サグラダ・ファミリア 聖家族 の商品レビュー
「天使の骨」に引き続いて、彼女の作品を読むのは2度目になる。 個人的には今回の「サグラダ・ファミリア」の方が好きかも。 基本的に彼女の書く主人公は、ビアン系が多い。 でもそんな偏見がいかにくだらない事かとおもわせる程、 性別の違いよりも人間としての「個」の大切さを語りかけてくる気...
「天使の骨」に引き続いて、彼女の作品を読むのは2度目になる。 個人的には今回の「サグラダ・ファミリア」の方が好きかも。 基本的に彼女の書く主人公は、ビアン系が多い。 でもそんな偏見がいかにくだらない事かとおもわせる程、 性別の違いよりも人間としての「個」の大切さを語りかけてくる気がする。 結局何ひとつ解決してはいない。 これから一つずつ積み上げていくしかない。 いつ完成するともわからないサグラダ・ファミリアの様に。 誰もが果てしなく、先の見えない、そしてどこか神聖な何かを求めて。
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男性を愛することができない同性愛者である響子は、かつての恋人である透子に再会する。 しかし、透子は家族のぬくもりをもとめてシングルマザーとなり、幼児の桐人を育てていた。 そしてある日、透子が事故によって他界する。 桐人を預かることにした響子だったが、どうしても子供への愛情が持てな...
男性を愛することができない同性愛者である響子は、かつての恋人である透子に再会する。 しかし、透子は家族のぬくもりをもとめてシングルマザーとなり、幼児の桐人を育てていた。 そしてある日、透子が事故によって他界する。 桐人を預かることにした響子だったが、どうしても子供への愛情が持てない。 そんなとき、桐人の父親である男の友人を名乗る青年が現れる。 彼は、女性を愛することができない同性愛者だった。 異性を愛することができない男女と、彼らと血のつながらない子供、3人の生活が始まる。
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