ラファエル前派 の商品レビュー
絵の説明に、画家は言いました~ と画家の弁が記されているのがいい。 「オフィーリア」のモデルは20才のエリザベス・シダル。コヴェント・ガーデンの帽子屋で働いていたところをウォルター・テヴェレルに見いだされた。制作にあたってはミレーはアトリエに浴槽を持ち込み、水をランプで下から温...
絵の説明に、画家は言いました~ と画家の弁が記されているのがいい。 「オフィーリア」のモデルは20才のエリザベス・シダル。コヴェント・ガーデンの帽子屋で働いていたところをウォルター・テヴェレルに見いだされた。制作にあたってはミレーはアトリエに浴槽を持ち込み、水をランプで下から温めたとある。エリザベスはロセッティの妻となっている。 「プロセルピナ」ロセッティ1873-77 モデルはジェイン・モリス ページ向かいにジェインの写真がある。 「シャロットの女」ウォーターハウス1888 テニソンの同名の詩を題材にした3連作の第2作。女性が船に敷物を敷いて乗っている。 18cmと小さい本なのだが、紹介されている絵に目を引くものがある。 「1855年3月の習作」ジョン・インチボルド 左に大きな木、冬で枝のみが空に映えている。 「ペグウェル湾、1858年10月5日の想い出」ウィリアム・ダイス1858 ドーバー海峡にそびえる白亜の断崖と浜辺で貝か何かを拾う女性たち。ペグウェル湾は検索するとカンタベリーの東、イギリス南海岸の東端、フランスのカレーと相対するところだった。 著者:ローランス・デ・カール オルセー美術館学芸員。1998-99年にエドワード・バーン=ジョーンズの回顧展を企画。 1999© 2001.3.20第1版第1刷 2014.2.10第1版第6刷 図書館
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読み終えたら、、今まで、ラファエル前派について、名前と有名な作品のタイトルぐらいしか知らなかったことに気づいた。 彼らの主張や信念を知った。彼らは画家としての才能だけではなく文学にも優れていた。 端から見れば斬新だったに違いない。 ただ彼らにとってはおそらく自然なことだったの...
読み終えたら、、今まで、ラファエル前派について、名前と有名な作品のタイトルぐらいしか知らなかったことに気づいた。 彼らの主張や信念を知った。彼らは画家としての才能だけではなく文学にも優れていた。 端から見れば斬新だったに違いない。 ただ彼らにとってはおそらく自然なことだったのだろう。 彼らが描く絵は形式的ではなく自然。偽りがない様に見える。 特にミレーの絵はリアルで美しく私好み。 ラファエル前派兄弟団のファンになった。
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ラファエル前派二冊目。 東京美術の『ビギナーズコレクション』に比べて、コンパクトながらも情報量が多い感じ。絵自体は『ビギナーズ~』のほうが見やすい。 当時の時代背景や個々の生い立ち、評価など、基本的なことはしっかりと押さえられている。加えて、当時の生の批評や反論も収録されているの...
ラファエル前派二冊目。 東京美術の『ビギナーズコレクション』に比べて、コンパクトながらも情報量が多い感じ。絵自体は『ビギナーズ~』のほうが見やすい。 当時の時代背景や個々の生い立ち、評価など、基本的なことはしっかりと押さえられている。加えて、当時の生の批評や反論も収録されているのは珍しい。 最後の最後に、ビアズリーに結構なページを割いてくれているのも嬉しいところ。
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ロイヤル・アカデミー展のショップで売っていた。展示会でも、「ラファエル前派」という語が頻出していて、なんだこれ?と思っていたので、一通り読んでおこうかと思って購入した。全然知らなかったので面白い。 そして、この、創元社の「知の再発見」双書は、面白そうなものが多い。カーリルで見た...
ロイヤル・アカデミー展のショップで売っていた。展示会でも、「ラファエル前派」という語が頻出していて、なんだこれ?と思っていたので、一通り読んでおこうかと思って購入した。全然知らなかったので面白い。 そして、この、創元社の「知の再発見」双書は、面白そうなものが多い。カーリルで見たところ、ほぼ図書館で借りられそうなので、いくつか読んでみようかな。
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ラファエル前派展が近々あるので前知識を入れておこうかと。 知っている作品はあったけど、そもそもの知識が足りなかったようで、いろいろわかりました。やはり表紙の作品が印象深い。
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ラファエル前派展に向けて。ラファエル前派は作品だけでなく人間関係も魅力の一つ。今作はそこがしっかりと書かれていてよかった。ざっとした美術史も知れてよい。
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こんなにも面白いやつらがいたとは! ラファエル前派……! ラファエルスキーからするとけしからん命名だが、分かる。 君らの言いたいことも、やりたかったこともって、偉そうだが。 いや、にしても。 にしてもだ。 「ラファエル前派」が熱いのは、これがいっこの「青春」の物語をすでに創り上...
こんなにも面白いやつらがいたとは! ラファエル前派……! ラファエルスキーからするとけしからん命名だが、分かる。 君らの言いたいことも、やりたかったこともって、偉そうだが。 いや、にしても。 にしてもだ。 「ラファエル前派」が熱いのは、これがいっこの「青春」の物語をすでに創り上げているからである。 こんなにも真面目に青春をしていた芸術家がいたということが嬉しい。 素晴らしい。 以下、主な登場人物。 ダンテ・ガブリエル・ロセッティ(自分を「神曲」のダンテとかに置き換えて絵を描いちゃうおちゃめなやつ) エリザベス・シダル(その恋人、詩や絵画に才能を発揮するも病んで自殺めいた死に方をする。ミレー「オフィーリア」のモデル) バーン・ジョーンズ(23歳の時に、28歳で大学教授だったロセッティに出会う。ロセッティを慕う若き画家) ウィリアム・モリス(バーン・ジョーンズの生涯の友人。アーツ・アンド・クラフツ運動の先駆者。商売も上手) ジェイン・モリス(モリスの奥さん。超美人。エリザベスの死後、ロセッティとは親密になり彼の絵のミューズになっていく) マリア・ザンバコ(ジョーンズの彼女。モデルでもちろんカワイイが、ある絵のモデルになったのち、ジョーンズとは別れる) ジョン・エヴァレット・ミレイ(ラファエル前派創設に関わる。次第に、集団とは距離をおき、画家として偉大になっていく) オーブリー・ビアズリー(ラファエル前派のほぼ実体がなくなりかけた頃にやってくる天才。ジョーンズやモリスに不審を抱きつつ、疑いつつ近づき、そしえやはり拒絶をされたりする) 映画か?と言いたくなるようなメンツ、そして関係。 素晴らしい。 彼らの物語のハイライトはオックスフォード・ユニオンをみんなで装飾するところだろう。 ジョーンズやモリスが中心で、彼らは慕っているロセッティの周りをくるくる廻って、笑いしかなかったらしい。 そして、彼らの関係も段々変わる。 もちろん、思想や芸術や、そういうものの変化が大きいのだろう。 けれど、根本には年齢があるのではないかと思う。 時の流れはそういうものだ。 彼らの芸術の動きは、彼らの青春と密接に関わる。 心や精神が未熟で、それが成熟(のようなもの)に向かう。 その間におこる様々。 これは劇的だ。 本当に、劇的だ。 世代をいくつもまたぐのも、いい。 最後のあたりに、天才・ビアズリーが登場するくだりは興奮する。 あまりにも物語的で、だ。
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エヴァレット・ミレイ、バーン・ジョーンズなどラファエル前派を代表する名画とその解説。絵画の掲載頁はオールカラー。絵が小さいのが難点。
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ミレイのオフィーリアに目を奪われ、柄にもなく美術本を手にとってみました! 教養なさすぎな私だから、カラー写真満載だったのは嬉しい♪ 絵に隠された意味を自分で確認できるのがわかりやすいし、面白い! 色鮮やかに細かく再現された彼らの描く自然の姿は、どれだけ見てても飽き...
ミレイのオフィーリアに目を奪われ、柄にもなく美術本を手にとってみました! 教養なさすぎな私だから、カラー写真満載だったのは嬉しい♪ 絵に隠された意味を自分で確認できるのがわかりやすいし、面白い! 色鮮やかに細かく再現された彼らの描く自然の姿は、どれだけ見てても飽きない。 ヒューズの『四月の恋』の色使いもすごく好き。 今年の夏にオフィーリアが日本に上陸するらしい!! 見に行くしかないねっ!!
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