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種の起原をもとめて の商品レビュー

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2012/01/17

ダーウィンと並ぶ自然選択説の提唱者、アルフレッド・ラッセル・ウォーレスの足あとを追った貴重な一冊。 『種の起源』において科学界のみならず世界を変えた男、チャールズ・ダーウィンを知らない人はいないでしょうが、彼とは独立に自然選択説を発見した博物学者、ウォーレスとなると一気に知名度が...

ダーウィンと並ぶ自然選択説の提唱者、アルフレッド・ラッセル・ウォーレスの足あとを追った貴重な一冊。 『種の起源』において科学界のみならず世界を変えた男、チャールズ・ダーウィンを知らない人はいないでしょうが、彼とは独立に自然選択説を発見した博物学者、ウォーレスとなると一気に知名度が下がります。 しかしウォーレスは19世紀英国において屈指の採集人であり、不屈の闘志を備えた偉大なる博物学者でありました。ウォーレスに惚れ込んだ著者は、その足跡を克明に追い、採取人としての出発から自然選択の発見、そして終わりなき探検へと至る旅路を魅力的に描き出してくれます。 ウォーレスの伝記としてのみならず、当時の地質学・博物学・生物学を取り巻く事情を知る上でも有益でしょう。 知的かつ情緒的な文章もとても良い。お勧めです。

Posted byブクログ