タナトス の商品レビュー
子どもは判ってくれないからのリファレンス。 最初から最後まで壊れた女の話。 カートコバーン自伝 病んだ魂、を思い出しました。 女の子はずっと父性からの祝福を捜してる、だから寂しいし愛しいということを克明にしている。 刃物は危険だが、無いと糧を得ない、そういう一冊だと思う。
Posted by
初めて読んだ村上龍の本。 読んだというより読み始めたけどキューバが舞台になった麻薬、セックスのことばかり。 あまりにもくだらないので30ページでギブアップ。
Posted by
人様と快活なディスカッションをできないような暗いストーリーなので、一般的な人気があまり出ないのだけれども、文体の秀逸と文学が追求するべき社会性を持つ(=社会の問題に作家として迫るのが文学の役割でしょ)のが村上龍の小説であり、三島由紀夫以降(チョット古すぎるか。しかし、今の小説家で...
人様と快活なディスカッションをできないような暗いストーリーなので、一般的な人気があまり出ないのだけれども、文体の秀逸と文学が追求するべき社会性を持つ(=社会の問題に作家として迫るのが文学の役割でしょ)のが村上龍の小説であり、三島由紀夫以降(チョット古すぎるか。しかし、今の小説家で天才っているかい?いたら、コメント返して)の日本文壇の天才。ハルキのエンターテナーとしての卓越した才能(面白い、だけど中身は空虚)の10倍の文学的才能。 最近は小説書かずに、コギャルの就職問題や金融問題で社会的課題にせまるというつまんない仕事をしてる。みんなが小説を買ってあげないからじゃないか。
Posted by
ちょっと頭のおかしいレイコがキューバに来て、そこに住んでいる日本人がなりゆきで世話をする。 レイコの回想がほとんどをしめる。ヤザキ(先生)とレイコのSMのような関係。そこにケイコが加わる。 性描写が多くてそれが気になる。 村上龍特有のリフレインが出てくる。一言のリフレイ...
ちょっと頭のおかしいレイコがキューバに来て、そこに住んでいる日本人がなりゆきで世話をする。 レイコの回想がほとんどをしめる。ヤザキ(先生)とレイコのSMのような関係。そこにケイコが加わる。 性描写が多くてそれが気になる。 村上龍特有のリフレインが出てくる。一言のリフレインもあれば、2ページ以上に渡る部分のリフレインもある。 名言もいくつか埋め込まれています。
Posted by
ひゃーーすっごい世界。そんなところが読みづらく重くはあったけど、名言がいっぱいあった。世界のしくみがちょっと分かたぜ。
Posted by
- 1