栄光一途 の商品レビュー
柔道界のドーピング問…
柔道界のドーピング問題。最後まで飽きずに読めました。デビュー作と聞いて、驚きました。
文庫OFF
柔道界を舞台にした、…
柔道界を舞台にした、ドーピングの問題提起的な情報小説として楽しみました。
文庫OFF
◎!
第4回「新潮ミステリー倶楽部賞」受賞、デビュー作です。オリンピック直前の日本柔道界で、ドーピング選手を探る極秘任務を受けた主人公。その結末は?一気に読ませる、テンポ良いミステリー。
mari104
パリオリンピックもそろそろ。たまたま手に取ったのがオリンピックの柔道に関する物語、と言うのがなんだか感慨深い。強いと言われている人でさえ、自分の限界や恐れに苦しみ、何かに縋ろうとする、それが人なのか薬なのかマインドなのか。そして立場が違えばまた新たな問題が発生する。凡人が思う、金...
パリオリンピックもそろそろ。たまたま手に取ったのがオリンピックの柔道に関する物語、と言うのがなんだか感慨深い。強いと言われている人でさえ、自分の限界や恐れに苦しみ、何かに縋ろうとする、それが人なのか薬なのかマインドなのか。そして立場が違えばまた新たな問題が発生する。凡人が思う、金メダルを取れば悠々自適、と思うのとは程遠く、また孤独の戦いが始まってしまうんだなと思うと、なんだか可哀想になってくる。華やかな表舞台とは違う一面に少し触れることができ、オリンピックの見方が一気に変わる気がした。
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存在は知っていたものの、スポーツものということでイマイチそそられなかった雫井氏のデビュー作。 序盤で既に今まで舐めていたことを実感する面白い展開でした。日本柔道界とかドーピングといったテーマより、ミステリーとしての展開の巧みさと名脇役の深紅の存在が良かったです。 唯一、シンジの正...
存在は知っていたものの、スポーツものということでイマイチそそられなかった雫井氏のデビュー作。 序盤で既に今まで舐めていたことを実感する面白い展開でした。日本柔道界とかドーピングといったテーマより、ミステリーとしての展開の巧みさと名脇役の深紅の存在が良かったです。 唯一、シンジの正体に少し余計な要素を入れ過ぎた感があるので、それさえ無ければ星5つだったかも。
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美味しそうに蕎麦を食べる深紅がいなかったら、いろんな意味で救われない話だなぁ。人の二面性も怖いけど、「道」を究めるべくその道しか知らないというのも別の意味で怖いものだ。
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柔道強化チームのコー士、望月篠子は「ドーピングをしている選手をつきとめよ」という任務を言い渡される。仲良しの剣士、深紅たちと調査をしていくうちに、意外な事実を突き止めたり、いろいろな事件に巻き込まれたりする。 主人公の篠子が、強い人間ではなく、いろいろな弱さを持ち合わせているのに...
柔道強化チームのコー士、望月篠子は「ドーピングをしている選手をつきとめよ」という任務を言い渡される。仲良しの剣士、深紅たちと調査をしていくうちに、意外な事実を突き止めたり、いろいろな事件に巻き込まれたりする。 主人公の篠子が、強い人間ではなく、いろいろな弱さを持ち合わせているのに教官を持った。また友達の深紅がすごくかっこよかった。そんな友達がほしいと思った。
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ー 真実とはすなわち、百パーセント信じ切る心理状態の対象物でしかないのよ。あなたの内面の極めて主観的な問題なの ー オリンピックを目前に控えた柔道界のドーピングをめぐる物語。 後半のもやもや感が凄い。 タイトルが皮肉でしか無い。 ミステリーとして好きなスタイルではないけれど...
ー 真実とはすなわち、百パーセント信じ切る心理状態の対象物でしかないのよ。あなたの内面の極めて主観的な問題なの ー オリンピックを目前に控えた柔道界のドーピングをめぐる物語。 後半のもやもや感が凄い。 タイトルが皮肉でしか無い。 ミステリーとして好きなスタイルではないけれど、小説としては好き。
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柔道の若い女性コーチが主人公 オリンピック出場を目指す二選手にドーピングの疑いがありその調査をまかされる 調査しながらもいろんなことが起こっていた 柔道の試合の描写などはすごかったです あんまり想像はできませんでしたが 終盤の経過はまたいろいろと大変でした
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雫井脩介さんのデビュー作で、テーマは柔道界とドーピング。雫井さん自身が柔道経験者という事もあり、柔道技や試合の描写が多いのですが、柔道を知らない人にとっては非常に退屈な作品と感じるかもしれません。。。
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