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昭和映画史ノート の商品レビュー

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2025/11/27

その当時は ほぼ何も思うことなく ただ楽しみだけで観ていた映画たち。 その映画が生まれいでくる背景を知ると、 また違った楽しみが発生する。 副題に「娯楽映画と戦争の影」とあるように 昭和のきな臭い時期の映画人たちの奮闘ぶり がとても興味深いものがある。 「大東亜戦争」下に実在し...

その当時は ほぼ何も思うことなく ただ楽しみだけで観ていた映画たち。 その映画が生まれいでくる背景を知ると、 また違った楽しみが発生する。 副題に「娯楽映画と戦争の影」とあるように 昭和のきな臭い時期の映画人たちの奮闘ぶり がとても興味深いものがある。 「大東亜戦争」下に実在した「日本映画学校」 のことは、全く未知であったので、より興味深く 読ませてもらいました。

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2013/11/16

本当に泥縄のように上映会前に資料として読んだ。内藤誠さんというと筒井康隆作品の映画を監督した人、というイメージだったけれど。戦争中、映画人を育てるべく設立された「日本映画学校」、大都映画のアクションスター・ハヤフサヒデト(ここが読みたかった!)、戦中戦後(直後)の溝口映画、プロデ...

本当に泥縄のように上映会前に資料として読んだ。内藤誠さんというと筒井康隆作品の映画を監督した人、というイメージだったけれど。戦争中、映画人を育てるべく設立された「日本映画学校」、大都映画のアクションスター・ハヤフサヒデト(ここが読みたかった!)、戦中戦後(直後)の溝口映画、プロデューサー・タアキイと石原裕次郎という四つの大きな柱がある。面白いな〜。

Posted byブクログ

2012/01/24

 日本映画の昭和史を、対米開戦期から敗戦期までに設置されていた「日本映画学校」を境界に、戦前の「ハヤフサヒデト伝説」と水の江滝子論で綴ろうとしている。  日本映画学校。おもうに従軍撮影と善戦日本軍を国民に見せる戦時昂揚の映画技術者養成にその任があったであろうことは、想像に難くな...

 日本映画の昭和史を、対米開戦期から敗戦期までに設置されていた「日本映画学校」を境界に、戦前の「ハヤフサヒデト伝説」と水の江滝子論で綴ろうとしている。  日本映画学校。おもうに従軍撮影と善戦日本軍を国民に見せる戦時昂揚の映画技術者養成にその任があったであろうことは、想像に難くない。  しかし、そのカリキュラムを紹介されてみると、興味深い点がある。「国文学・万葉集」「日本倫理と日本文化」「芸術概論」などの科目が揃えられ、「軍部の国家めいたものを除けば、いたれりつくせり」とする。  「ハヤフサヒデ」については、寡聞にして知らなかったが水の江滝子はNHK番組「ジェスチャー」に登場していて、記憶がある。  彼女にして映画プロデュサーの業績があり、石原裕次郎を発掘し、「短編小説」にこそ映画つくりの妙味があるという。  大衆娯楽の華とされた映画に、「歴史的・理論的なアプローチ」(8p)なって主唱されたとする点は意外でもあった。  

Posted byブクログ

2011/05/29

[ 内容 ] 埋もれた映画史を掘り起こせ! 「大東亜戦争」下に数年間だけ存在した日本映画学校とは何だったのか。 戦前、一世を風靡した幻の「大都映画」と「昭和の鳥人スター」ハヤフサヒデトの伝説とは? 占領下、溝口健二が撮った「女性解放映画」を問い、石原裕次郎主演作品の企画者タアキイ...

[ 内容 ] 埋もれた映画史を掘り起こせ! 「大東亜戦争」下に数年間だけ存在した日本映画学校とは何だったのか。 戦前、一世を風靡した幻の「大都映画」と「昭和の鳥人スター」ハヤフサヒデトの伝説とは? 占領下、溝口健二が撮った「女性解放映画」を問い、石原裕次郎主演作品の企画者タアキイの仕事を浮かび上がらせる。 娯楽映画を愛する人々へ贈る映像文化史入門・昭和篇。 [ 目次 ] 第1章 「大東亜戦争」下の映画少年たち(戦時下に創設された「日本映画学校」とは;目をみはる豪華なカリキュラム ほか) 第2章 幻の大都映画とハヤフサヒデト伝説(大都映画を熱く回想する錚々たるファン;大都の前身、河合映画社 ほか) 第3章 占領下の溝口映画(敗戦直後のアイデア・ピクチャー;原節子主演の二つの映画―『決戦の大空へ』と『麗人』 ほか) 第4章 「昭和モダン」としてのタアキイ企画(「モダン」な空気に魅かれて;「水の江滝子」について頭に入れておくべきこと ほか) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted byブクログ