たのもしき日本語 の商品レビュー
日本語のたのもしさに関する本。 色々な言葉が対談形式で語られていて、その掛け合いが凄く面白い。 また、日本語のみならず、ロシア語やオランダ語、フランス語に至るまで幅広く取り扱っていて、それぞれに素朴な疑問が散りばめられています。 「アジト」ってロシア語が語源だったのか! 雑...
日本語のたのもしさに関する本。 色々な言葉が対談形式で語られていて、その掛け合いが凄く面白い。 また、日本語のみならず、ロシア語やオランダ語、フランス語に至るまで幅広く取り扱っていて、それぞれに素朴な疑問が散りばめられています。 「アジト」ってロシア語が語源だったのか! 雑学も吸収できます。
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にやにや読んでいるのをみられ、外国人に「翻訳シテクレ」と頼まれたら、相当困るであろう、一冊。国内向き。 ときどき出てくる吉田戦車さんのカットがGOOD。 続刊の「失敗、成功、中くらい」は文庫化されていない様子。
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日本語の「たのもしさ」を延々語りつくす本。「たのもしい」という表現自体から何となくおかしさを感じてしまったが、思い込みとか偏見ばかりと思いきやたまに当たってたりするのがまた面白い。
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言葉の可能性。言葉の可塑性。変容性。あいまいにしているけど、本当はそこのところどうなの!黒しろをはっきりつけてみよう!という意気込みを示した本。言葉がもっている表現としての楽しさは、こうした感性のすりあわせの中から磨かれるのではないか。言葉なんてつまらないよ、と思っている人にぜひ...
言葉の可能性。言葉の可塑性。変容性。あいまいにしているけど、本当はそこのところどうなの!黒しろをはっきりつけてみよう!という意気込みを示した本。言葉がもっている表現としての楽しさは、こうした感性のすりあわせの中から磨かれるのではないか。言葉なんてつまらないよ、と思っている人にぜひ。エコマッチ、ってどんな道具かこの本の中で探してみよう。吉田戦車の楽しいイラスト解説で笑うこと必定。
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吉田戦車が好きなので買ってみた本。博覧強記な二人が語の成り立ちから付随するイメージまで自由に語っていて面白い。これから真面目に言葉を研究する人にも良い入門書となるのではないか。研究の方向性を間違えそうだが。吉田戦車の言葉に対するこだわりが伺える。
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吉田戦車、川崎ぶらの2人が、日本語のたのもしさを五十音順に一語ずつ検証してゆく。絶妙なトーンに”変換”された2人の会話は、日本語自体に負けず劣らずたのもしいものだ。注釈に添えられたイラストはもちろん吉田によるもの。ファンならずとも一度は読みたい一冊。
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日本語のたのもしさ、検証本。対談集。久しぶりに「この本を読み終わる前に天災にあったらどうしよう、でもすぐに読んでしまうのはもったいない」というジレンマを感じた本。言葉のもつ些細な意味の違いや由来の勝手な想像がどこまでも誰からもつっこまれることなく伸びやかに語られる。面白くない方向...
日本語のたのもしさ、検証本。対談集。久しぶりに「この本を読み終わる前に天災にあったらどうしよう、でもすぐに読んでしまうのはもったいない」というジレンマを感じた本。言葉のもつ些細な意味の違いや由来の勝手な想像がどこまでも誰からもつっこまれることなく伸びやかに語られる。面白くない方向へ話が行こうとすると、きっぱりと切り捨て元に戻そうとする吉田戦車がかっこいい。なんといっても、2人の会話がたまらない。どこがたまらないかはまったく言う気はないがかまわないか。(ああ、言わないでくれてまったくかまわないさ)
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