悪者見参 の商品レビュー
「世界の悪者」になったユーゴの話。 ピクシーの示したNATO Stop Strikeは、自分が国際関係を志す原点となった事件だけに興味深かった。 これ以上はhttp://d.hatena.ne.jp/dynamite-ti/20090201/1233498565にて。
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90年代に起こったバルカン半島の悲劇を、 フットボーラーを通じて記している 「皆が仲良くすれば戦争なんて起きないのに」とか思っている人は読むべき
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ユーゴのサッカー代表チームを軸に政治情勢を論じた内容。政治勢力とそれに操られるマスコミ、という図式が見えてくる。
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我々は経験からスポーツと政治が残念ながら実は別物で無い事を知っている。 しかし、スポーツがいい意味でメッセージや希望を伝える役目を果たす事ができるのも事実。 そして、木村元彦氏も雨中でのピクシーのリフティングを見てバルカンに飛んだ。 今では『終わらぬ「民族浄化」セルビア・モンテネ...
我々は経験からスポーツと政治が残念ながら実は別物で無い事を知っている。 しかし、スポーツがいい意味でメッセージや希望を伝える役目を果たす事ができるのも事実。 そして、木村元彦氏も雨中でのピクシーのリフティングを見てバルカンに飛んだ。 今では『終わらぬ「民族浄化」セルビア・モンテネグロ 』なんて新書まで出版するバルカン事情の専門家(?) 私も多少ではあるけれど複雑なバルカン事情を知る事ができたのは、ピクシーのプレーに魅せられたファンであるためにこの本を手にした偶然なわけです。
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以前、ユーゴスラビアと言う国が有りました・・・。 『誇り誇り―ドラガン・ストイコビッチの軌跡』と共にどうぞ。
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ひょんなことからユーゴ・サッカーに興味を持ち、取材を開始した著者。 しかしそれは奇しくもユーゴ・サッカーが政治に、そしてユーゴスラビアという国家自体が国際政治に、翻弄され愛国心を燃え上がらせ分裂していく過程に立ち会うことでもあった。 昨日までの隣人に憎しみをぶつけ、それまで喝采を...
ひょんなことからユーゴ・サッカーに興味を持ち、取材を開始した著者。 しかしそれは奇しくもユーゴ・サッカーが政治に、そしてユーゴスラビアという国家自体が国際政治に、翻弄され愛国心を燃え上がらせ分裂していく過程に立ち会うことでもあった。 昨日までの隣人に憎しみをぶつけ、それまで喝采を送っていたおらが村のスター選手に殺害を予告する民族主義・国家主義の勃興に胸を痛め、一方的な制裁措置やレッテル貼り報道への強い憤りを隠さない著者。 その“傾き”を問題視するネット書評を読んだが、個人的には気にならなかった。 というよりむしろ大いに“アリ”だと感じた。 現在も営々と行われている各国政府、代理人、報道・言論機関の(作為・不作為に関わらない)情報操作や誘導。 時計の針を戻すことが誰にも出来ない以上、このクソな現状を認識するためにも『ドキュメント 戦争広告代理店』で描かれたスマートなやり取りの裏で何が行われていたかを教えてくれる本書は貴重な一冊であると言える。
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木村元彦氏のユーゴスラビア書籍第2弾ですね。誇りとともに、サッカーファンにはお勧めですね。今回はさらにサッカーだけでなく世界情勢まで含み、スケールアップした感じがしますは!儚くも美しいユーゴスラビアサッカーとその裏側にあるもの…
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