愛別外猫雑記 の商品レビュー
著者が7匹の野良猫と出会い、保護して、里子に出せる猫は出し、残った猫とともに千葉の一軒家に引っ越すまでが書かれている。 時系列がめちゃくちゃなのと独特の文体で読みにくい。 野良猫に深く関わるだけで、こんなに人間の残酷さが見られるのかと驚く。 去勢手術を嫌う人が多いのは15年前の...
著者が7匹の野良猫と出会い、保護して、里子に出せる猫は出し、残った猫とともに千葉の一軒家に引っ越すまでが書かれている。 時系列がめちゃくちゃなのと独特の文体で読みにくい。 野良猫に深く関わるだけで、こんなに人間の残酷さが見られるのかと驚く。 去勢手術を嫌う人が多いのは15年前の話だからか?(そう思いたい) 著者のように野良猫の幸せを第一に考えて行動できるのはすごい。 作家のタフさを見た気分。 それでも保護したのは縁があった7匹のみ。 野良猫が増えるのはすぐでも、彼らを救うのは本当に難しいのだと思った。
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うーん、もしかしたらユーモア含む表現なのかもしれないけど 私は非常に読んでいて苦しかった。 これならストレートに怒っている人の文章を読む方が楽。 それと時系列がぐちゃぐちゃでよくわからない。 中盤まで読んでも、結局どの猫をひきとったのかもよくわからない。 くりかえされる呪詛。 猫...
うーん、もしかしたらユーモア含む表現なのかもしれないけど 私は非常に読んでいて苦しかった。 これならストレートに怒っている人の文章を読む方が楽。 それと時系列がぐちゃぐちゃでよくわからない。 中盤まで読んでも、結局どの猫をひきとったのかもよくわからない。 くりかえされる呪詛。 猫の写真もどれがどの猫かよくわからず…部屋の荒れ方も恐ろしく… ただとてもとても大変な経験をされたんだな、ということはよくわかった。 そして迫害を繰り返す恐ろしい人たちの存在に慄く。
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野良ニャンコ保護雑記。この人の文章読みにくいけど、そのすったもんだぶりは面白かった。近所のネコ嫌いな人々は怖い・・・。
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猫のためにしぶとく闘う笙野さん…すごい 雑司が谷は私にとっても、安住の地ではなかったので、ちょっと親近感。
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表紙の猫の可愛らしさに惹かれて、装丁買いならぬ装丁借りしたエッセイ。著者が友達になった野生猫達を里親に出したり引き取るために引っ越したりするまでの奮闘記です。毒を含んだユーモアに笑ってしまうことも多数でしたが本当は笑い事じゃないんですよね。元の飼い猫がいる家に外猫を入れるわけです...
表紙の猫の可愛らしさに惹かれて、装丁買いならぬ装丁借りしたエッセイ。著者が友達になった野生猫達を里親に出したり引き取るために引っ越したりするまでの奮闘記です。毒を含んだユーモアに笑ってしまうことも多数でしたが本当は笑い事じゃないんですよね。元の飼い猫がいる家に外猫を入れるわけですから病気の感染も環境に慣れてくれるかどうかも気を使う。さらに近所への根回し、苦情の相手など胃が痛むどころじゃ済まないくらい神経がズタズタになるでしょう。猫嫌いの人からの嫌がらせなどは読んでいて悔しくて胸がつぶれそうになりました。神経を疑いたくなるほどですが、こういう人も本当にいるんでしょう。それでも猫を保護できたのは獣医さんや行動を共にする人の存在ももちろんですが、なによりご本人の勉強量の多さとそれを行動に移せる強さによるものだと思います。ド−ラと3匹の食客、貰われて言った子猫たちが幸せでありますように。そして少しでも多くの猫が幸せになれますように。
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著者自身の野猫との共存と苦難体験。きわめて読みにくい文体。時間が前後する構成。だが学ぶべきところが多い。
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