英語の語源のはなし の商品レビュー
単語の歴史、文法や発音・綴り字の歴史について、60程度の話題で書かれている。「はじめに」でも述べられている通り、体系的に整理されたものでもなく、「ただひたすら好奇の念を刺激し、それまで透明無色だった語彙に色を付けるのが最大の役割」(p.v)というもの。 「penとpencil...
単語の歴史、文法や発音・綴り字の歴史について、60程度の話題で書かれている。「はじめに」でも述べられている通り、体系的に整理されたものでもなく、「ただひたすら好奇の念を刺激し、それまで透明無色だった語彙に色を付けるのが最大の役割」(p.v)というもの。 「penとpencilは語源的に無関係」とか、「unionとonionは姉妹語」とか、「童もpupil、瞳もpupil」とか。こういう話題で「へえ」と思える人は、著者と同じような知的興奮を味わうこともできて、面白いと思う。「楽しみながらボキャブラリーが増える」というのがサブタイトル的に書かれているが、決してそういう本ではなく、英語力を効率的に上げたいと思っている人には向かない。でもpinkが「撫子」というのは知らなかった。個人的には、単語よりも文法の歴史に興味があるので、第3章は面白いと思った。two years agoのagoは過去分詞で、これは独立分詞構文、というのはなるほどと思った。(14/04/20)
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この本は、英語雑学のカテゴリーになる。 各単語の語源を網羅した辞典的な本ではない。 ゆえに、それを期待していると、後悔する事になるだろう。 この本の特徴は、簡単な、いくつかの限られた英単語の、豆知識である。 多くは、「この単語は、今でこそこの様に使われているが、昔は・・・」 ...
この本は、英語雑学のカテゴリーになる。 各単語の語源を網羅した辞典的な本ではない。 ゆえに、それを期待していると、後悔する事になるだろう。 この本の特徴は、簡単な、いくつかの限られた英単語の、豆知識である。 多くは、「この単語は、今でこそこの様に使われているが、昔は・・・」 といったような感じのもの。 読み物として、英語ファンの方に、おススメしたい本である。
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ボキャブラリーが増えるかどうかはともかく,英語の語源を探ることによって意外な真実が知れておもしろい。英語の勉強というよりは,雑学的な知識として楽しく読める。このような知識は今後の英語学習の助けにもなるでしょう。
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これも佐久間先生の本。girlは「少年」だった、two years agoのagoは動詞だった、など意外な話が満載。教えるときに話すと絶対くいつかれます(笑)
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貧困なヴォキャブラリーをどうしたら豊かにできるか…と日々考えている。 そんなとき、偶然にも古本屋で見つけたのが本書。 そういえば、渡部昇一『英語の語源』講談社現代新書480を読んだとき、目から鱗の話にボブの興味が湧いて一気に読み干したことを思い出す。 歴史好きなボブとしては「語源...
貧困なヴォキャブラリーをどうしたら豊かにできるか…と日々考えている。 そんなとき、偶然にも古本屋で見つけたのが本書。 そういえば、渡部昇一『英語の語源』講談社現代新書480を読んだとき、目から鱗の話にボブの興味が湧いて一気に読み干したことを思い出す。 歴史好きなボブとしては「語源」からヴォキャブラリーを増やすのは有効なのかもしれない。 副題にあるように、楽しみながら増やせそうな気がする…
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