うさぎのダンス の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ア然、ボー然、突然の作家デビュー!愉快、痛快、奇っ怪な、(そして、ちょっぴりせつない)コケシ・ワールド解禁!めくるめく禁断の性へのオデッセイ。 という紹介文ですが、先に金魚の昼寝を読んでいたせいか、突き抜けるような切なさがありました。 トオルの、親との関係性にもセクシュアリティにもうじうじ悩まない(というか悩むという発想がない)ところが好き。めそめそするのが好きな人には向かない小説かも。 しかし朋子がトオルに与えた影響は計り知れないものがあるね。
Posted by
なんだかあまりにがさつな心理描写。ちょっと読んでて悲しくなった。主人公の夜の世界に対する順応力もよく分からない。日本の現代女流作家の作品が大好きなだけにこれは頂けない…すみません
Posted by
小説といっていいのか…四谷でバーを営む、有名なおかまさんが著者です。 半自伝的作品。なんというか、当時の風俗や、夜の世界に生きる人間達のプライドやらがとてもいい。のだが、同時にさみしい本でもある。 一番最後のシーン。お風呂に沈んでいくシーン。あそこが一番、さみしい。
Posted by
- 1