クリストファーの魔法の旅 の商品レビュー
少年時代?青年時代のクレストマンシーを覗き見できて新鮮だった。 そこら辺にいる少年みたいだ。読むまで魅力的な部分があるかと思ってた。性格がキャットに似てる。
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大魔法使いクレストマンシー、クリストファー・チャントの幼少期。 命が9つある理由、銀がダメな理由、平行世界の成り立ち、普段心ここに在らずな焦点の合わない目つきをする理由など、色々なことが判明して行く一冊。 命を大事にしない無謀なクリストファーにやきもきさせられながら、最後はちゃん...
大魔法使いクレストマンシー、クリストファー・チャントの幼少期。 命が9つある理由、銀がダメな理由、平行世界の成り立ち、普段心ここに在らずな焦点の合わない目つきをする理由など、色々なことが判明して行く一冊。 命を大事にしない無謀なクリストファーにやきもきさせられながら、最後はちゃんと落ち着いてくれて良かった。 毎作品思うが、冒険が決着した後のことにも触れて欲しい。 この後どういう生活だったのか、ラルフ伯父さんは捕まった後どうなったのか、両親はあっという間に仲良くなったが(これぞ魔法を使った様な不思議な展開)どういう暮らしをしているのか、女神のその後は、、、気になる! 最後の手紙で日本が誉められているのは嬉しかった。
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4作目にして、やっとクレストマンシーメインの話。 挿絵は、ちょっといけすかない奴ですが、これまでの少年2人と同じく素直な…でもやっぱりちょっとこまっしゃくれた感じな。 これまでよりもすいすい読めて、すんなり入り込めて良かったです。 その少女小説など読んでみたいです。寄宿学校のために来ちゃう女神がとんでもなくって、かわいい。きっとその後の性格は、学校で半分ごっこ遊びをしていて身についたのだろうか、とか、じゃあクレストマンシーとの現在も、高度なごっこ遊びなのか、とか色々妄想でした。
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大魔法使いクレストマンシーシリーズの一応4作目。 おぉ、こう来たか、という感じで、結構前半から楽しく読めました。時系列的には「魔女と暮らせば」より前の話なのですが、「魔女と暮らせば」を読んでいるおかげで、別の楽しみ方がありました。 どうして、この作品の男の子はちょっとこう頼りないのだろうかとも思いつつ、いろいろなことを考えて成長していく姿を楽しんでいたら、特に、問題勃発の後の成長ぶりが素晴らしく…。 個人的にはタクロイも魅力的なキャラクターだと思います。 女神もとても素敵な女の子で、でも、彼女って「魔女と暮らせば」でも登場した彼女ですよね。 そんな風に、いろいろな伏線が、シリーズ全体にわたって引かれ、回収され、という感じで、シリーズを早く読破したくなりました。 それにしても、「魔女と暮らせば」のグウェンドリンもそうだったけれど、親切そうな顔をして他人を利用して嵌める人がまた登場。反面教師なのかもしれませんが(多分、クリストファーはラルフ伯父からいろいろ学んだと思うし)、物語の中の毒だと感じます。勧善懲悪で終わって良かったです。
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前回レビューを書いた「魔法使いは誰だ」で子供たちを助けてくれた大魔法使い、クリストファーの子供のころの話です。彼は九つの命をもつ大魔法使いで、あらゆる世界の魔法が正しく使われているか管理するクレストマンシーという役職についてます。前作では落ち着いていて物腰静かな彼だったのですが、...
前回レビューを書いた「魔法使いは誰だ」で子供たちを助けてくれた大魔法使い、クリストファーの子供のころの話です。彼は九つの命をもつ大魔法使いで、あらゆる世界の魔法が正しく使われているか管理するクレストマンシーという役職についてます。前作では落ち着いていて物腰静かな彼だったのですが、子供のころを知ると、どうやってあのような大人になったものか気になります。物語のなかでも成長していくんですけどね。前半は次々命を失っていく過程にハラハラし、文句ばかりいうクリストファーにイライラするのですが、後半一気に伏線が回収されて物語が進んでいくところは面白かったの一言につきます。
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クリストファーの少年時代のお話。わくわくする。女神とのエピソードはゲド戦記を思い出した。同じような題材でもジョーンズとルグウィンでは全然ちがうお話
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*えり* クレストマンシーシリーズ四作目! 面白かったー!大好きです! クリストファーと一緒にどきどきはらはら旅をしている気分でした! このこどもが何故あんな性格の大人になったのかも、 興味深いな~
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これは読んでると現実逃避できますね。睡眠中に別世界行けるとか昔の自分思い出して面白いです。 割りと全てのキャラクター愛せるますし良い作品だなー。
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クレストマンシーシリーズで一番好きな本。 クレストマンシーの謎が明らかになる少年時代の話。 何度読み直したかしれない、お気に入り。
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大魔法使いクレストマンシーシリーズの第2作。前作でクレストマンシーとして違う世界に呼び出された青年の少年時代の物語。 不思議な夢を渡る能力があったクリストファーだが、その世界は自分のいる世界の並行世界だった。クリストファーはその並行世界のどこにも自分を持たない。そのため、9つの...
大魔法使いクレストマンシーシリーズの第2作。前作でクレストマンシーとして違う世界に呼び出された青年の少年時代の物語。 不思議な夢を渡る能力があったクリストファーだが、その世界は自分のいる世界の並行世界だった。クリストファーはその並行世界のどこにも自分を持たない。そのため、9つの命を持っているとのこと。心を許した伯父は盗賊だし、母親はかまってくれないし、父親はわけがわからないし、引き取られた城は楽しくないし、人生詰んだ感があった彼。しかし、別の世界であった女神になっていた少女と、伯父の使いタクロイを助ける為に城の住人と協力し、成長していく。 タクロイを開放するために自分の命を差し出し、それが捉えられる前に燃やしてしまうくだりに納得した。ギリギリの選択が迫られたとき、落ち着いて最善の道が選べられる資質がクレストマンシーらしさと感じられた。
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