天国への階段(上) の商品レビュー
ボリューム満点
父親も、牧場も、最愛の恋人も全て奪われ、失意のまま上京した柏木。26年を経て、財をなし実業家となった彼の復讐が始まる……。複雑に絡みあう人々の、ボリューム満点の愛憎劇が開幕します。
かみむら
人脈が様々なところでつながっていく。人物がよく書けている。レッドツェッペリン「天国への階段」という音楽がわからないので、作者の意図が今一つつかめない。音源を探してみようと思う。
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途中まで野望渦巻く企業小説かと思っていましたが、上巻の後半から推理小説に変貌してきました。それも犯人が最後までわからないタイプではなく、読者には最初から犯人は判明していて、刑事の地道な捜査過程を通して少しずつ解明されていくタイプの推理小説です。下巻に至りどのような展開を見せるかが...
途中まで野望渦巻く企業小説かと思っていましたが、上巻の後半から推理小説に変貌してきました。それも犯人が最後までわからないタイプではなく、読者には最初から犯人は判明していて、刑事の地道な捜査過程を通して少しずつ解明されていくタイプの推理小説です。下巻に至りどのような展開を見せるかが興味をそそります。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
夢の実現のために、昔世話になった人が障害になるかもしれないと思い、その人を殺してしまう。そのつまらない殺人のせいで全てを失う。犯した殺人を許してしまえるような人物として主人公柏木圭一が描かれているところがこの小説のうまいところで、主人公を取り巻く恋人、娘、息子、友人が魅力的?に描かれている。
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読み返すにはボリュームたっぷり。 まだまだ面白い作品はたくさんあることを知った。 結構昔に読んだけども、またいつの日か・・・。
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最初は、読むのに時間がかかったけど、だんだんはまっていった。 最後は・・・ なんだか、やるせないなぁ。 きっと、この終わり方が一番なのだろうけど、 あまりにも娘が可愛そうすぎる。
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私は後ろばかり見ながら生きていく男の話が大好き!せつない!せつなすぎる!現実はどんどん進んで行くのに自分は過去から逃げ出すことができないし、この過去がないと生きては行けない。 実際には絶対に経験したくない人生だけど小説だからこそこの せつなさにどっぶり浸ってしまうのです。今は文庫...
私は後ろばかり見ながら生きていく男の話が大好き!せつない!せつなすぎる!現実はどんどん進んで行くのに自分は過去から逃げ出すことができないし、この過去がないと生きては行けない。 実際には絶対に経験したくない人生だけど小説だからこそこの せつなさにどっぶり浸ってしまうのです。今は文庫になってますが、親本は上下2冊本でした。ドラマ版も良かったなぁ〜
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家業の牧場を騙し取られ非業の死を遂げた父。最愛の女性にも裏切られ、孤独と絶望だけを抱え19歳の夏上京した柏木圭一は、26年の歳月を経て、政財界注目の若き実業家となった。罪を犯して手に入れた金から財を成した柏木が描く復讐のシナリオ。運命の歯車が狂い、ひとりひとりの人生が軋みだす…。...
家業の牧場を騙し取られ非業の死を遂げた父。最愛の女性にも裏切られ、孤独と絶望だけを抱え19歳の夏上京した柏木圭一は、26年の歳月を経て、政財界注目の若き実業家となった。罪を犯して手に入れた金から財を成した柏木が描く復讐のシナリオ。運命の歯車が狂い、ひとりひとりの人生が軋みだす…。
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以前にドラマの予告を観たことがあり、ぜひ見てみたいと思ってみれませんでした。それなら原作をと思い、今回手にしました。 佐藤浩市ははまり役だったのではないでしょうか。(主人公はもうそれで頭から離れません)
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2年ほど前、大好きな俳優さん主演でTVドラマ化されたのがきっかけで読んでみました。どんどん引き込まれていき、この厚さで三冊も苦痛じゃなく一気に読み進めることが出来ました。
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