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龍の契り の商品レビュー

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25件のお客様レビュー

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2011/02/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

色々適度でとっても面白かった! イギリスがドル箱の香港をすんなり返還したのには訳があるに違いない その予想をベースに事実と小説がうまく噛み合ったストーリーです。 ロスチャイル○家がHKを足がかりにアジア進出をしていたのは事実らしいですが、 いやぁこの家、ほんっとすごい・・・・ 犯罪とまではいかないのかもしれないけど相当汚い手も使って儲けています。 アヘンを流通させ、清を崩壊させたのもこの家です。 この家からみた歴史を書いたら別視点で相当面白そう。 日本も日露戦争のときにロスチャイル○家からの資金援助がなかったら負けてたかもしれないと思うと、少しは恩恵も受けているのかな? まぁ援助というか投資で、結果日本が勝つことによってロスチャイル○家が儲かる仕組みなのだけど。 ともあれ、色々適度で本当に面白かったです。文句なしの☆5つ。

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2010/08/28

 国際スパイ小説。香港返還に関わる秘密文章を、英米中日が入り乱れて争奪戦を繰り広げる。コン・ゲーム的な要素があったりしてサービス満点、とにかく一気に読み切ることができるエンターテイメントである。おもしろい。  ちょっと気になるとすれば、なんというのかな、おそらくはソニーをモデルに...

 国際スパイ小説。香港返還に関わる秘密文章を、英米中日が入り乱れて争奪戦を繰り広げる。コン・ゲーム的な要素があったりしてサービス満点、とにかく一気に読み切ることができるエンターテイメントである。おもしろい。  ちょっと気になるとすれば、なんというのかな、おそらくはソニーをモデルにしているであろう企業の社長(これがレーサー並みのドライバーで、ジェット機まで操縦したりする)とか、あるいは秘密組織とか、ちょっと設定が大仰で、ちょっとだけ笑ってしまいそうになるあたりだ。主人公が事件に巻き込まれるきっかけ(?)になる女性外交官の結婚の件など、これはもう声を上げて笑ってしまった。この作品が書かれたころには、彼女の人格が否定されて、なんて話になってくるとはとても想像できなかったに違いない。  それはともかく、虚実織り交ぜてそれらしい話を組み立て、読者をぐいぐい引っ張っていく迫力はたいしたもの。なかなか楽しかった 2005/1/1

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2010/07/04

ワクワクする読み物です。 ただ現実の世界の過酷さを思うと 作品事態が やさしく夢見がちである印象を受けました。

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2010/04/22

愚弟の本 内容(「BOOK」データベースより) 東洋の富の一大拠点・香港。その返還を前に、永い眠りから覚醒するかのように突如浮上した、返還に関する謎の密約。いつ、誰が締結し、誰を利するものなのか―。全焼したロンドンのスタジオから忽然と消えた機密文書をめぐる英・中・米・日の熾烈な...

愚弟の本 内容(「BOOK」データベースより) 東洋の富の一大拠点・香港。その返還を前に、永い眠りから覚醒するかのように突如浮上した、返還に関する謎の密約。いつ、誰が締結し、誰を利するものなのか―。全焼したロンドンのスタジオから忽然と消えた機密文書をめぐる英・中・米・日の熾烈な争奪戦が、世紀末の北京でついにクライマックスを迎えるとき、いにしえの密約文書は果たして誰の手に落ち、何を開示するのか。

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2009/10/23

うわ~驚きました!もちろんジャンルに男女差はないものの、この手の冒険モノというかスパイモノを女性が書き、凄い!と思ったのは2人目ですね~。一人目は高村薫氏ですが・・・。 紛失した機密書類をめぐって英・中・米・日の秘密情報部が動き、そこへ複雑に絡み合っている人間関係あり~の、その機...

うわ~驚きました!もちろんジャンルに男女差はないものの、この手の冒険モノというかスパイモノを女性が書き、凄い!と思ったのは2人目ですね~。一人目は高村薫氏ですが・・・。 紛失した機密書類をめぐって英・中・米・日の秘密情報部が動き、そこへ複雑に絡み合っている人間関係あり~の、その機密文書はなんなのか~ということでワクワクして読むことができます。久々に楽しかったですよん。 香港返還に関することなのですが、その真相もおお~!となること必見! 気になっていたんです、服部作品。やっと読むことができ、はまりますね~これまた。他の作品も早く読みたいと思っています。

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2009/10/04

イギリス・日本・中国・アメリカを舞台にした、香港返還をめぐっての話。 「なぜ、イギリスがあっさりと、香港を中国に返還したのか」のナゾに迫る。 現実にこのようなことが起こっていたのでは!と思えるくらい リアリティがあり、話に引き込まれる。 同僚に薦められるまで、本書はもちろんのこ...

イギリス・日本・中国・アメリカを舞台にした、香港返還をめぐっての話。 「なぜ、イギリスがあっさりと、香港を中国に返還したのか」のナゾに迫る。 現実にこのようなことが起こっていたのでは!と思えるくらい リアリティがあり、話に引き込まれる。 同僚に薦められるまで、本書はもちろんのこと、 著者・服部真澄のことも知らなかったけれど、 歴史もハイテクもわかり、おもしろい。 他の著作も気になります。

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2009/10/04

評価3.5 会社の子から借りた本。ようやく読む気になりいっき読み。 割かし面白いが舞台装置が広すぎて1つ1つの歴史的内容が薄っぺらい感じがします。 まあ仕方ないのかもしれませんが。。。ちょっとだけ残念。

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2011/08/28

登場人物が多くて〜なお且つ名前が変わるし〜(笑)最初はついて行くのに必死でしたがどんどん広がっていくスケールにワクワクドキドキしながら読んでいきました。香港返還という歴史的出来事をさまざまな立場から追っていく・・・「うゎ〜このまま行くと歴史が変わるぞ〜」と思っていたら、なんだかと...

登場人物が多くて〜なお且つ名前が変わるし〜(笑)最初はついて行くのに必死でしたがどんどん広がっていくスケールにワクワクドキドキしながら読んでいきました。香港返還という歴史的出来事をさまざまな立場から追っていく・・・「うゎ〜このまま行くと歴史が変わるぞ〜」と思っていたら、なんだかとっても個人的な話で終わってしまった・・登場人物の長老の台詞ではないけれど「本当にそれだけか?」(笑)って感じです。でも最後にたどり着くまでのドキドキ感はなかなかのものだったので、良しです! あと日本大企業の社長さん、車の運転はプロ以上!航空機も操縦するし銃撃戦になっても臆さない・・凄すぎです〈笑)

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2021/11/14

読む前に思ってたよりも、、、断然の面白さ!でした。 香港返還の裏で突如浮上した「謎の密約文書」の存在を巡って、 日本を含む世界各国が繰り広げる熾烈な争奪戦!! まるで映画を観てるような気になる面白さ。 フィクションとわかってても、ホンマに裏でこんな事があったんでは? なんて気にさ...

読む前に思ってたよりも、、、断然の面白さ!でした。 香港返還の裏で突如浮上した「謎の密約文書」の存在を巡って、 日本を含む世界各国が繰り広げる熾烈な争奪戦!! まるで映画を観てるような気になる面白さ。 フィクションとわかってても、ホンマに裏でこんな事があったんでは? なんて気にさせる、読み応え充分なエンタメ小説でした。

Posted byブクログ

2009/10/04

香港返還を巡る国際謀略!本物感漂うリアリティがあって面白かったです。井上尚登氏といい、デビュー作でこれだけ書けるというのは凄いですね。表紙絵は、実際に読んだ祥伝社のハードカバーのほうが好み。

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