上と外(5) の商品レビュー
成人式は終わっていなかった。思ったよりあっさり終わったが、なかなか緊迫感があってよかった。ニコがイケメン過ぎる。ニコの正体はいったい何なんだろうか。 千華子も単独行動を始めてハラハラさせられたし、親組も行動を開始し盛り上がってきたので、次巻が楽しみ。
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緊張感が徐々に増して面白くなってきた。魂を抜かれていたような千鶴子かあさんも活力が漲り、練も千華子もそれぞれ命懸けのサバイバルを遂行する。 ラストがなんとなく見えたような…いい意味での作者の裏切を期待したい。
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- ネタバレ
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成人式の時間の練パート、読んでる自分まで恐怖を感じた。 さすが王、存在感がある! 無事に成人式を終えてホッとしてもチカが迷子になってしまって家族は無事再会を果たせるのか・・・? 大人たちも捜索に必死。クーデター関係とマヤ文明が最終的にどう絡んでくるのかも見どころです。
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とっても読みづらい6分冊。 なんで書き下ろしなんてしたんでしょ? 1巻目は話がつかめず。 自分の親のことを賢とか千鶴子とか呼んでるし、場所がどこなのか、時間軸がどうなっているのか、状況を把握できなくて。 でも1巻目の最後で衝撃的な出来事発生! それからはとんとん乗って読めた。 あ...
とっても読みづらい6分冊。 なんで書き下ろしなんてしたんでしょ? 1巻目は話がつかめず。 自分の親のことを賢とか千鶴子とか呼んでるし、場所がどこなのか、時間軸がどうなっているのか、状況を把握できなくて。 でも1巻目の最後で衝撃的な出来事発生! それからはとんとん乗って読めた。 あんまり出番ないけど、じいちゃん良い味出してる。 あまりにも大人過ぎる中学生の練がじいちゃんに会ったときに子供らしくなったのも、そのギャップが良い。 今まで読んだ恩田作品の中で突出して良いとは思えないけど、まぁぼちぼち。 中学生ぐらいの子供が読むには良いかな。
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あっとゆーまに5巻!! スピード感ある展開に ドキドキしながら読めた。 練が成人式を終えて とにかくほっとした。 成人式を通じて練が ニコに心を許してく姿に 心があったかくなれた。 クーデターの実態も 急速に明らかになっていく。 マヤ文明についてよくしらないけど 終末思想と...
あっとゆーまに5巻!! スピード感ある展開に ドキドキしながら読めた。 練が成人式を終えて とにかくほっとした。 成人式を通じて練が ニコに心を許してく姿に 心があったかくなれた。 クーデターの実態も 急速に明らかになっていく。 マヤ文明についてよくしらないけど 終末思想とか、火山活動とかと 繋がってる予感。
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主人公の男の子はまだ中学生?高校生?なのに、サバイバルで生き残る知恵を色々知ってて賢いなぁと思った。自分だったらとっくに…
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5巻で終る筈だったのにね、終らなかったよ(笑) 今回はあまりうーーんとうなるシーンはなかった。でも、母親の思う所なんかは、やっぱり上手い。 本当に次の巻で終るんだろうか? それが一番心配(笑)
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面白いぜ! 4個の石しか壷に入れられなくて、その上過度の緊張のあまり午前4時まで寝てしまった練。 間に合わない-- そこから5巻へ。 どうなるのどうなるのぉ練〜と思ったら、よかった殺されなくて。 千鶴子の、ヘリコプターから風船を落とすなどの発想力もお見事!すごい。やはり普段発想...
面白いぜ! 4個の石しか壷に入れられなくて、その上過度の緊張のあまり午前4時まで寝てしまった練。 間に合わない-- そこから5巻へ。 どうなるのどうなるのぉ練〜と思ったら、よかった殺されなくて。 千鶴子の、ヘリコプターから風船を落とすなどの発想力もお見事!すごい。やはり普段発想は鍛えておかないといざという時何も出てこないんだ・・と感じた。 (変なところで納得しちゃった) ニコが「東京行く」と言ったときは、このジャングルと成人式と全く場違いすぎてなんだか可笑しかった。 『王』は意外にもあっけなく死んでしまいましたが、あんな地下で王と戦うなんて想像を絶する怖さでしょう。絶対震える。 ニコがそうだけど、恩田さんは、ホント頭の良い、何を考えているんだか一見わからない人が好きなのねと思う。 俊夫の大学の研究室の教授もそういう人だし。まぁ何よりもニコ。 練が『王』に追われているところで、自分の影がジャガーに感じ、揺れる小さな炎が2つの目に見えるっていうところ表現に感心した。 恐怖で真っ白になっている表現が上手だなぁ。 しかし、こういう個人の思惑を超えた壮大な何かの書き方がやっぱりとーっても上手。 あぁ恩田さんやっぱり大好きだぁ。。 てかやっぱり足元の揺れは地震でしたか。 「ダイ・ハード」ちょっと見たくなった。
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前巻の興奮冷めやらぬまま、事態は徐々に終末へ向かう。 全体的に少し客観的に描かれ、ここで一旦一休みといった感じ。 しかし静かに穏やかにではあるが見えてくる結末の一片はとてつもなく壮大な世界だった。 中米、熱帯雨林、濛々たるジャングル。身体、五感、精神力で語られていた今までとはまっ...
前巻の興奮冷めやらぬまま、事態は徐々に終末へ向かう。 全体的に少し客観的に描かれ、ここで一旦一休みといった感じ。 しかし静かに穏やかにではあるが見えてくる結末の一片はとてつもなく壮大な世界だった。 中米、熱帯雨林、濛々たるジャングル。身体、五感、精神力で語られていた今までとはまったく違う世界が見えてくる。 アナログな世界に、急に現代性が投入される。 けれどもそれを安易にフィクションであると笑うことは出来ない。 それは虚像の中にひっそりと忍ばされた、僕たちが迎えるかもしれない未来の真実のうちのひとつの可能性でもあるのだから。
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