そして粛清の扉を の商品レビュー

黒武洋(著者)

2009/10/04

例えば女教師の年齢を勤め先の学校が「４０代」と警察に教えてたり（普通、履歴書確認して何歳だかキチンと言うだろ）、一クラス生徒全員が犯罪者だったり（その中で一人だけ都合よく被害者側の子がいて、ラストを締め括る）なんだか脇が甘い。登場人物に深みも無い。2007.9.14

2009/10/04

中年女教師１人対生徒４０人の「バトルロワイヤル」。娘を殺された中年女教師がいまどきの子供に喝を入れる復讐劇。やりすぎのような気もしますがｗ楽しく読ませてもらいました。黒武さん、最近新しいの出してる？結構好きなんだけどな。

2009/10/04

かなり昔に読んだので記憶は曖昧ですが、凄く怖くって、少々切なくって、おもしろかった。一気に読めたと思います。

2009/10/04

文才、とかそういうのは抜きにして内容は読み手をぐいぐい引き込むパワーがある。どんでん返しもあるし、登場人物それぞれに「理由」があるし、似た雰囲気のバトルロワイヤルよりも5W1Hがある感じ？かな。300頁位でこの内容だから物足りないかもしれないけど、逆にスピード感は出ている。

2009/10/04

「バトルロワイヤルみたい」と薦められて読んでみたところ、「え、どこが？」が第一印象でした。確かに問題作という点では同じですが、テーマとしてもっと深い訴えを感じさせた作品でした。

2009/10/04

今の高校生って、進んでいるんですね（年寄りみたいに）
これだけの理由、現状は、放ってはおけないモノです。

2009/10/04

一人の女教師が学校に血の戒厳令!卒業式前日、人質の生徒処刑が始まった。一人、また一人…。もう誰も逃げられない―。周到な計画、警察との攻防。強行突入か、説得か。タイムリミットが刻々と迫る。TV生中継のなか、ついに教師は用意された身代金で、前代未聞の「ゲーム」を宣言した…。第1回ホラーサスペンス大賞受賞作。

2009/10/04

面白かったです。雰囲気がバトロワみたいだと思ったら、最後の書評のところでそのことかかれてました。あの人が仲間だったり、続きがあるような終わり方、どれもよかったです。
あえて突っ込むとすれば、そんな短時間に鍛え上げることが可能かどうかってとこですね。

2009/10/04

文章も読みやすく、内容もわかりやすいです。
「中身が薄い」との声もあるようですが、自分は女教師のサブストーリーを敢えて読み手に想像させるものなのではないかと前向きに捕らえることにします。

2009/10/04

よくもまあクラス生徒分、こんなに殺人理由を集めましたなあ・・。最後のどんでん返しの押しがちょっと弱い気がしたのが残念。(2002.5.3)