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キルギス大統領顧問日記 の商品レビュー

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2022/08/11

ルワンダの本より中央銀行の話は少なめ。日銀に勤めるってすごいな。中央アジアを地政学的に見るって意識したことなかったので勉強になった。

Posted byブクログ

2011/12/07

中央アジア諸国は、同じアジア人として概して親日感は強いがキルギスは際立っている。キルギス人は顔つき、風貌、所作、メンタリティが日本人に似ている。 日本人抑留者たちの生活態度と仕事ぶりはほとんど伝説化している。彼らの働きぶりがすごい貢献した。 1960年代末には、中国の文化大革命の...

中央アジア諸国は、同じアジア人として概して親日感は強いがキルギスは際立っている。キルギス人は顔つき、風貌、所作、メンタリティが日本人に似ている。 日本人抑留者たちの生活態度と仕事ぶりはほとんど伝説化している。彼らの働きぶりがすごい貢献した。 1960年代末には、中国の文化大革命の煽りを受けて、大量の中国籍ウィグル人がキルギス領内に流入している。 中央アジアではDACレベルで見れば、日本の経済援助が一番だが、プレゼンスは見えない。アメリカ、中国、ロシアのプレゼンスが大きすぎる。残念だ。

Posted byブクログ

2011/03/29
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※このレビューにはネタバレを含みます

[ 内容 ] シルクロードにたたずむ山岳と草原の国キルギスは、旧ソ連邦からの独立を果たし、市場経済への移行に苦悶していた。 IMFから中央銀行最高顧問として派遣された著者は大統領の信頼を得て特別顧問に就任する。 時にIMF本部と現地との温度差に悩み、時に日本からの不十分な支援態勢をかこちつつ、新しい国づくりに関わっていく。 日本のODAのあり方も考え、両国の相互理解交流に奮闘する中央銀行マンの日々を綴る。 [ 目次 ] 第1章 天山北路の親日国 第2章 国立銀行最高顧問 第3章 大統領経済顧問 第4章 日本センター館長 第5章 天山北路の人・歴史・文化 第6章 中央アジア海外経済顧問 エピローグ 2000年秋 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted byブクログ

2009/10/07

ロシア連邦の中の一国、キルギス共和国。 日銀からIMFに出向して中央銀行の指導に訪れた著者が大統領顧問に就任して、日本との交流、若者の教育を行っていく風土記。 新興国の中身がよく理解できる面白い一冊です。 外務省がけちって交流に資金も人手も出さない中、日本の某団体が手厚い援助を行...

ロシア連邦の中の一国、キルギス共和国。 日銀からIMFに出向して中央銀行の指導に訪れた著者が大統領顧問に就任して、日本との交流、若者の教育を行っていく風土記。 新興国の中身がよく理解できる面白い一冊です。 外務省がけちって交流に資金も人手も出さない中、日本の某団体が手厚い援助を行っているのにはびっくりです。 国際交流を通じて友好外交を下支えしていることはすばらしいのですが、そこ結果生じる日本政府内での某団体の発言力を思うと複雑です。 序文で推薦の辞を寄せているアカエフ大統領は後にクーデターでモスクワに逃げちゃうんですけど。

Posted byブクログ