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MBAバリュエーション の商品レビュー

4.5

42件のお客様レビュー

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2013/08/12

急用で買って必要箇所(第4章まで)まで読み終えたのでとりあえず読了。 論理的に積み上げていくタイプの普通の教科書と違い、別の角度から、つまりツールとして公式を紹介しているので、自分の頭の中の理論構成がすっきり整理し直された気がします。 というわけでこの分野を一度勉強した人でも読む...

急用で買って必要箇所(第4章まで)まで読み終えたのでとりあえず読了。 論理的に積み上げていくタイプの普通の教科書と違い、別の角度から、つまりツールとして公式を紹介しているので、自分の頭の中の理論構成がすっきり整理し直された気がします。 というわけでこの分野を一度勉強した人でも読む価値はあるかなあといった感じを受けました。 落ち着いたらもう一回読み直す予定です。できれば秋までに。

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2013/08/26

企業価値というものをわかりやすく説明している。構成は基本編と応用編に分かれており、基本編ではファイナンスの考え方である「今日の100万円は明日の100万円より価値がある」といった内容も説明されている。 応用編については、より現実的なM&Aの行われ方を例示し書かれている。 ...

企業価値というものをわかりやすく説明している。構成は基本編と応用編に分かれており、基本編ではファイナンスの考え方である「今日の100万円は明日の100万円より価値がある」といった内容も説明されている。 応用編については、より現実的なM&Aの行われ方を例示し書かれている。 ビジネスマン必読書籍の一つであると思う。

Posted byブクログ

2013/01/18

『コーポレートファイナンス』が分からなさすぎて5年ぶりに本棚から引っ張り出して再読。良本。ただ、この内容なら分かるんだけど、結局具体的な練習問題をやってないから理解は進んでいない気がする。やはり独学は無理か…

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2012/07/21

バリュエーションとは、企業価値を算定する作業のこと。 M&Aがどのような考え方で検討され、買収価格や株価を算定 しているのかを、比較的わかりやすく解説してくれる本です。 といっても、本屋のファイナンス関連コーナに並ぶ、格式高い 同分野の教科書に比べて、という意味です。私も...

バリュエーションとは、企業価値を算定する作業のこと。 M&Aがどのような考え方で検討され、買収価格や株価を算定 しているのかを、比較的わかりやすく解説してくれる本です。 といっても、本屋のファイナンス関連コーナに並ぶ、格式高い 同分野の教科書に比べて、という意味です。私も完全に理解 してますと胸を張ってご紹介できないのが悲しいところ(涙)。 一応、ファイナンス概要はビジネススクールで学んだはずなの ですが、もうすっかり忘れてまして。。。あ、なんかこんな こと学んだような気がする、と反芻しながら私も読みました。 単なるファイナンスの教科書と異なり、実務での経験をもとに、 ちょっとしたトピックスやM&Aに対する日本人の捉え方、今後の あり方なども語られていて、読みやすい本です。 最近、新聞でもMBOとかTOBとか、よく見かけますね。以前は、 なんのことやらさっぱり判らず記事を読み飛ばしていましたが、 こうしたファイナンスを学んでから、ちょっとは関連記事に目を とめるようになりました。

Posted byブクログ

2012/03/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

良書。バリュエーションの理論、M&Aのプロセスについて、 経験豊富な著者による、実戦的で具体的な記述。 教科書的な知識と、実際の現場を繋ぐ一冊。

Posted byブクログ

2018/12/24

ご本人の授業を受けたことあるが大変ざっくり、かつ、うまく説明される方で実務者肌。この本にも人柄とその説明のうまさがにじみ出てます。

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2011/01/19

「M&Aのときの企業の買収額ってどうやって算出されるの?」という素朴な疑問に答えてくれる一冊。 これを読めば企業に限らず「収益を生むモノ」の値段の付け方を理解することができ、他にも色々応用が利くことに気づく。 企業を再分化した株式だってそう、債権もそう、家賃収入が得られる住宅だっ...

「M&Aのときの企業の買収額ってどうやって算出されるの?」という素朴な疑問に答えてくれる一冊。 これを読めば企業に限らず「収益を生むモノ」の値段の付け方を理解することができ、他にも色々応用が利くことに気づく。 企業を再分化した株式だってそう、債権もそう、家賃収入が得られる住宅だってそうだ。 日本人に不足しがちな金融リテラシを高めてくれるとてもいい本。

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2010/12/30

M&Aなどを行なう時に、いくらで買えば妥当なのか、それを評価する方法が書かれている。 企業価値算定のための基本的な定量的手法を学ぶことができる。 現在価値とその中心部分にあるディスカウントレート、そしてその2つを使った公式として永久還元の定義式という3つの重要なツールについての理...

M&Aなどを行なう時に、いくらで買えば妥当なのか、それを評価する方法が書かれている。 企業価値算定のための基本的な定量的手法を学ぶことができる。 現在価値とその中心部分にあるディスカウントレート、そしてその2つを使った公式として永久還元の定義式という3つの重要なツールについての理解が深まる。 現在価値とは、つまり10年後の100万円と今の100万円はどれほど価値の差があるのか、という考え方である。 ディスカウントレートとは、リスクの程度を、数値化し、金銭的価値の座標軸に取り込むための割引率である。 永久還元とは、毎年永遠に100万円もらえるとしたら、その権利をいくらで買うのが妥当か、ということを判断する手法。 ただし、そこには当然リスクも発生するので、先ほどのディスカウントレートを用いて算出する必要がある。 企業価値ってなに?と何も分からなかった私でも、読み終えるころには、納得!と思える本。

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2019/01/16

M&Aを行う際、対象企業ははたしていくらの価値があるのかを算出する企業価値評価に関する本 企業の価値を測るものさしとしては時価総額だけでなく、企業のブランド価値、将来にわたって企業が生み出す利益など多岐にわたります。それらを現在価値として示す方法をシンプルにまとめたの本...

M&Aを行う際、対象企業ははたしていくらの価値があるのかを算出する企業価値評価に関する本 企業の価値を測るものさしとしては時価総額だけでなく、企業のブランド価値、将来にわたって企業が生み出す利益など多岐にわたります。それらを現在価値として示す方法をシンプルにまとめたの本書です。 自分の中では企業価値評価はベールに包まれていたのですっきり理解することができて大変ためになりました。 DCF法を用いた計算方法が中心なのですが、初めて聞くととおぉ!と思うことばかりです。実際に四季報なんかで手に入る少ない情報だけでもずいぶんといろいろなことを分析できるものだと感心してしまいます。 具体的な数字を用いた議論をしているので理解しやすいです。この分野を勉強する初めての1冊として最適ではないでしょうか。 最近、外銀なんかに行く人の話を噂で聞いたりするのですが、インターンなんかの段階ですでに学習済みになっていたりすることを聞くとずいぶんと遅れているなぁと思ってしまいます。USCPAを取得している人なんかもいるみたいです。 有名どころは卒業前までにはしっかり押さえて血肉にしておきたい今日この頃です。

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2010/10/21

企業総価値(EV)=株主価値+負債価値 企業価値を図るための三種の神器 現在価値、ディスカウントレート、P=C/(r-g) 株主価値(SV)=株主にとっての企業の投資価値 株主にとっての C/(r-g) 会社価値(MV)=株式時価総額=投資家にとっての投資価値 株式時価総額=...

企業総価値(EV)=株主価値+負債価値 企業価値を図るための三種の神器 現在価値、ディスカウントレート、P=C/(r-g) 株主価値(SV)=株主にとっての企業の投資価値 株主にとっての C/(r-g) 会社価値(MV)=株式時価総額=投資家にとっての投資価値 株式時価総額=株価×株式数 株主価値と会社価値の違い 1、流動性 2、支配力 以上から、株主と投資家のC、r、gは異なり、両者は相違する。 PER=株価/一株あたり純利益 P/C=1/(r-g) rを小さくし、gを大きくすることで、PERは高まる。 バリュエーションの方法 1,類似上場企業比準方式 類似企業のPER,PBR,EBITDA倍率を用いたバリュエーション 2,類似取引比準方式 類似取引におけるPER,PBR,EBITDA倍率を用いてバリュエーション 2-1=買収によるコントロールプレミアム 3,DCF方式 P=C/(r-g),P-NetDebt NetDebt=有利子負債-余剰資金 買収にあたっては、株式の希薄化すなわち一株あたり純利益の低下に留意する。 実務的なバリュエーション 1,向こう5年程度についてDCF法を適用 2,5年後以降のターミナルバリューの算定にあたり企業総価値について類似上場企業比準方式 3,ディスカウントレートはCAPMなどで算定 4,上記により算出された価格のコントロールプレミアムについて、類似取引比準方式により、妥当性を比較検討。 良いM&Aを行うためには、 1,良い専門家の配置(買収交渉、買収プロセスの管理) 2,現実感のある買収後プランの設定 敵対的について 経営者の許可がない=敵対的ではない。 株主価値を毀損するような買収を敵対的という。 M&Aは右肩上がりの成長が止まった現在において、市場を効率化し社会全体のパイを増やすための有力な選択肢である。

Posted byブクログ