宗教改革の精神 の商品レビュー
宗教改革時の二大思想…
宗教改革時の二大思想家ルターとエラスムスを比較・検討した書です。ともに教会改革という点では一致しながら、恩寵の絶対性に帰依して<活動する>ルターと、あくまで理想主義的ヒューマニズムに賭け<沈黙を守る>エラスムスとは論争となります。ルネサンスを理解する上で宗教改革は無視できない事件...
宗教改革時の二大思想家ルターとエラスムスを比較・検討した書です。ともに教会改革という点では一致しながら、恩寵の絶対性に帰依して<活動する>ルターと、あくまで理想主義的ヒューマニズムに賭け<沈黙を守る>エラスムスとは論争となります。ルネサンスを理解する上で宗教改革は無視できない事件であり、本書はその宗教改革の理解を深めてくれるやさしい解説書といえると思います。
文庫OFF
神の恩寵か、人間の自…
神の恩寵か、人間の自由か―。ルネサンスの二大思想家が展開した自由意志論争は、西欧精神史上の壮観であった。恩寵の絶対性に帰依するルターと理想主義的ヒューマニズムに賭けるエラスムス。ともに教会改革で一致しながら、激しく論を闘わせた。両者の対立点を浮き彫りにし、現代にまで射程をのばす、...
神の恩寵か、人間の自由か―。ルネサンスの二大思想家が展開した自由意志論争は、西欧精神史上の壮観であった。恩寵の絶対性に帰依するルターと理想主義的ヒューマニズムに賭けるエラスムス。ともに教会改革で一致しながら、激しく論を闘わせた。両者の対立点を浮き彫りにし、現代にまで射程をのばす、神と人間をめぐるこの論争の本質に迫ります。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
自由意志をめぐるルターとエラスムスの思想的立場を切り口に、西洋の人間主義とキリスト教の関係を瞥見した一冊。ヒューマニズムの伝統を振り返るうえでは、手軽な一書。ただし入門的すぎる感がつよい。
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副題通り、ルターとエラスムスについての考察と比較。 ヒューマニズムの違いがメインです。 最後の方でルターとドフトエフスキーの思想の類似性について、論じられています。
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これは、入門書であるらしい。 いや、読んでる間も「ああ、これ入門書なんだろうなあ」と分かる書き方がちゃんとしてあって、二人の人物像から教義までちゃんと書かれてはいたのだけれど、いかんせん私のオツムが弱くてイマイチ理解できなかった&覚えてない。 読み終えて覚えているのは、 「エラ...
これは、入門書であるらしい。 いや、読んでる間も「ああ、これ入門書なんだろうなあ」と分かる書き方がちゃんとしてあって、二人の人物像から教義までちゃんと書かれてはいたのだけれど、いかんせん私のオツムが弱くてイマイチ理解できなかった&覚えてない。 読み終えて覚えているのは、 「エラスムスは本の虫人間で本が読みたくて修道院に入った」 とか 「ルターは落雷にあってから生き方が変わった(宗教に目覚めた)」 とか 「エラスムスはナイーブ、ルターは熱過ぎて周りが見えないタイプ」 とか 「ルターの言葉は禅問答みたい」 とか 「エラスムスはヒューマニズムに希望を持ってた」 とか 「ルターは『神は我々の主であるけれども地においては我々の従である』と言った」 とか、とか。 肝心の教義に関しては、あんまりよく覚えていない。 さらに、「思想対決」というところは更によく覚えていない。 もうちょっと、二人をそれぞれ別々に勉強してから読むべきでした。やれやれ。
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