムでのホットドッグ売り。ウエイター、フィルム販売員ビル清掃員、エロ本配達呑み屋の店員決して楽なバイトでは ないですが笑えます。
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呑み屋店員の悟り、と…
呑み屋店員の悟り、というエッセイにひどく感激しました。私が感情移入をしたせいでしょうか。泣けました。ほかのものもとても面白かったです。
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時給300円のガソリ…
時給300円のガソリンスタンドから、ビル清掃、エロ本配達などのバイトに関するエッセイ集。
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労働に関わる短編小説かと思って読み始めたら、筆者の大学時代を中心に行ったアルバイトの経験談だった。多くの場合、責任を取る立場にならないような短期アルバイトというのは、いろいろな人生の中におけるネタになるもんで、本書もそれに準じている。 ガソリンスタンドのバイトから始まり、エロ本...
労働に関わる短編小説かと思って読み始めたら、筆者の大学時代を中心に行ったアルバイトの経験談だった。多くの場合、責任を取る立場にならないような短期アルバイトというのは、いろいろな人生の中におけるネタになるもんで、本書もそれに準じている。 ガソリンスタンドのバイトから始まり、エロ本の配達まで、なかなか普通の人が経験することのないアルバイトにおいて、そこでの変わった出会いを、ハラダ流の文章で調理されているわけで、当然ながら面白く、サラッと読める。 ただ感想を言えば、予想していたよりは、まあそれほど変なアルバイトも無く、その原因に肉体労働を避けていたというところもあろう。 大学生で、どういうバイトをすればいいかわからない人には、全く参考にはならないけど、同じような出会いがあるのかなあ、などと読んでもらえればいい本ではないかと思う。 面白いバイト経験は、後々役に立ちますよ。
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友人に薦められ、なおかつ貸してもらった1冊。様々なバイトを経験した著者が短編形式で書いているのだが、文章表現がとかく面白く、思わずくすっと笑ってしまう☆よって人前で読むと少し恥ずかしい(笑)大体どの篇も同じ文章量なのだが、何故か最後のエロ本配達バイト篇だけ倍以上の文章量(笑)
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いつ出会うかが、重要な本。学生時代に読んだ時は、受ける刺激がたくさんあった。いまは自分のこれまでを重ね、振り返る。過去があって今がある。いまの自分は過去の自分の贈り物。私は、いま、働いて未来の自分へ道をつなぐ。すごくライトな本ながら、金曜日の残業おわりにそんなことを思わせる本。は...
いつ出会うかが、重要な本。学生時代に読んだ時は、受ける刺激がたくさんあった。いまは自分のこれまでを重ね、振り返る。過去があって今がある。いまの自分は過去の自分の贈り物。私は、いま、働いて未来の自分へ道をつなぐ。すごくライトな本ながら、金曜日の残業おわりにそんなことを思わせる本。はたらくってなんだろう。
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ノンジさん家にあったので借りて読んでみた。 この著者は非常に多くのアルバイト経験をし、その経験を綴った本。 自分のようにアルバイトは1個くらいしかやったことのない人にとっては未知の世界だらけで、面白かったです。 もちろん世代の差もありますが。 ただ自分も学生時代様々なバイト...
ノンジさん家にあったので借りて読んでみた。 この著者は非常に多くのアルバイト経験をし、その経験を綴った本。 自分のようにアルバイトは1個くらいしかやったことのない人にとっては未知の世界だらけで、面白かったです。 もちろん世代の差もありますが。 ただ自分も学生時代様々なバイトをやった方が良いのではないかという葛藤をしながらでしたが、終わってみればやはり自分が一番没頭できることに絞れてた学生生活で良かったなと思います。もちろんこの方のように様々な仕事を渡り歩き(生活のためにというのももちろんある)、いろいろな世界を見るもの一つの生き方。 この本を読んで、自分はこれで良かったなと思えたのが良かった。
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そういえば国語の教科書に、死を題材にしたこの人の話が載っていた。 ちょっと不思議なお話だった気がする。 そのとき、この作者の紹介文があったのだけれど、高校でわたしの大好きだった国語の先生はこの人のことこきおろしていた。 「軽い」って。ばからしいって。 さて、この作品はそんな作...
そういえば国語の教科書に、死を題材にしたこの人の話が載っていた。 ちょっと不思議なお話だった気がする。 そのとき、この作者の紹介文があったのだけれど、高校でわたしの大好きだった国語の先生はこの人のことこきおろしていた。 「軽い」って。ばからしいって。 さて、この作品はそんな作者の、若いころを振り返って書かれたエッセイ。 その中でも「はたらく青年」のタイトル通り、経験したアルバイトにまつわるお話が収録されています。 面白かったです。部屋でおなかかかえて一人で笑いました。 テンポがいい。 そして気取らず正直なところもいい。 ちょうど大学のころの話が多いけど、若さゆえの勢いとか、ばかみたいな考え方とか、逆にすかっとしてわたしは好きでした。 そして読みながら始終考えていたこと。 作者は早稲田大学の文学部に入り、自分に酔った文章を書いたり本を読みふけったりバイトに明けくれたり留年したりあんまり真面目な生徒じゃなかったらしい。 わたしが大学に入ってから例の、大好きな先生の家に遊びに行った。 そこで大学時代の話を聞いた。 真面目でなく、読書に明け暮れ、悩める自分に酔いながら(本人はそんなことは言ってないけど、間違いなくそう)、いつまでも大学でぐずぐずしていたって――― わたしは文学青年原田に、先生の若き日の面影をみた気がしたよ。 つまり、あれでしょう。 同族嫌悪。
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