シックスシグマ の商品レビュー
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「ほとんどの企業の事業はスリーからフォーシグマあたりで行われている。3.8シグマで99%正しい」、「何かを改善しようと思ったら、現在の状態と目標とする状態を知る必要がある」、「我々の意見より顧客の意見の方が重要」、「自分たちが求めるものが、顧客が求めるものだと思いこむ間違い」、「いきなり地球を救おうとしては行けない」、「問題をにはっきり定義し(Define)、現状を測定し(Measure)、何が問題かを分析し(Analyze)、状況を改善し(Improve)、それが定着するように管理する(Control):Dumb Manager Always Ignore Customers」
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すっきり、読みやすい内容。 シックスシグマとは、組織の役割を明確にして、 不良品の数を 6シグマ にまで下げることで、 組織の売上利益を確保すること。 大事なことは、組織の個々の役割
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10年以上前の本。対話物語形式で読みやすい。プロジェクト形式でリーダー(課長クラス?)を選抜して、定義・計測・分析・改善・管理を遂行させる。流れそのものは完全同意。個人の役割の固定的な明確化を重視してたのがイマドキとの差かな?参考になる。
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こういう、物語形式のビジネス書って『ザ・ゴール』が金字塔だ(と思ってる)けど、理論がどうこうっていうHowよりも、WhyとかWhatの理念が理解できるのでとても良いと思う。本書もまさにそんな一冊。入門書には最適なんじゃなかろうか。
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シックスシグマという言葉は知っていたが、どんなものかが分かっていなかったので、この機会にさわりだけでも分かるものを読んでみた。 そもそもシックスシグマとは6つの何かかと思っていたが、6σのことで 不良発生比率を 3.4/1,000,000 に抑えることを目標に根本原因の解消を図っ...
シックスシグマという言葉は知っていたが、どんなものかが分かっていなかったので、この機会にさわりだけでも分かるものを読んでみた。 そもそもシックスシグマとは6つの何かかと思っていたが、6σのことで 不良発生比率を 3.4/1,000,000 に抑えることを目標に根本原因の解消を図っていくというものだった。 Advantech社で以前6σに取り組んでいるといっていたが、やはり表面だけの合言葉になっていたようだ。 6σの本領は不良を選別するのではなく、不良を出さないための根本的な要因の追究と撲滅にある。 しかもその目的は改善にあるわけではなく、改善の結果として顧客満足を高め、収益を増やすことにある。 この目的を達成するために、定義→測定→分析→改善→改善結果の維持管理を徹底的に行うのが、6σ活動ということになる。 いつどこでどのくらいの頻度でミスが発生するのかを調べ、最もインパクトの高いものから、根本対策を採っていくということだ。 ブラックベルト、グリーンベルト、チャンピオンなどの独特の名称で役職が表現されている。
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2013年2月18日読了。ストーリー仕立てで「シックスシグマ」の成立ちと導入例について解説する本。ストーリーは「アメリカン・バーガー社をレイオフされた元マネージャーのジョーが、アメリカン・ピザ社にて出世街道を登るかつての同僚ラリーを尋ねシックスシグマについて知る」というなんともア...
2013年2月18日読了。ストーリー仕立てで「シックスシグマ」の成立ちと導入例について解説する本。ストーリーは「アメリカン・バーガー社をレイオフされた元マネージャーのジョーが、アメリカン・ピザ社にて出世街道を登るかつての同僚ラリーを尋ねシックスシグマについて知る」というなんともアメリカンなものだが、単なる解説書や研修教材を読むよりとっかかりとしては相当分かりやすい。シックスシグマは現行業務+αの負荷を現場のメンバーに課し、うやむやのまま終了して忘れ去られるよくある「品質向上活動」とは違うんだよ、なぜなら最重視するのは顧客の満足であり、そのための無駄の削減=品質の向上を行うからだよ、上層部とは明確な数値根拠と「シックスシグマ語」で認識を合わせられるから編み出した改善策の導入もスムーズだよ、と。実践して効果のほどを体感してみたいものだ。
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GEの経営に取り入れられていることで有名なシックスシグマモデルの解説をストーリー仕立てで進める一冊。ジャック・ウェルチの本を読む前にシックスシグマの基礎的な部分をこうして学んでみたのはよかったかもしれない。1日で読めるボリューム感と読みやすさなので考え方の概要を知るには非常によい...
GEの経営に取り入れられていることで有名なシックスシグマモデルの解説をストーリー仕立てで進める一冊。ジャック・ウェルチの本を読む前にシックスシグマの基礎的な部分をこうして学んでみたのはよかったかもしれない。1日で読めるボリューム感と読みやすさなので考え方の概要を知るには非常によい一冊かと思う。あまりに読みやすいと言うか軽いので内容が残らないというリスクはありますが…
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根本的な問題解決をする.それが本当の意味でのコスト改善,収益強化,につながる.根本的な問題解決とは失敗の割合を徹底的に下げること.100枚中1枚のピザが焦げるとする.割合にすると1%.悪くないように思えるがそれを食べた人は確実に来なくなる.確実に顧客は減る.1%のミスは人なので仕方ないというならば,人為的ミスがそもそも起こりえないようにデザインするべき. あと業務改善は難しいタスクなので,現場でスキルのある人が専属で取り組むべき.そして上層部がそれを全面的にサポートすべき.サポートとはとにかく現場の担当者が業務改善するのを阻害しないこと.権限を与えること.現場の業務改善担当者が「こうしたい」といったらちゃんとやること.あと現場にも業務改善担当者のサポート役を用意すること.その上で業務改善の善し悪しを判断すること. とかなんとかそーいう話.
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<メモ> ・自分がどのプロセスでミスをしているか、把握する。 ・自分が話したいことは、数値を使う。 ・自分の中の、悪い習慣を認識して捨てる。 ・費用対効果の観点で、自分が解くべき問題を考える。 ・ミスを減らすことで、時間とリソースを効率的に使う。 ・問題の定義、サービスを生み出すプロセスを把握する。 ・対処可能な問題に取り組む。 ・問題定義、測定、分析、改善、管理、定着のフレームを 使って仕事してみる。
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わかりやすくはある。 良く言えば、余計なものを全て取り払ってエッセンスだけを抜き出したわかりやすさ。悪く言えば、難しいところに全く触れない当たり前だらけのわかりやすさ。 個人的には後者。特に目新しい発見はない。 自分で買ったんではなく借り物なので、★は甘め。
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