三月は深き紅の淵を の商品レビュー
作中作が登場するミステリチックな話です。ここに登場する「黒と茶の幻想」って恩田陸の本であったような気がするんだけど、見当たらないなあ……
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この世界観だいすき! 本っていいよね。リンクしてるところがいいです。 理瀬の原点がここにあったのね。
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構成、implication、そして第4部(最終章)がとくに面白い。 言い方は悪く聞こえるかもしれないけど、「上質の暇つぶし」。こういうような「ミステリ」だったら読みたい。
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私は普段本は本屋で購入します。しかし☆この物語の軸になっている本は人から人へ貸し出されます。数日と言う短い期限付きで。読みたいと思っても本屋には売っていない、取り寄せることも出来ない。いったいこの本の中身は。。。 中身も気になりますが、この本に出てくる癖のある人物達、彼らが食して...
私は普段本は本屋で購入します。しかし☆この物語の軸になっている本は人から人へ貸し出されます。数日と言う短い期限付きで。読みたいと思っても本屋には売っていない、取り寄せることも出来ない。いったいこの本の中身は。。。 中身も気になりますが、この本に出てくる癖のある人物達、彼らが食している食べ物も大いに気になるところです♪
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図書館で麦の海に眠る果実を読み大ハマりし、この作品は麦海と関連しているということで早速買って読みました。 「三月は深き紅の淵を」という幻の本をめぐる4つの短編からなっています。それぞれの話の世界はパラレルワールドで、 "三月は深き紅の淵を"は話によってはこ...
図書館で麦の海に眠る果実を読み大ハマりし、この作品は麦海と関連しているということで早速買って読みました。 「三月は深き紅の淵を」という幻の本をめぐる4つの短編からなっています。それぞれの話の世界はパラレルワールドで、 "三月は深き紅の淵を"は話によってはこれから書かれるところだったりもう存在していたり、書き手とされる人物も様々。でも"同じ"本についてのお話なのです。 (この「同じ」だけど「違う」っていう、恩田作品に良く出てくる様相はCLAMPの「ツバサ」みたいな感じかなーと思ってたり) 個人的には「出雲夜想曲」が一番好き。「物語は物語自身のために存在するの」という朱音の考えにいたく共感。私は物語の裏に、作者の意図…というか「この話を操っている何か」が見える作品がどうも好きじゃない。 恩田作品て、一目で「恩田作品の雰囲気だ」ってわかるんですけども「後ろにいる作者」の存在を感じさせないと思う。そこが好き。 ■関連作品■「麦の海に沈む果実」/第4章を膨らませたもの? 「黒と茶の幻想」/作中作の第1章と同じタイトル。細部は違うものの、作りは酷似。
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4話構成のストーリー。全てこのタイトルの本を想定して書かれたもの。また他の作品との関連性もにおわせる。恩田さんの本にはどこかで繋がったりするので発見したときがまた楽しいです♪
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理瀬(もしくは三月)シリーズ 「虹と鳥と雲と」が絶品。血って濃いんだなぁ。 作中にチョコレート工場の秘密が引用されている。
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前日記にも書いたけど、この本は『麦の海に沈む果実』を読んだ後に読むのがいいと思う。 1番ベストなのはこの本の存在を知る前に、偶然先に『麦の−』を読むことかなぁ。
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この本は最初に読んでから半年以内に読み返したくらい気に入っている本。 この本を読むと、恩田陸のすごさがわかります。作者が本の中の物語をいかに大事にしているか、それを感じることが出来ます。 詳しく書いてしまうと、これはネタバレになってしまうので書きません。とにかく、私はこの本が大好...
この本は最初に読んでから半年以内に読み返したくらい気に入っている本。 この本を読むと、恩田陸のすごさがわかります。作者が本の中の物語をいかに大事にしているか、それを感じることが出来ます。 詳しく書いてしまうと、これはネタバレになってしまうので書きません。とにかく、私はこの本が大好きです。
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なんかものすごい題名だけど、実は「麦の海に沈む果実」に出てくる本の題名。 「麦の海に沈む果実」の番外編?みたいのものっている、4章に分かれた話。 「三月は深き紅の淵を」という名の本?が全部の話に関わっている。
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