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童話の国イギリス の商品レビュー

1.8

7件のお客様レビュー

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2016/06/01

イギリスものを久しぶりに手に取りました。 いわゆるイギリスの児童文学の紹介本ですが、22作品のうち実際読んだのは4作品。 ストーリーは知っているものの、実際の世界観には触れていなかったと反省。 欧米の作品はキリスト教の影響を強く受けているものが多く、それは児童文学にしても同じ。児...

イギリスものを久しぶりに手に取りました。 いわゆるイギリスの児童文学の紹介本ですが、22作品のうち実際読んだのは4作品。 ストーリーは知っているものの、実際の世界観には触れていなかったと反省。 欧米の作品はキリスト教の影響を強く受けているものが多く、それは児童文学にしても同じ。児童文学の中に「聖書物語」が入っているのがやっぱり文化の違いかと納得しました。児童文学といえども奥は深い!

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2014/04/03

新書というよりは本にまつわるエッセイ。イギリス人から見た(主に)イギリス文学という視点が新鮮だった。物語や詩はベビーベッドや機関車などの彼らの身近な生活の中に深く刻み込まれていて、生まれてから大人になるまでの成長の過程になくてはならないものとなっている。彼らが親しんだ物語や詩を学...

新書というよりは本にまつわるエッセイ。イギリス人から見た(主に)イギリス文学という視点が新鮮だった。物語や詩はベビーベッドや機関車などの彼らの身近な生活の中に深く刻み込まれていて、生まれてから大人になるまでの成長の過程になくてはならないものとなっている。彼らが親しんだ物語や詩を学んでようやく言語を学んだことになるのだと思った。なにより童話の世界みたく現実のあらゆる事象も魔法の力にかかっていると考える方が楽しいじゃないか。

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2014/01/23

13.7.21~8.23 語句、文学史の整理用。分かりやすいけどちょっとキリスト教に傾いていた。著者の名前どっかで聞いたなと思ったら井上ひさしがいたころ(おそらく)の上智の教授だった。…やれやれどうりで!

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2011/06/03

読むに耐えない。挙げている作品はいいのだが、ただ著者の思い出話とちょっとした意見。これはあまり参考にならなかった。こんなに読むに耐えない本ははじめて。古本で十分。

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2010/09/27

う~ん、これは KiKi としては失敗でしたねぇ~。  ろくろくこの解説(↑)を読まずに、本のタイトルと値段だけに惹かれて(何せ半額でしたから・・・・・)手を出したのが敗因でした。  一応大学で「英文学」な~んていうものを専攻していた KiKi にとって、これって単なる名作案内(...

う~ん、これは KiKi としては失敗でしたねぇ~。  ろくろくこの解説(↑)を読まずに、本のタイトルと値段だけに惹かれて(何せ半額でしたから・・・・・)手を出したのが敗因でした。  一応大学で「英文学」な~んていうものを専攻していた KiKi にとって、これって単なる名作案内(それもものすご~く大雑把な)以上でも以下でもない本でした。  イギリスの22の児童文学を取り上げていて、著者のとりとめのない感想を書き散らしているっていう感じで、そこに魅力あるエピソードとか興味深い考察みたいなものがあるわけでもなし・・・・・。  まあ、「そういうお前のこのブログはどうなんだ?」と聞かれちゃうと痛いんだけど(^^;)、少なくとも「金をとっていない、個人の趣味ブログ」ということでお許しいただくとして・・・・・・ですねぇ。 著者のピーター・ミルワードさんと言えば「シェイクスピア研究」の世界では少しは(な~んていう言い方をすると不遜にすぎるかもしれませんが・・・・)有名な方で、KiKi の学生時代なんかにはちょっとした有名人だったので、「イギリス児童文学」に関してもう少し面白い考察が書かれていることを期待していたんですけどねぇ・・・・。  まして、いきなり最後にとってつけたように出てきた「ハリー・ポッター」に至っては正直なところ「????? ・・・・・・ ふぅ ^^;」っていう感じで・・・・・。  まあ、要するに今の KiKi にとっては時間とお金の無駄だったかな・・・・と。 扉に付された内容紹介のところ(上記参照)に「これらの文学はどのように読まれ、イギリスの人々の精神的バックボーンを形成しているのか。」とあるけれど、KiKi には「ピーター・ミルワードさんがこれらの本をどんな風に読んできたのか?」はおぼろげに伝わってきたけれど、「イギリスの人々の精神的バックボーンを形成しているのか。」に関しては全く読み取ることができませんでした。 (全文はブログにて)

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2009/10/04

 マザー・グースやピーター・ラビット、ガリヴァー旅行記、シェイクスピア物語からナルニア国物語、ハリー・ポッターまで、イギリス人なら子ども時代に必ず読んだ、読まされた、聞いたであろう22の作品について、これらの作品と著者との関わりなどを語ったエッセイ。  個人的には『ヒキガエル屋敷...

 マザー・グースやピーター・ラビット、ガリヴァー旅行記、シェイクスピア物語からナルニア国物語、ハリー・ポッターまで、イギリス人なら子ども時代に必ず読んだ、読まされた、聞いたであろう22の作品について、これらの作品と著者との関わりなどを語ったエッセイ。  個人的には『ヒキガエル屋敷のヒキガエル』や『アリス』などは改めて面白そうだなと思った。あと英詩も読んでみないといけないなと思った。確かに高校までの英語教育で英詩に触れることはほとんどないけど、ネイティブの人はみんな幼い時に触れているんだと思うと、この辺が日本人学習者とネイティブの根本的かつ潜在的なギャップになっているんだと、今更ながら痛感する。

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2009/10/04

著者はカトリックの聖職者で上智の名誉教授のイギリス人。 目次にアーサー王が入っていたしロビンフッドなんかも出てるので買ってみたが、内容はぺらぺらに薄い。あらすじ紹介と著者の感想(批評はない)と子供の頃の思い出なのだが、この感想があまりにありきたりでつまらない。カトリックの坊さんか...

著者はカトリックの聖職者で上智の名誉教授のイギリス人。 目次にアーサー王が入っていたしロビンフッドなんかも出てるので買ってみたが、内容はぺらぺらに薄い。あらすじ紹介と著者の感想(批評はない)と子供の頃の思い出なのだが、この感想があまりにありきたりでつまらない。カトリックの坊さんから見た別視点とかを期待していたのだが、完全に肩透かしだった。イギリス人の子供の頃の話などは、それなりにおもしろいが、それ以外の内容については、この人本当にもとの本読んでるのか?っと疑うくらいだった。特にアーサー王がらみはひどかった(笑)。まあイギリス人でも一般人は別にアーサー王なんて興味ないから、こんなものかと。

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