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解剖学個人授業 の商品レビュー

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14件のお客様レビュー

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動物によって体の器官…

動物によって体の器官は違うのかとか、知りたいけれどなかなか分からない自分たちの体のしくみなどを分かりやすく記した一冊。シリーズ3弾。

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南伸坊氏が養老先生に…

南伸坊氏が養老先生に解剖学を習った時のノートを覗き見るという趣向。解剖学への入門書として気楽に読めるけど・・・解剖学の本質を言葉で理解するのはかなり難しい。やっぱり死体を切り刻まないと・・・。

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養老先生の本を読んだ…

養老先生の本を読んだことのある人にとっては少々退屈な本です。先生の授業の感想文みたいなところがあります。

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2019/05/19

文字通り解剖学について、解剖学者の養老孟司に南伸坊が聞いた一冊。 読みやすいので、解剖学についての入門書としては適当かと。

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2016/12/04

鍼灸学校の課題として感想文を書いた。南伸坊さんの本だったので簡単な内容かと思っていたのだが難しい。哲学書のようだった。解剖学の本ではあるが、根本的な話が展開する。読み応えあり。

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2016/10/03

言葉はものを切るから始まり、耳小骨の進化の過程や孔雀の目玉模様の理由など面白いトピックがいくつかあった。先生達の会話部分で理解できず、ついていけない点もたくさんあったが、それでもわくわくしながら解りたいとページをめくることができた。

Posted byブクログ

2014/11/13

「南伸坊の個人授業」シリーズの一冊です。 養老孟司の専門は解剖学です。多くの著作がありますが、「ものに名前をつける」ことについての哲学的洞察から、「情報」は人間の脳の中にあるという話にまでたどり着き、そこから人間社会のさまざまな現象を、思いもかけない切り口から論じて見せてくれま...

「南伸坊の個人授業」シリーズの一冊です。 養老孟司の専門は解剖学です。多くの著作がありますが、「ものに名前をつける」ことについての哲学的洞察から、「情報」は人間の脳の中にあるという話にまでたどり着き、そこから人間社会のさまざまな現象を、思いもかけない切り口から論じて見せてくれます。そして、本書で生徒役を務める南伸坊は、養老の示す「切り口の妙」を「おもしろがる」才能を存分に発揮しています。 養老の話はいわゆる解剖学の枠組みを超え出てしまっており、それを伝える南の話しっぷりも単なる解説の枠を踏み越えていますが、淡々とした語り口でとんでもない結論へと導いていく養老の議論の、ビビッとなる場所を的確に取り出しているという意味では、絶妙のコンビネーションを見せているのではないかと思います。

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2014/08/26

【本の内容】 ネズミも象も耳の大きさは変わらない!? えっ、目玉に筋肉あるの? 誰もが知りたい体のしくみ。 でも、解剖学はそれだけでは終わらない。 解剖して名前を付けるってどういうことなんだろう。 ハゲおやじの「頭」と「額」の境目はどこ? 器官は何のためにあるの? ...

【本の内容】 ネズミも象も耳の大きさは変わらない!? えっ、目玉に筋肉あるの? 誰もが知りたい体のしくみ。 でも、解剖学はそれだけでは終わらない。 解剖して名前を付けるってどういうことなんだろう。 ハゲおやじの「頭」と「額」の境目はどこ? 器官は何のためにあるの? そもそも何かのためにあるの? 落語や二宮尊徳、哲学や社会に話が飛躍して、好奇心は無限に広がる、シリーズ第3弾。 [ 目次 ] 解剖学事始 人間はなぜ解剖をするのか 落語と孔子と二宮尊徳 大腸と小腸は同じ!? 耳小骨 目玉の話 セクシイの巻 形からわかること 科学の哲学の話 無限と解剖学 脳にとって冗談とは何か 奇抜な結論 世界1、世界2、世界3 現実とは何ぞや 忘却の彼方 人体の不思議 蛇の足の解剖学 [ POP ] 「ことばにはものを切る性質がある」という一文に感激してしまう。 伸坊さんと一緒にふんふんと肯きながらちょっとだけわかったような気がして快感である。 学問は「おもしろ主義」でいいといわれて嬉しくなる。 そんな本。 伸坊さんは「わからないこと」をわかっている優秀な生徒で養老先生はわかりやすい日本語で話すことができる希有な学者である。 面白くないわけがない。特に第10講の<無限と解剖学>から後の展開にはめちゃくちゃ興奮した。 無限について考えるときにメリーミルクの缶や落語の話から入る。 入り口は身近なものだけど深遠な謎にいつのまにか誘われている。 人間はどうして答えがわからないことを考えるのか。 難しいけどたのしい。 [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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2013/08/28

(2002.08.08読了)(2002.06.28購入) (「BOOK」データベースより)amazon ネズミも象も耳の大きさは変わらない!?えっ、目玉に筋肉あるの?誰もが知りたい体のしくみ。でも、解剖学はそれだけでは終わらない。解剖して名前を付けるってどういうことなんだろう。ハ...

(2002.08.08読了)(2002.06.28購入) (「BOOK」データベースより)amazon ネズミも象も耳の大きさは変わらない!?えっ、目玉に筋肉あるの?誰もが知りたい体のしくみ。でも、解剖学はそれだけでは終わらない。解剖して名前を付けるってどういうことなんだろう。ハゲおやじの「頭」と「額」の境目はどこ?器官は何のためにあるの?そもそも何かのためにあるの?落語や二宮尊徳、哲学や社会に話が飛躍して、好奇心は無限に広がる、シリーズ第3弾。 ☆養老孟司の本(既読) 「唯脳論」養老孟司著、青土社、1989.09.25 「解剖学教室へようこそ」養老孟司著、筑摩書房、1993.06.25 「考えるヒト」養老孟司著、筑摩書房、1996.07.10

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2010/09/29

解剖学とは何ぞやということについて書かれている。解剖してこの臓器が何で、というような話ではなく、もう少し哲学的なお話。学問は「知りたい」から起こり、人間が「知りたい」生き物であるなら、勉強というのはとても楽しいことなんだと思った。 難解な部分もあったが、概ね理解しやすい。ただ、少...

解剖学とは何ぞやということについて書かれている。解剖してこの臓器が何で、というような話ではなく、もう少し哲学的なお話。学問は「知りたい」から起こり、人間が「知りたい」生き物であるなら、勉強というのはとても楽しいことなんだと思った。 難解な部分もあったが、概ね理解しやすい。ただ、少し文体が読みにくい。 2010/9/29

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