不幸な子供 の商品レビュー
少女が父の死を期に どんどん不幸になってゆく様が描かれています。 一ページ捲る毎に気持ちが塞いでいきます。 流石ゴーリー・・・
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頭がおかしいタイプの絵本。 童話や絵本の文法を逆手にとりながらどこか正統的。 チェスのルールで野球をしているようなよるべなさ。 思わず最後に「めでたしめでたし」と付け加えたくなったら思う壺ですか。
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これは不幸な子供を描いた 陰鬱極まりない絵本です。 決して子供には読ませちゃ いけないタイプのやつですね。笑 この本を最初に読んだのは 2009年の年末のこと… ブログで感想を書くほどの 衝撃作品です。 ☞http://idesign.jugem.jp/?eid=610 ...
これは不幸な子供を描いた 陰鬱極まりない絵本です。 決して子供には読ませちゃ いけないタイプのやつですね。笑 この本を最初に読んだのは 2009年の年末のこと… ブログで感想を書くほどの 衝撃作品です。 ☞http://idesign.jugem.jp/?eid=610 陰鬱でありながら、 衝撃的でありながらも この本には見逃せない何か がきちんと描かれています。 人生を生きる ある種のリアリティ。 とでもいいますか。 どうしてこんな本を わざわざ描いたのか まったくの謎ですが、 世の中に一冊くらい。 家の本棚に一冊くらい あってもいいかな。 と思っちゃいます。 とにかく、 どこまでも不幸な絵本です。 読むのにかかった時間:20分 こんな方にオススメ:今自分より不幸なヤツはいないと思っている人に…
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衝撃的な本。が、衝撃的と感じられる時点で自分は平和な世界を生きているのだろう。実際に世界にはこれと同等、いや、それ以上のことが見えないところで起こっているのは間違いないのだから。 バッドエンドだが、バッドエンドだからこそのメッセージがここには隠されているのだと思う。
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この絵本すごい。 見開きページに左に原文(英語) 右に挿絵と訳文(日本語) だったかな…。 多分ページ数もそんなないはず。 だけど、ページをめくる毎になんとも言えない気分が、 どんどん、きりきりと、増長していく。 最後…そうなっちゃうの?え?ってなる。 無意識にハッピーエンドを好む自分がいるんだなとなんとなく思いました。 キレイに整形されたのが事実ばかりではないと思わせるような絵本。 こういう現実もどっかにあるのかな。いやないことはないんだろうな。 内容的にはすがすがしいモノじゃないけど、このインパクトということで★4つにしてみました。 -追記- 1ページ挿絵毎に謎の小さな怪物がいるらしい。 ある意味絵本作家らしいこだわりなのかも。 もう展開が気になって絵とか堪能できませんでした。
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子供が庇護されなければ、辿るかもしれないストーリー ひとつひとつ重なっていく不幸が、漏れなくラストに繋がっている あぁ可哀想だ理不尽だ、と思ったが これがフィクションではない状況にいる子供も現実にいるだろう… とかなんとか深読みさせるだけやはり名作なのかも
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ゴーリーの世界観に慣れないようにしようと思った作品。 妖怪のような怪物のようなものが1ページに必ず描がかれています。 怪物が不幸を呼ぶのか、不幸なものに怪物が寄ってくるのか。
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立ち読みしました。 題名の通り、不幸な子供の物語。 「救いようのない」という言葉が頭に浮かびます。 どんなにハッピーエンドを期待しても、 めくれどめくれど、不幸が待っている。 人はそのとき何を想うのか。 何を思うことができるのか。
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2011 9/3読了。Book1st渋谷文化村通り店で立ち読み。 一緒にいった友達のすすめで立ち読みした絵本・・・え、なんだこれ? え、これで終わるの? え? ええ? こいつはカフカの不条理さが苦手で彼の作品を読めてない自分には辛いが、カフカがなんであんな話ばっか書いてたのかを本...
2011 9/3読了。Book1st渋谷文化村通り店で立ち読み。 一緒にいった友達のすすめで立ち読みした絵本・・・え、なんだこれ? え、これで終わるの? え? ええ? こいつはカフカの不条理さが苦手で彼の作品を読めてない自分には辛いが、カフカがなんであんな話ばっか書いてたのかを本人の書簡から知った今では違う感想があるみたいに、違う感想を抱きうる気はする。 小公女の横に並べておいておいたらいいさ。
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小公女的な展開はそうそうないものだ。頑張っていれば、誰かが見ていて、助けてくれる訳ではない。自分の道は自分で切り開くという気合いの元に頑張るべきなのかもしれない・・・というのは深読みだろうか。
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