反乱のボヤージュ の商品レビュー

野沢尚(著者)

2013/04/18

「廃止の危機にある、大学の学生寮を舞台に、寮存続に奮闘する学生と大学側から送り込まれた舎監との心の交流を描く。」by wiki

７０年代始め。学生運動が盛んな頃に、警察官として従事していた男が、学園側の刺客として舎監に就任した。

舎監を追い出し、学生寮を守りたい寮生。
学生寮を取り壊し改築したい学園と、「学生」を憎む舎監

様々なトラブルに巻き込まれ、追い込まれる寮生と学園の闘争はエスカレートし、刺客がついに動く。

高校の時に読んで、小説にハマるキッカケとなった小説です。

2012/12/02

大学寮の建て壊しが舞台の小説。東大駒場寮がモチーフだと思われます。僕も大学時代、寮の建て壊しに直面したので興味深く読みました。僕らは素直に立ち退きしてしまったので、『僕らも抵抗しても良かったんじゃないか？』という気持ちで読んでました。

それにしても野沢尚さんはイイですね。亡くなられたのが本当に惜しいです。

2012/09/17

全共闘世代の子供たちが学生寮の自治を守るため大学と戦う。学生運動が盛んな時期の機動隊員であった名倉さんが寮の舎監として送り込まれるが、彼は敵か味方か？平和な世の中で自分の存在意義を問いなおす。

2012/09/03

薫平は首都大の寮生。その弦巻寮が廃寮に。 存続のため戦う寮生と、舎監・名倉。団塊の世代とそのジュニアたちの断絶と交流を描く。

名倉さん、かっこいい！かっこよすぎる！
包容力の固まり！父性ですね、頷けます。

現代の若者の失われた熱意を思い出させる作品。

2012/06/20

大学敷地内にある古い学生寮を舞台にした小説。 廃寮を主張する大学側と、寮の存続を求める学生が 衝突してしていたが、大学側が学生寮の存続を認めることになった。 しかしそこには一つの条件が・・・。 その条件とは舎監・・・大学側が指定した管理人を置くというもの。 しかし、その条件を飲んだ結果、寮の存続に危機が訪れてしまう・・・。 何処無く、学生運動をしていた頃はこうだったのかな？ などと思わされてしまうストーリー。 さらに、学生自体の甘酸っぱい感情も呼び起こされてしまいます。 ちょっと疲れたときに

2009/10/04

この本を読んで大学に行くことを決めました。大学の入試の面接のときに志望動機を聞かれたんですけど、この作品の主人公がいったセリフを言っちゃいました（笑）

2009/10/04

大学の廃寮の危機の中で繰り広げられるストーリー。
「弦巻寮（つるまきりょう）」の主な登場人物たちが、ストーリーごとに浮き彫りにされていき、楽しさあり切なさありで良かった。
個性的な学生のほかに、舎監（寮の管理人）の名倉さん、食堂のおばさんの菊さんなどとても味わい深い人たちが登場して、かなり面白かった♪

面白かったので、ぜひもう一度読みたい小説です。

2009/10/04

「恋って、いいね。」BY本多真純。想う人が、いてくれてよかった。ここに、この時代にいてくれて、出会ってよかった。二人が人間でよかった。人を好きって気持ちで、警察に捕まることさえ厭わなくなるなんてすごいと考えさせられた１冊。

2009/10/04

途中で読むの挫折したのかも・・・あんま覚えてないけど、昔の話っぽくわからないことが多かった。これって岡田くんとか、あと関ジャニ∞の誰かがでてた映画だったと思う。

2009/10/04

知ってる人も多いであろう反乱のボヤージュ。
これはＶ６の岡田でドラマになってた。
２時間くらいずつ２日くらいにわけてやってたのを覚えてる。
さらっとした文章でとっても読みやすかった。