エニアグラム(基礎編) の商品レビュー
「エニアグラム」は9つの基本タイプから成る性格分類。ネットで「エニアグラム」という言葉を見て、興味を持ち、本書を読んでみた。 性格分類ということで、血液型による性格分類などと同じような傾向の本かと思い読み始めてみたが、それほど軽い感じではない。心理学の要素が多聞に含まれているら...
「エニアグラム」は9つの基本タイプから成る性格分類。ネットで「エニアグラム」という言葉を見て、興味を持ち、本書を読んでみた。 性格分類ということで、血液型による性格分類などと同じような傾向の本かと思い読み始めてみたが、それほど軽い感じではない。心理学の要素が多聞に含まれているらしいので、そのためかも… エニアグラムの歴史は古く、多くの宗教とも関連があるが、特定の宗教と強く結び付いているわけではないし、それ自身宗教でもない。少なくとも本書にはそう書いてある。だが、読み始めの印象は宗教っぽい感じ。これが、道端で貰ったパンフレットだったり、家のポストに投函されていた冊子に書いてあったら、胡散臭い新興宗教絡みだと思うに違いない! 序盤では、エニアグラムについての概要が説明されている。QUESTという簡易診断テストで、自分がどのタイプの可能性が高そうかを知ることもできる。 中盤以降では、各タイプについての詳細な説明がされている。多少、回りくどい感じ。少なくともスッと読めるという感じではない。エニアグラムの基本性格タイプは9つだが、それぞれにウイングがあるため18タイプになり、そのまたそれぞれに健全・通常・不健全という成長のレベルがある。これらに、センター、統合と分裂の方向なども関わってくるので、そうそう簡単ではない。 一方で、興味深い記述も結構あった。自分を見つめ直すという意味でヒントになりそうなものも少なくなかった。私の場合、TAS(タイプ別態度診断分類テスト)でもはっきりとどのタイプであるかわからず終い。3つか4つ、傾向が強いタイプはあったが、突出したものはなし。 そのため、特定のタイプを掘り下げて読むという気にならなかったのだが、もっと顕著に自分のタイプがわかっていると、また違った読み方ができたかも。 全体的には、まぁまぁってところだが、誰にでもお薦めという感じではない。
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最初の2割程度読んで、ぐったり。全然面白くないので、クソ糞本かと思いきや、後の方でなるほどと思わせる示唆が多々ある。自分の性向を知るためにはこの本は参考になる。
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エニアグラムの本を何冊か読んだが、一番しっくりくる。 結構前に出た本なので、本屋で取り扱ってないことが多いが、これならエニアグラムの本を読む方は、是非、取り寄せるなりネット注文するなりして、この本を買って欲しい。 余談だが、「さあ才能に目覚めよう」という本のストレングスファイン...
エニアグラムの本を何冊か読んだが、一番しっくりくる。 結構前に出た本なので、本屋で取り扱ってないことが多いが、これならエニアグラムの本を読む方は、是非、取り寄せるなりネット注文するなりして、この本を買って欲しい。 余談だが、「さあ才能に目覚めよう」という本のストレングスファインダー(5つよ強み)も併せてやってみるといいかも。 似たような結果になるはず。 というか、ならないとおかしいが…
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古代ギリシアで生まれ、現代まで進化を続けた「エニアグラム」をぱらぱら読み。 古代のルーツとか、スピリチュアルとか、そういう観点から読むのもおもしろいし、実際にあたっていておもしろい。 わたしは、「平和をもたらす人」でした。 無意識に受けた子供時代のメッセージは「自己主張をす...
古代ギリシアで生まれ、現代まで進化を続けた「エニアグラム」をぱらぱら読み。 古代のルーツとか、スピリチュアルとか、そういう観点から読むのもおもしろいし、実際にあたっていておもしろい。 わたしは、「平和をもたらす人」でした。 無意識に受けた子供時代のメッセージは「自己主張をするのは、よくない」。 根源的恐れは「つながりの喪失、分裂を恐れる」。 各タイプの成長のレベルなどもあり興味深い。 (自分はどこだろう・・・)
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エニアグラムの本のなかでも、かなり専門的な内容な気がします。若干、翻訳本のせいか読みづらい箇所もありますが、エニアグラムを深く知るためには必須本になるかもしれません。
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今なお職場などでも用いられるエニアグラム。西洋心理学をもとに自身の性格“傾向”を知るという点で自分を客観的に見ることを目的としているので、占いとは一線を引いています。 タイプの概要、エニアグラムの基本構造・ルーツ、各タイプの詳細と、名の通り基本的な内容が説明されています。15年...
今なお職場などでも用いられるエニアグラム。西洋心理学をもとに自身の性格“傾向”を知るという点で自分を客観的に見ることを目的としているので、占いとは一線を引いています。 タイプの概要、エニアグラムの基本構造・ルーツ、各タイプの詳細と、名の通り基本的な内容が説明されています。15年前に発行された本で、多少訳の読みにくさは感じましたが、内容の古さは感じません。 エニアグラムのなかにはタイプの特定方法にまた様々な方法があるようですが、本書では各タイプごとに15項目をそれぞれ5段階の尺度で採点するというもの。算出した結果によって、最も自分である可能性の高いタイプを割り出していきます。各タイプの章の最後にガイドラインが設けてあり、間違えやすいタイプを教えてくれる丁寧さ。易しいです。長所または伸ばすべき要素、逆にストレスが掛かった時に陥りやすい状況など優れた面とその落とし穴との両方が書かれ、客観的に自分を捉えることができます。 全人類がたった9タイプにしか分類されないなんて信じられない、と回れ右をするのは勿体ない。 物事がうまくいっていると思っている時こそ足元を救われないよう時折ページを開き、今を見つめ直したい。
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性格のタイプ分け。いろいろな種類がありますよね。 私は、どんなテストでも、「これにぴったりはまるわぁぁ」な感覚を持つことが、あまりないんですよ。「このタイプの面もあるし、こっちのタイプのこういうとこもあるし」、また「診断では、このタイプになるけど、そうは思えない部分が結構ある」...
性格のタイプ分け。いろいろな種類がありますよね。 私は、どんなテストでも、「これにぴったりはまるわぁぁ」な感覚を持つことが、あまりないんですよ。「このタイプの面もあるし、こっちのタイプのこういうとこもあるし」、また「診断では、このタイプになるけど、そうは思えない部分が結構ある」とか、なんとも、よく分からなくなったりします。だからこう、すっごく「当てはまる」と自覚できる人が、少々うらやましいときもあります。 「私、○○タイプだから、自由が好きだし~」 「私、○○だから、きっちりしないと気が済まないの」 と聞いていて、ふと思うのは、タイプ分けによって出てきた性格を、意識して、自分に刷り込んでるところもあるんじゃなかろうか?ということです。もちろん良い面なら取り入れればいいし、そのタイプが気に入ったなら、あえて強化したい気持ちもあるだろうなぁ、とか。 そんなことを考えながら読んでいたら、おもしろい一文がありました。「エニアグラムは、私たちを箱(分類)に入れてしまうものではなく、すでに入っている箱について、そこからどうやって出ればいいかについて教えてくれるのです」 タイプ分けは、「私こういう人」って知るのが目的じゃなくて、はじめの一歩なんですね。「自分が性格だと思っている、決まったパターンを捨てましょう。そして真の変容を!」 カラーセラピーでも、どれか一色が多すぎても少なすぎても良くないよ、全部の色がバランス良くあるほうがいいよ、と言います。そして、虹の色はつながっています。バラバラにあるのではなく、スペクトルが揃って虹。 エニアグラムの各タイプも、連続したものだそうです。意識している性格にこだわることがなくなれば、全体とつながれる・・・なんか、ユングやトランスパーソナルを思い起こす感じです。。。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
エニアグラムに関する本の2冊目。 各々が持つ恐れに対して、どう対処すればよいかが明確に書かれているのが良い。 ぼくの場合はタイプ5の"調べる人"である傾向が大きいので、 「身体を動かす」ことを起点にしていけば良い状態を保てるとのこと。 単純な性格診断の本として読んでも面白いし、 自分の心がどうあれば良い方向へと向かうかも記されているので、 実用書としても読める。
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エニアグラムの本は何冊か読んでいるが、これがベストだと思う。何番寄りの何番、という概念もこの本だけ。気付きがたくさんあって泣けてきた。
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自分の本来の気質を知ることのできる本。エニアグラムを勉強したくて、購入。アンケートに答えると、自分本来のタイプが分かる。これが、あたりすぎていて、ぐさぐさと痛い・・・。でも、参考にできるし、誰に言われるでもなく、自分で自主的に学べたのがよかった。スピリチュアル系は苦手なので、これ...
自分の本来の気質を知ることのできる本。エニアグラムを勉強したくて、購入。アンケートに答えると、自分本来のタイプが分かる。これが、あたりすぎていて、ぐさぐさと痛い・・・。でも、参考にできるし、誰に言われるでもなく、自分で自主的に学べたのがよかった。スピリチュアル系は苦手なので、これくらいの感じまでが限界かなと思うので、ちょうどいい本だった。
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