アリスへの不思議な手紙 の商品レビュー
ドジソンという人はのべつナンセンスな手紙を書いていたようで、英語のニュアンスが分からなくても面白い手紙を多く読めた。英語が分からないのが残念。 また豊富な図版も楽しい。アリスの世界の魅力は絵によっても増しているのではないかと思った。 まあロリコンだなんだと批判はできるのだろうけど...
ドジソンという人はのべつナンセンスな手紙を書いていたようで、英語のニュアンスが分からなくても面白い手紙を多く読めた。英語が分からないのが残念。 また豊富な図版も楽しい。アリスの世界の魅力は絵によっても増しているのではないかと思った。 まあロリコンだなんだと批判はできるのだろうけど、それによって彼の文学の魅力が損なわれるというのはない。 そういえばアリスが本当に女王になるかも知れなかったというのは初耳だった。写真を見ても確かに美人である。。。。
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- ネタバレ
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山崎ナオコーラ氏のエッセイで触れられていて たまたま見つけたので読んでみた。 (本当にこれだったかは不確か。) 不思議の国のアリスを読んだことがないという 致命的な出だしの間違いを犯している私には ふ~ん。。。という感じだが ルイス・キャロルのいろんな面が見られて アリスファンにはなかなか興味深い内容と思われる。 優秀な生徒だったこと、吃音に悩まされていたこと、 何より多くの子ども達と手紙を交わしていたという かわいくもあり、怪しくもとれる趣味が 印象に残った。 しかしその子どもたちとのやり取りの数々が アリス小説を生み出すきっかけであり創造力の源だったんだろう。
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ルイスキャロルは大変筆まめな人だったようです。 この本は彼が送った手紙の内容で、彼の生涯を辿っていきます。 手紙は読みやすい上に「アリス」の文体のようなユニークさがあります。写真やイラストもたくさんついていて読みやすい。 挿絵作家や編集者との本作りの相談の手紙を読むことで本の...
ルイスキャロルは大変筆まめな人だったようです。 この本は彼が送った手紙の内容で、彼の生涯を辿っていきます。 手紙は読みやすい上に「アリス」の文体のようなユニークさがあります。写真やイラストもたくさんついていて読みやすい。 挿絵作家や編集者との本作りの相談の手紙を読むことで本の編集の流れが分かったり、身近に起こったことを家族に報告した手紙でルイスキャロルの日常生活などが詳しく分かります。 手紙という身近なもので伝記などを読むより、ルイス氏のことをより理解しやすいかもしれません。
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ルイス・キャロルという人が凝縮されたような本です。キャロルが小さな友達や家族に送った手紙の内容がわかります。絵やキャロルの撮影した写真などがとても素敵に散りばめられています。
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