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始皇帝の地下帝国 の商品レビュー

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2013/10/19

(2005.02.05読了)(2005.01.15購入) 昨年の暮れに上野の森美術館で開かれた「大兵馬俑展 今、甦る始皇帝の兵士たち」の監修をしたのが、この本の著者の鶴間和幸氏です。12月30日に娘が見に行ったところ鶴間教授が来ていて、解説をしてくれると言うことだったので、聞いて...

(2005.02.05読了)(2005.01.15購入) 昨年の暮れに上野の森美術館で開かれた「大兵馬俑展 今、甦る始皇帝の兵士たち」の監修をしたのが、この本の著者の鶴間和幸氏です。12月30日に娘が見に行ったところ鶴間教授が来ていて、解説をしてくれると言うことだったので、聞いてきた。分かりやすく説明してくれたそうです。 兵馬俑や始皇帝の展覧会を幾つか見たけれど、もう少し勉強してみようか読んでみました。残念ながらあまり読みやすくも分かりやすくもなかった。 兵馬俑が発見されたのは、1974年春、「大兵馬俑展」は発掘三十年記念と銘打たれていた。埋まっている兵馬俑の数は8千と推定されている。 兵士の上着の後ろの裾部分には製造の工人のスタンプがある。 秦の下水管は、五角形をしている。簡略化した家のような形だ。三角形部分を上にして横につなげて連結させて使う。下水管は地下浅くに埋めるので、上からの土や建築物の重みに絶えなければならない。三角部分で上からの圧力に耐え、平らな広い底面で沈み込まないようにする。 「二世皇帝胡亥は、前210年即位してその年の末の9月に先帝始皇帝を埋葬し、始皇帝の陵園の工事の最終工程を進めるなか、翌年、前209年春正月から3ヶ月間、先帝の巡行の経路をもう一度たどった。」(兵馬俑の最終工程は、二世がやったと言う事は、言われれば気付くけれど、うっかりすると、始皇帝自身がやったように思ってしまう。) 秦の始皇帝の時代の後には、項羽と劉邦の時代が続く。司馬遼太郎の小説がある。 この本の文庫版も出ている。 「始皇帝陵と兵馬俑」講談社学術文庫、2004/05 著者 鶴間 和幸 1950年 生まれ 東京教育大学文学部史学科卒業 専攻 中国古代史 (「BOOK」データベースより)amazon 八千体に及ぶ地下軍団や巨大な皇帝陵をなぜ造ったのか。新たな発掘で浮かび上がる不滅の帝国と不老不死への夢とは…。地下軍団の陣立を一体一体調べ上げた徹底図解も収録。第一人者が現地踏査で得た最新研究の成果。

Posted byブクログ