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昭和歌謡大全集 の商品レビュー

3.9

30件のお客様レビュー

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ばたばたした感じです…

ばたばたした感じですが、おばさんたちもパワフルで面白い。

文庫OFF

松田龍平主演で映画化…

松田龍平主演で映画化された作品!作者自身、力を入れずに書いたのは本書と『69』だけだそうです。

文庫OFF

2025/11/02

フリーキーとかアナーキーというフレーズはこういう作品に対して使うものだとよくわかった。 ただひたすらに不謹慎で悪趣味な展開のオンパレードで勧める人を選ぶ作風だが、セリフも地の文も生き生きとしているのでついニヤニヤしてしまう。 イシハラ軍団とミドリ会のどちらも冴えない集団に過ぎ...

フリーキーとかアナーキーというフレーズはこういう作品に対して使うものだとよくわかった。 ただひたすらに不謹慎で悪趣味な展開のオンパレードで勧める人を選ぶ作風だが、セリフも地の文も生き生きとしているのでついニヤニヤしてしまう。 イシハラ軍団とミドリ会のどちらも冴えない集団に過ぎなかったが、血を血で洗う闘争の中で精力的で大胆になり、魅力を得てゆく。 彼らは現代社会に適合できない、乱世でしか輝けない才能の持ち主だったのかもと思うと切ない物語だ。

Posted byブクログ

2025/09/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

主人公イシハラ含めた若者グループと、全員ミドリという名前があるおばさんグループが戦いを繰り広げる。スギオカがおばさんグループの一人を突然刺し殺し、その後彼は原付バイクに乗った女によって殺される。このようにどちらのグループも仲間を失ったことから、敵を殲滅するための武器を調達する。後半に進むにつれて、熾烈な戦いが展開され、終盤、イシハラとノブエは調布に原爆を投下する。全体的に不謹慎極まりない内容だが、社会の鬱憤を一気に吹き飛ばすような話となっている。

Posted byブクログ

2024/09/05

〈「とんでもない、これ、と見込んだ奴にしか売らない、おばさんを殺すというのが気に入った、よく言うだろう、人類が滅んだ後に残るのはゴキブリだって、それは違う、おばさんだ」〉  タイトルから中身が想像できないベスト10第1位はもしかしたらこれかもしれない、と思いました。無軌道な若者グ...

〈「とんでもない、これ、と見込んだ奴にしか売らない、おばさんを殺すというのが気に入った、よく言うだろう、人類が滅んだ後に残るのはゴキブリだって、それは違う、おばさんだ」〉  タイトルから中身が想像できないベスト10第1位はもしかしたらこれかもしれない、と思いました。無軌道な若者グループのひとりによってひとりのおばさんが殺される。同じ名前の集まり〈ミドリ会〉のおばさんたちは報復とばかりに若者を殺害、これによって二グループの戦争は激化していく。  容赦のない、無茶苦茶な世界に笑いつつ、怖くなってくる時があります。放り込まれたのは不条理な世界、という作品がありますが、これは逆、と言いますか、(読んでる側が)いま自分のいる世界はこのくらい不条理だと気付かされていく。そんな感覚なのかもしれません。

Posted byブクログ

2024/02/08

『半島を出よ』の前日譚。調布のアパートの一室でノブエ、イシハラを含む若者たちは夜な夜なカラオケパーティを催していた。ある日、パーティの一員であるスギオカが路上でおばさんを衝動的に切り殺してしまう。しかし、そのおばさんは「ミドリ会」のメンバーで、若者グループとミドリ会の間で血みどろ...

『半島を出よ』の前日譚。調布のアパートの一室でノブエ、イシハラを含む若者たちは夜な夜なカラオケパーティを催していた。ある日、パーティの一員であるスギオカが路上でおばさんを衝動的に切り殺してしまう。しかし、そのおばさんは「ミドリ会」のメンバーで、若者グループとミドリ会の間で血みどろの壮絶な抗争が始まる。

Posted byブクログ

2021/09/17

1994年3月23日 第一刷 再読 (もちろん文庫本ではなくて、帯までついたまま。) 作者が帯で楽しんで書いたので楽しんで読んで下さい、と。 みんな潔く狂っていて、シュール。面白い。 おばさんの生態をどこでここまで把握したんだろう。 平成歌謡大全集を期待します。

Posted byブクログ

2018/10/08

みーまーみたいなエセ狂気に騙されてる奴はこれ読んだ方がいい、ずっと面白いわ/ 松本人志のネタにありそうなくらい完成度の高いシュールコントを織り込んでる/ 小説として云々じゃなく、すばらしい/

Posted byブクログ

2017/03/18

「半島を出よ」を読む前の再読です。今回は、目眩く狂気の世界の中に、哀愁というか悲しみを感じました。殺し合う、若者のグループもミドリ会も、これまで誰からも気付かれなかったのに、抗争の中でイキイキしてくるのが悲しい。あと今回心にきたのが、ミドリ会って三十半ばだということ…同世代。。進...

「半島を出よ」を読む前の再読です。今回は、目眩く狂気の世界の中に、哀愁というか悲しみを感じました。殺し合う、若者のグループもミドリ会も、これまで誰からも気付かれなかったのに、抗争の中でイキイキしてくるのが悲しい。あと今回心にきたのが、ミドリ会って三十半ばだということ…同世代。。進化を辞めておばさんにならないことを、改めて誓いました。それは恐ろしいことだったわ。最低。

Posted byブクログ

2015/07/22

なんとなく集まって酒を飲んで笑って歌う日々を終わらせたのは なんとなく刃を滑らせたら目の前に転がったおばちゃんの死体。 ダスキンが報復の凶器と化す。 まばたきの瞬間に命は終わる。 日常に忽然と銃が出てくる。 ミサイルが放たれる。 異物感とバカバカしさを超えて描かれる生と死。

Posted byブクログ