どろぼうの神さま の商品レビュー
文からヴェネツィアの情景や雰囲気を感じられて読んでいて心地良い。ファンタジーではあるけれど現実にありそうな世界だと思える雰囲気の本。 ヴェネツィアを舞台に生きる孤児たちの話。早く大人になりたい子供と、子供に戻りたい大人のそれぞれの心情や置かれた立場が繊細に描写されているのが良い...
文からヴェネツィアの情景や雰囲気を感じられて読んでいて心地良い。ファンタジーではあるけれど現実にありそうな世界だと思える雰囲気の本。 ヴェネツィアを舞台に生きる孤児たちの話。早く大人になりたい子供と、子供に戻りたい大人のそれぞれの心情や置かれた立場が繊細に描写されているのが良い。 長い。ヴェネツィアの雰囲気を感じられるのが1番ポイント
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それぞれの事情で親と一緒には住めないの子どもたちと、自称どろぼうの神さまを名乗る少年の物語。 次々と話が意外な方向へと展開していき、飽きることなくいっきに読める。最後の最後まで楽しめる。皆が納得の結末で爽快。
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本当に面白い 中学生の時に読んでこの作者にハマった オトナになってからもこの本面白かったなと思い、自分用に購入
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おもしろかった! 何の前触れもなく、エーッ!みたいなことが起きたりするので、毎回律儀にエーッ!となってその前から読み直すっていうのを繰り返してた。 物語だし子どもだからっていうのは分かってるけど中盤ぐらいまでボーのことが本当に無理でしんどかった〜
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ヴェネチアの街での大人と子供の探り合い。 最初はファンタジー要素どこかな?と思っていましたが、後半から思いもよらない展開が待っています。 映画をみているような感覚になりました。
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みなしごになった兄弟、プロスパーとボーは、弟だけを引き取るという大嫌いなおば夫婦から逃げて、ハンブルグからヴェネツィアまでやって来た。 少ない所持金はあっという間になくなり、住むところもない二人は、「どろぼうの神さま」に救われる。 同じように親も家も持たない少年少女3人とともに、...
みなしごになった兄弟、プロスパーとボーは、弟だけを引き取るという大嫌いなおば夫婦から逃げて、ハンブルグからヴェネツィアまでやって来た。 少ない所持金はあっという間になくなり、住むところもない二人は、「どろぼうの神さま」に救われる。 同じように親も家も持たない少年少女3人とともに、閉館した映画館をねぐらに、時折現れる「どろぼうの神さま」からお金をもらう生活は、それなりに安定したものだった。 しかし叔母が雇った探偵が、二人を追いつめていく。 この探偵がなかなかに侮れなくて、2人の居場所をじわじわ突きとめていくんだけど、プロスパーが変装した探偵の歩き方のクセや腕時計で、尾行に気づくところが秀逸。 最後まで逃げ切って、プロスパーたちの勝ち、ってことで終わると思ったら、中盤に大きく物語は様相を変える。 「どろぼうの神さま」ことスキピオは、彼が保護している少年少女と同世代の少年で、実は彼もあまり幸せではないことがわかってくる。 侯爵から盗みを依頼され、準備をしている間に、隠していた「どろぼうの神さま」の正体が仲間に知れる。 スキピオと仲間たちは分裂し、彼らは別々の道を歩いていくことになる。 ネタバレになるからこれ以上書けないけれども、スキピオの選んだ人生は、正解なのかな。 本人が幸せならそれでいいのかもしれないけれど、本当はありのままのスキピオを受け入れる何かがあってほしかった。 子どもは早く大人になりたいと思い、大人はまた子どもに戻りたいと思う…ものなのか。 私は子どもには戻りたくないなあ。 せいぜい20代前半だな。 ”子どもはそれぞれ、じぶんの速度で成長していきます。だから大人は、子どもを急がせずに、子どもが子どもであることを受け入れ、成長を見守ってほしい。この作品には、そんなメッセージが込められているように思えます。” と訳者あとがきに書いてありましたが、プロスパーなんかも弟を守るためとはいえ無理に大人のようにふるまっていたところはあった。 子どもをペットかアクセサリーのように思っているプロスパーとボーのおば。 金儲けのことしか考えていないバルバロッサ。 孤児院育ちなので、プロスパーたちの気持ちをわかってくれる大人イダ。 子どもたちの気持ちを汲みながら大人としての最善手を考える探偵のヴィクトール。 不幸な子ども時代を過ごし、幸せな子ども時代を取り返したい侯爵。 大人たちもそれぞれに個性があり、続きの気になるストーリーと相まって、ページを繰る手がとまりませんでした。
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水の都ヴェネツィアを舞台にした子供たちの冒険のお話と思いきや、ちょっぴりファンタジーだった。 廃業した映画館で暮らす子供たち、子供に暮らす場所とお金を提供する「どろぼうの神さま」、妹の子供を探すおばさんの依頼を受けた探偵。子供たちも個性的で、子供の頃に読んだらもっと楽しめただろう...
水の都ヴェネツィアを舞台にした子供たちの冒険のお話と思いきや、ちょっぴりファンタジーだった。 廃業した映画館で暮らす子供たち、子供に暮らす場所とお金を提供する「どろぼうの神さま」、妹の子供を探すおばさんの依頼を受けた探偵。子供たちも個性的で、子供の頃に読んだらもっと楽しめただろうなと思った。
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子どもの世界を、よく表現してるんじゃないかと思います。だから、子どもがどんな感想をもつか、気になります。厚い本なので、本好きな子向けかも。しかし、色んな子に読んでほしい。
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友達といざこざは起こしたくないと思うほんでした。児童文学ですが、大人も楽しめると思います。自分は大人になりたいのか、子どもになりたいのか、そう考えるさくひんです。あつい友情も素敵です。
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まごうことなき児童文学。以前読んだ『漂泊の王の伝説』は、児童文学のなかでも「大人が読んでもおもしろい」小説だと思いましたが、この『どろぼうの神さま』は、「子供が読むからこそおもしろい」小説だと思います。中年男性たるわたしが読むには、なかなかつらかったです。でも、丁寧に作られていて...
まごうことなき児童文学。以前読んだ『漂泊の王の伝説』は、児童文学のなかでも「大人が読んでもおもしろい」小説だと思いましたが、この『どろぼうの神さま』は、「子供が読むからこそおもしろい」小説だと思います。中年男性たるわたしが読むには、なかなかつらかったです。でも、丁寧に作られていて、読んでいていい気持ちになれました。【2021年7月1日読了】
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