マッキンゼー式 世界最強の仕事術 の商品レビュー
その違いが、全てを変える!!
マッキンゼーが、何ゆえ世界でもトップクラスのコンサルティング会社であるのか。突飛なノウハウが詰まっているわけではない。当たり前のように思えることを、「当たり前に実践」できるか。その違いが、全てを変えるのだろう。
marie
日々の業務をより生産的にするための意識のヒントがまとめられていた良書であった。 小さなテーマごとに、筆者の一流コンサルタント集団での経験とそこから得た学びがコンパクトにまとめられていた。 特に印象に残ったヒントが2つある。 1つは、「シングルヒットを打つ」意識を持つことである。...
日々の業務をより生産的にするための意識のヒントがまとめられていた良書であった。 小さなテーマごとに、筆者の一流コンサルタント集団での経験とそこから得た学びがコンパクトにまとめられていた。 特に印象に残ったヒントが2つある。 1つは、「シングルヒットを打つ」意識を持つことである。毎回完璧(ホームラン)を狙うのではなく、単打を積み重ねる意識が大事との教えである。不健全な完璧主義に陥りやすい自分にとって、心に留めておきたい言葉であった。 もう1つは、「大きな問題も構成要素に分解すれば解決出来る」意識を持つことである。自分でも解けるレベルまで課題を分解する癖をつけることで、様々な大きな問題にも怯まず一歩を踏み出せる。よく不安に駆られて焦る自分に言い聞かせたい言葉だった。 今後何か困ったことがあれば、本書の該当項目を読み返してヒントをもらい、前に進んでいけると感じた。
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コンサル系の仕事に関するテクニックを除く全体像を知りたい方にはオススメ。しかし、具体的なテクニックなど専門技術を知りたい人には物足りないと思います。
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この手の本は、ロジカルシンキング系・問題解決系の本を1〜2冊読めば書いてある内容と大体同じで、あとは個別の事例が異なる程度。まだその手の本を読んだことがないなら初めの一冊として選ぶのは良いかも。 ・コンサルタントは、クライアントの限界を知るという責任がある。提案はその限界内に収...
この手の本は、ロジカルシンキング系・問題解決系の本を1〜2冊読めば書いてある内容と大体同じで、あとは個別の事例が異なる程度。まだその手の本を読んだことがないなら初めの一冊として選ぶのは良いかも。 ・コンサルタントは、クライアントの限界を知るという責任がある。提案はその限界内に収まるようにしなければならない。 ・チームのきずなが深まるのは大抵仕事を通してである。重要なのは、一緒にうまく仕事ができることで、自分が重視されている・自分の考えが尊重されているとメンバーが感じること。 ・面接調査をするのは、他人の中にある情報や経験、逸話に接したいから。話を聞くためにそこにいるのであって、話すためではない。 ・適切な答えを提供するのではなく、クライアントに受け入れてもらわないといけない。そのために、調査結果を事前に説明しないでプレゼンをすることはしない。 ・あらゆる人に最大限の敬意をもって接すること!みんな、自分の思っている以上の力をもっている。
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戸口まできて立ち去ろうとするその時、振り返って、指をこめかみに当てながら「ごめんなさい、あと1つだけ」と質問するのである この一行のために星追加 それ以外は特に学びはなかった
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80 ・クライアントとは協働作業。クライアント企業を味方につける。 ・シングルヒットを打ち続ける。 ・初めての問題は存在しない。リサーチが鍵。
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マッキンゼー式とはなんぞや? そう思い、一読。 約20年前の本ということもあり、古さを感じた。 というのも、論理的思考を極めた世界観が展開されていたから。 おそらく、20年前はそれが世界最高峰の武器になったのだろう。 けれど、現在は多くの人がそれを身につけ始めた。 論理的思考...
マッキンゼー式とはなんぞや? そう思い、一読。 約20年前の本ということもあり、古さを感じた。 というのも、論理的思考を極めた世界観が展開されていたから。 おそらく、20年前はそれが世界最高峰の武器になったのだろう。 けれど、現在は多くの人がそれを身につけ始めた。 論理的思考は有利で武器になるけれども、最高峰ではない。 もちろん、これは現在のマッキンゼーではないので、今のマッキンゼーはもっと進化しているのだろうと思う。 その中においても80:20の法則は勉強になった。 時間の80%を占める仕事で20%の利益しか生んでいない。 とか、反対に 20%の人材が80%の利益に貢献している。 とかが成り立つことが大いにあるそうだ。 あとは、3つのポイントとMECE。 また、この頃は(今もかもしれないけど) 徹夜、長期出張などの長時間労働してたんだなぁと。 確かに論理的思考を極めるには時間が必要なのかもしれない。 それを越える新時代の何かが必要な気がした。
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マッキンゼーで働いていた人が、その素晴らしい会社で働く人たちを振り返って、思い出として書いた感が強い。(年取った人の若かりし日の思い出) 参考になるのは、有能な人たちは、あらゆる課題を、徹底して構造化することにより解決していくというその手法である。無理と思われる課題も構造化してみ...
マッキンゼーで働いていた人が、その素晴らしい会社で働く人たちを振り返って、思い出として書いた感が強い。(年取った人の若かりし日の思い出) 参考になるのは、有能な人たちは、あらゆる課題を、徹底して構造化することにより解決していくというその手法である。無理と思われる課題も構造化してみることにより必ず解決策がみつかるというその思考は、実践してみたいと思う。 また、構造化における重要なキーワードとしてMECE(ミーシー)が挙げられているのも興味深い。マッキンゼーの優秀な社員は入社したときから、説明、文書作成、プレゼン全てにおいて、MECEが徹底的に叩き込まれているらしい。
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事実を重要視していて、これでもかというくらいに検証する。現場の有能な人が出すアウトプットの品質と同じくらいでかつ、早く出せる。ただ、マッキンゼーにいる人ほど有能な人はいないのが常。 企業の平均的な能力値があるとすると、マッキンゼーの最下層の人と比べても最下層の人のほうが勝る。
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・解決法の構築 1.事実に基づき 2.厳密に構造化され、3,仮説主導である ・当初仮説 行動する前に問題の解決策を考えること。 ⇒手元にある基本的事実をできるだけ纏める⇒構成要素に分解⇒各キードライバーについて、実現可能な提案を考える⇒もっと細かな問題点に分ける⇒それぞれの問題点...
・解決法の構築 1.事実に基づき 2.厳密に構造化され、3,仮説主導である ・当初仮説 行動する前に問題の解決策を考えること。 ⇒手元にある基本的事実をできるだけ纏める⇒構成要素に分解⇒各キードライバーについて、実現可能な提案を考える⇒もっと細かな問題点に分ける⇒それぞれの問題点について、仮説を証明あるいは反証する分析 ※チームで立てた当初仮説のほうが、個人よりはるかに強力。あら捜しができる ・分析方法メモ:フォーシズ・アット・ワーク/ビジネスプロセスリデザイン ・目標 あくまで到達可能な設定を。自分の力に余ることは請け負わない。 ・チームのきずな チームの絆は仕事を通して深まる。 自分が重視されていると感じることが大事。 ・チームの士気 チームの体温を図るために、話すこと。一定方向に進む。チームメートに彼がしている作業をの目的を知らせる。敬意を持って接する。(敬意とは自分がしたくないことや、したことがないことを人にさせないことを意味する) ・リサーチのテクニック 外れ値に着目。(良い数字と悪い数字に着目)・業界でうまくやっている方法を真似る。 ・ミーティング 全員を出席させる、議題は必要最低限、リーダーはできるだけテキパキと議題を処理する。 ・ブレーンストーミング会議 ポストイット使用、フリップチャート使用、不平不満を吐き出させる。最大で2時間が限界。準備が大事(全員が同じ知識基盤があるようにする) リーダーは仮説をもってきて、この仮説をみんなで攻撃しようという進め方が効率的かもしれない。 ・面接調査 事前準備は大事。これだけは聞くというポイントを絞っておく。原則一般的な質問から始めて具体的なことに移行したほうが、面接社のウォーミングアップになり、心を開いてくれやすい。 自分が知っている質問をいくつか入れるておくと、相手の力量が図れる
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