恋する遺伝子 の商品レビュー

ローラ・ジッグマン(著者),中谷ハルナ(訳者)

2021/03/23

レイは軽いミュンヒハウゼン症候群(ホラ吹き男)でしょうか。

10代の頃の元彼にそっくりでその時の出来事を昇華するのに役立ちました。
大人になり、数は少ないですが一定数似たようなタイプの人たちがいる事を知りました。

この本は対策というより、このタイプの男性の典型的な行動が詳しく書かれていて、とても良かったです。

ミュンヒハウゼン症候群の人は、嘘で自分を偽らないと愛されないという思い込みが極端に強いのだそうです。

2011/09/18

すごくわかりにくいタイトル。「ジェーン・グドール博士の恋の方程式」という原題の方が、内容に合っててベターだと思います。
ジェーン・グドールは、有名な猿の研究者の人ではなく、ニューヨークのテレビ界で中堅どころで働いてる女性。
たまたまおんなじ名前ってことから、ちょっとした、自分を振った男に意趣返しを企んだという、ちょっとコミカルなコメディ。

でも、糞忙しいさなかに読むようなものじゃないな。

2009/10/04

この本は雄牛と人間の男性の行動を重ね合わせて描いている。言葉一つ一つに重みがあったりするわけではないが、読み終えて男性に対するイメージが若干(？)変わった。もちろんみんながみんなこんな人ばかりでは無いだろうけど…。個人的には雄牛的な男性はあんまり…疲れそうだ。
男性の雄牛的行動について学ぶことができたので、実際そういう場面に遭遇してもうろたえないでいられることを願いたい。

2011/02/27

辛い恋の経験も幾度かあり慎重になっている主人公ジェーン。わかっている筈なのに舞い上がってしまい、それが故になかなか失恋の痛手から立ち直れない。多分、そんなジェーンの考えに共感する女性は多いと思う。この本には、恋愛が楽しいのはなぜ最初の３ヶ月だけなのか、「新しい雌牛理論」を糸口に、辛口のユーモアたっぷりに答えが書いてある。