1,800円以上の注文で送料無料

さよなら満員電車、さよなら社内の悪口。 の商品レビュー

5

1件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    0

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2009/10/04

原題は“Work Naked”、なのに邦題がこんなんになっちゃいました。 ちょっとリキみ過ぎでしたね。 主題はつまるところ、 「働く人々に、それぞれ最も効率よく働ける場所と時間を選ぶ自由を与えれば、その実りは大きい」 ということ。つまりテレワークのススメです。 IBM...

原題は“Work Naked”、なのに邦題がこんなんになっちゃいました。 ちょっとリキみ過ぎでしたね。 主題はつまるところ、 「働く人々に、それぞれ最も効率よく働ける場所と時間を選ぶ自由を与えれば、その実りは大きい」 ということ。つまりテレワークのススメです。 IBMをはじめとする米国でテレワークを取り入れて成功している企業の実例を交えて、テレワーク導入成功のための8つのポイントを指摘します。 この本で掲げられている8つのポイントのうち、一番重要だと思うのは「信頼」だと思います。 部下がオフィスで働いている(ような)姿を見れば、仕事をしているものだと信頼し、姿が見えないだけで、「あいつは本当に働いているのか」と疑心暗鬼になる・・・会社と従業員の信頼関係がその程度であったとするならば、テレワークなど導入しようがありません。 「今日の労働者は、なかなかひとつの企業に腰を落ち着けようとしない。なぜなら彼らは探しているのだ。一流の雇用者を −その人の下でなら、誇りをもって働ける。心から信頼してついていける。そんな雇用者を」 これはワトソンワイアット社の組織マネジメント第一人者、プルース・プファウ氏の言葉だそうです。 先日の『やればできる』のエントリで、「企業は、従業員のためのロイヤリティ競争をはじめることになる」というタッド・バッジ氏の言葉を紹介しましたが、 テレワークを導入できているかどうかが、その企業における従業員のロイヤリティを示すメルクマールとなり、人材採用力にまで影響を及ぼす日も遠くない 私はそう考えます。

Posted byブクログ