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旅行者の朝食 の商品レビュー

3.9

22件のお客様レビュー

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2012/01/05

ごはんをめぐるエッセイはほんとに楽しく読める。 この本は作者が今まで食べたおいしすぎるもの、とか、キャベツの歴史をはじめとする食べ物に関する考察とかが書いてある。 個人的には料理の描写とレシピをもっと詳しく書いてもらえると、お腹に刺激がきやすいなあ。 文章はきりっとしていて男性...

ごはんをめぐるエッセイはほんとに楽しく読める。 この本は作者が今まで食べたおいしすぎるもの、とか、キャベツの歴史をはじめとする食べ物に関する考察とかが書いてある。 個人的には料理の描写とレシピをもっと詳しく書いてもらえると、お腹に刺激がきやすいなあ。 文章はきりっとしていて男性かと何度も思った。嫌味がなく読んでて気持ち良い。 『チョウザメのお腹のジッパーは嘘です』はぶっとんででうけた。

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2020/06/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

図書館の本 内容(「BOOK」データベースより) さる賢人曰く、人類は以下の二つに分類される。「食べるために生きるのではなく、生きるためにこそ食べる」「生きるために食べるのではなく、食べるためにこそ生きる」さて、あなたはどちらのタイプ?グルメ・エッセイロシア風味。 大好きなエッセイストさんです。もうおかしくてためになって、他に手を出す本を増やしてくれるばかりではなく、食べてみたいものも山盛りにふやしてくれた1冊でした。 そうか、食べ方は性癖ですか(笑)

Posted byブクログ

2011/11/23

海外生活が長かった著者の記憶の食べ物は私にとって とても興味深い。特にトルコ蜜飴のくだりは面白かった。 小さい頃一度だけ食べたロシアのハルヴァというお菓子の 虜になった著者がロシアからイスラム圏、東欧、ギリシャまで ハルヴァを探し求めるその熱意に目をみはる。 そして私にとって彼女...

海外生活が長かった著者の記憶の食べ物は私にとって とても興味深い。特にトルコ蜜飴のくだりは面白かった。 小さい頃一度だけ食べたロシアのハルヴァというお菓子の 虜になった著者がロシアからイスラム圏、東欧、ギリシャまで ハルヴァを探し求めるその熱意に目をみはる。 そして私にとって彼女のハルヴァに匹敵するようなお菓子が すぐに思い浮かばないのが残念でしかたない。 しいてあげれば小さい時タコやき屋の店内で食べた クリームぜんざいか? クリームぜんざいもいろいろあるけどあの小さな店のが 一番おいしかったように思う。

Posted byブクログ

2011/10/06

友達から勧めてもらって読んでみました。世界各国の食文化にふれながら、米原万里さんの面白エピソードが満載でした。日本でもおなじみの「桃太郎」のキビ団子、「ヘンゼルとグレーテル」のお菓子の家、「アルプスの少女ハイジ」の山羊の乳、「ちびくろサンボ」の虎とバター、などなど。 米原さんがこ...

友達から勧めてもらって読んでみました。世界各国の食文化にふれながら、米原万里さんの面白エピソードが満載でした。日本でもおなじみの「桃太郎」のキビ団子、「ヘンゼルとグレーテル」のお菓子の家、「アルプスの少女ハイジ」の山羊の乳、「ちびくろサンボ」の虎とバター、などなど。 米原さんがこの世のものとは思えないほどおいしかったと絶賛していたロシア「ハルヴァ」(トルコ蜜飴に似ている)を食べてみたくなりました。 世界中のおいしいものを食べたいと、あらためて思った本でした。

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2011/09/20

米原万里の著作の中では特に好きな部類。 旅行者の朝食に関する真実から始まり、どれもとても面白い。 チェルノブイリ以降寓話の結末が変えられたくだりは、いまとなっては笑えないが... 幼い頃の夢の話なども楽しめる。

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2011/08/15

肉屋さんで新鮮な動物の血をなみなみとバケツに入れてもらい、嬉々として下げて帰る人たち。またそれを生唾を飲み込むようにして見ている人たち。鍋で煮詰めてゼリー状にしたものをスプーンですくって食べるのだとか。動物の血を食べるなんて!・・・でも良く考えれば、豚の血合いをいれた黒いソーセー...

肉屋さんで新鮮な動物の血をなみなみとバケツに入れてもらい、嬉々として下げて帰る人たち。またそれを生唾を飲み込むようにして見ている人たち。鍋で煮詰めてゼリー状にしたものをスプーンですくって食べるのだとか。動物の血を食べるなんて!・・・でも良く考えれば、豚の血合いをいれた黒いソーセージだってあるし、米原さんがお母さんに言われたようにサラミもそうだ。でもバケツに血液を湛えているさまはゾッとするよね。

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2011/07/13

近所のおしゃれな古本屋さんでみつけた本。ロシアの食生活や食に関することがおもしろく書いてある。興味深いのは、『色気と食い気は共存するか』結論、しない。

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2009/10/04

米原万里さんの本を読んでいると、2種類の誘惑にかられる。 ひとつは、食事の記述が鮮烈で容赦なく、同じものを探して当てて食べたい!といてもたってもいられなくなるところ。 もうひとつは、随所に別作家の図書の紹介がでてくるため、それを読みたくてたまらなくなり、結局、また脱線読書になって...

米原万里さんの本を読んでいると、2種類の誘惑にかられる。 ひとつは、食事の記述が鮮烈で容赦なく、同じものを探して当てて食べたい!といてもたってもいられなくなるところ。 もうひとつは、随所に別作家の図書の紹介がでてくるため、それを読みたくてたまらなくなり、結局、また脱線読書になってしまうところ。 ロシアの人に「旅行者の朝食」で本当に笑ってくれるのか、試してみたいのでロシアに旅したくなりました。 これも三つめの誘惑かな。

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2009/10/04

ロシアに関して、身近な話題を提供してくれている貴重な本である。 楽しい、しかし軽い。何も心に残らないかもしれない。(08-3)

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2009/10/07

ロシアの食にまつわるエピソードを書いたエッセイ。米原さんの文章は、言葉の切れ味が楽しくて好き。(07051X)

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