アンドレ・マルローの日本 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ヨーロッパの絵画と日本の絵画は時が違う。捉えられ、再現された瞬間の長さも意味も違う。 日本の偉大な水墨画には時間がない。 アジアの人々は永遠の中に腰を据えている。 水墨画は、瞬間と永遠の対立させない。 竜安寺もそうである。 日本画で人物画は風景画を超えない。 アジアの画家にとって重要なのは、何が見えるかではなく、見えるものが何を意味し、それがどういう価値を与えるかなのだ。 ハラキリは死を所有する手段 自殺ではない 死は他界ではない のぞむときに自決する自由を尊重する文明 那智の滝 地面に向かって落下しながらもイメージは上昇している 下にいる人間と上にある空との対話 伊勢神宮 式年遷宮 二十年ごとに建て替え 時間の外側 非時間的 永遠性に固執した宗教的領域以上に儚い 自らの変貌を確固たるものにした芸術作品
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