アイリーン の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
アイリーン、といえばやっぱホームズにでてくる あの女性を思い出す。 と、ゆーわけで手に取ってみたのだけれど うーん、読みにくいほどではないんだけれど、 いまいち乗り切れなかった、残念。 なんかこう物語が内側に向かって閉じてる感じ。 内に入り込めればいいのかもしれないけど どーもその気になれず表面をさらりと通り過ぎてしまった。 飛ばし読みしすぎたのが悪かったのかも。 けどもう一度読み返す気にもなれず、まあ、いっかーと最後までぱらぱらと ページをめくってしまった。すみません。
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アイリーン・アドラーをなぜ自分がしっているのかといえば、この作品のおかげです。しかし、本家は読んでいないという…。ボヘミアの醜聞? 装丁のせいか、しろくて半透明のイメージ。うすくけずった象牙というか、ルネ・ラリックの細工のような。 ちなみに冬本。
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この作家さん、わたしが一時通っていた学校の卒業生だと聞きました。 何か縁もあることだろう、とデビュー作「壊音」を読んだのは数年前。 長野まゆみ作品とか苦手なもので(透明感は素敵ですが、某要素が……)、 いまいち好きになれませんでした。 本筋と関係ないところで好き嫌いを決めてしま...
この作家さん、わたしが一時通っていた学校の卒業生だと聞きました。 何か縁もあることだろう、とデビュー作「壊音」を読んだのは数年前。 長野まゆみ作品とか苦手なもので(透明感は素敵ですが、某要素が……)、 いまいち好きになれませんでした。 本筋と関係ないところで好き嫌いを決めてしまうのがどうにも癪だったので、 図書館で出会ったのを機に再トライしてみました。 その、結果。☆1.5、かなぁ。 文章が理知的で淡々としている分、 占いや透視、幻覚などの描写には却って靄がかかったような漠然としたものに感じました。 決して悪い話ではないのだけれど、引き込まれない。 残念ながら、わたしの好みではなかったのだと思うことにします。
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タイトルを見て「読みたい」と感じました。アイリーンといえばシャーロック・ホームズを思い出す私ですがこの「アイリーン」も無縁ではなく。話の運びにはとても惹かれました。私としてはもっと違ったラストが良かった気がしました。
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篠原氏の作品では、異質なのかしら…??私は非常に面白く読みましたが、少し変わっているなーと思いました。最後がほんのり前向きな感じで(錯覚かな・笑)
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『アイリーン』という名の女性の探索を頼まれ続けているアイリーンと名乗る占い師。彼女は嗤う女の幻影を見ていた。『アイリーン』が癒した人々から見えてくる彼女の本当の姿とは…。落ちが少し弱い気がしましたが、面白かったです。
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2回読んで、やっとつかめた、て気がしました。むずかしー。むずかしー、というか考え出すとどこまでも潜っていけそう。でも決して難しいだけではなく、隅々まで美しい言葉でしきつめられた本って感じ。装丁もすごくきれいです。
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