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手紙魔まみ、夏の引越し の商品レビュー

4.2

32件のお客様レビュー

  1. 5つ

    17

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2012/01/14

題名、短歌、表紙、挿絵、何をとっても素敵すぎる。 これを読むと、大人になりたくない、とおもう。 だって、あの少女特有のあやうさ、あたしが男だったら絶対ほれる。 わかるようで、よくわからない、たわごとみたいな言葉の中に 痛みや孤独のSOSがまぎれてて、ひりひりする。 こんな作品...

題名、短歌、表紙、挿絵、何をとっても素敵すぎる。 これを読むと、大人になりたくない、とおもう。 だって、あの少女特有のあやうさ、あたしが男だったら絶対ほれる。 わかるようで、よくわからない、たわごとみたいな言葉の中に 痛みや孤独のSOSがまぎれてて、ひりひりする。 こんな作品を作ってくれたほむほむに「ありがとう」って言いたいです。

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2010/08/29

こんな手紙が来たら楽しいだろうな。 こんな手紙が書けたらと思うけど、私じゃ出来ないな。 不思議で、奔放で、かわいくて、そしてどこか少し狂っている。 読んでいてはっとする、そんな句にたくさん出会いました。

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2010/06/21

水準器。あの中に入れられる水はすごいね、水の運命として さよなら。人が通るとピンポンって鳴りだすようなところはもう嫌 ライブっていうのは「ゆめじゃないよ」ってゆう夢をみる場所なんですね じつは、こないだ、朝                なんでもありません

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2010/06/06

詩人・穂村弘に送られてきた、おびただしい手紙とその中に書かれていた無数の短歌。それは「まみ」からのものだった。 5・7・5のリズムでつづられる、まみの日常と感情、そしてウサギの話。 現実的で幻想的な短歌集。 ****** 読みながら「何だコレ」と何度思ったか。 「まみ」という...

詩人・穂村弘に送られてきた、おびただしい手紙とその中に書かれていた無数の短歌。それは「まみ」からのものだった。 5・7・5のリズムでつづられる、まみの日常と感情、そしてウサギの話。 現実的で幻想的な短歌集。 ****** 読みながら「何だコレ」と何度思ったか。 「まみ」という人格が短歌だけで描かれているのです。 え、これ「まみ」が作った短歌?でも作者は穂村弘だよね?それにしては女子心理を知りすぎてないか? こんな感じで常に疑問符が浮かび、ときおり出てくる5・7・5では収まりきらない短歌につまづく感じを覚えつつ。 そしてひとつ学んだのは「考えるな、感じろ」。 短歌ないし詩は、文字を読むというより、言葉を自分の中に取り込み、世界観を感じ想像するものなんだと思いました。 この作品のすごいところは、読み進めていくうちに「まみ」という人間が浮き上がってくるところ。 本当に「まみ」という女の子が日々思ったことを便箋に書きなぐってるのではないかと思うくらいです。否、「まみ」は実在するのか? とても不思議なな短歌集でした。 個人的には 「『十二階かんむり売り場でございます』月のあかりの屋上に出る」 という歌が好きです。

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2010/02/12

嗚呼こんな風に素直だったら良いよねえ湖が心の中に有ってもさ。 一寸やっかむ。ほむほむの感性が好き。 2010.02.06読了

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2010/01/10

26/100 神様、今、パチンとまみを終わらせて みたいなやつが一番少女趣味でいいなあと思います。

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2013/05/11

・「ぴかぴかのモデルガンたちに囲まれてねむれよ無精髭の恋人」 ・「夜が宇宙とつながりやすいことをさしひいても途方にくれすぎるわね」 ・「神様、いま、パチンて、まみを終わらせて(兎の黒目に映っています)」 ・「いもうとが寝言で愛を叫んでる、天道虫の毒がぐるぐる」 ・「夢の中では、光...

・「ぴかぴかのモデルガンたちに囲まれてねむれよ無精髭の恋人」 ・「夜が宇宙とつながりやすいことをさしひいても途方にくれすぎるわね」 ・「神様、いま、パチンて、まみを終わらせて(兎の黒目に映っています)」 ・「いもうとが寝言で愛を叫んでる、天道虫の毒がぐるぐる」 ・「夢の中では、光ることと喋ることはおなじこと。お会いしましょう」

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2009/11/28

母親から借りて今御部屋に御迎えしてます この穂村さんって方がすごく好きです 短歌というものに対する見方が変わったものの一つです いつでもふわふわ生きていたくなる 現実って不思議ね そんな曖昧なものです

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2009/10/07

まみの子宮の名前はスピカ。 病的な勢いでほむほむに手紙を送り続ける「まみ」をモチーフに書かれた詩集。 エッセイにも登場するのでどこまで本当なんだかわからないけど、まみの毒のあるキャラにだんだんやられてきます。 ものすごく“普通”からずれているのに絶望的じゃなくてすごくかわいい不...

まみの子宮の名前はスピカ。 病的な勢いでほむほむに手紙を送り続ける「まみ」をモチーフに書かれた詩集。 エッセイにも登場するのでどこまで本当なんだかわからないけど、まみの毒のあるキャラにだんだんやられてきます。 ものすごく“普通”からずれているのに絶望的じゃなくてすごくかわいい不思議な女の子です。 まみの危うい雰囲気をタカノさんが独特のタッチで絵にしています。 それまでの穂村さんのイメージは「面白い人、変わった人、菓子パンが好きな人」だったんですが、この本で180度変わりました。 もちろん詩人だっていうのは知ってたんですが、こんなにきらきらした少女を心の中に飼っているんですね。 他のレビュー見ても好きな人は好き、嫌いな人は嫌いと極端に評価が分かれている本です。私は大好き。 「大切なことをひとりで成し遂げにゆくときのための名前があるの」という短歌が一番好きです。 面白いこともきれいなこともできる人ってすごいと思う。

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2009/10/04

ほむらひろしの中には少女が住んでいる。どこまでまみが現実にいるんでしょうか?絵も可愛くて(微妙にえろいのもあって電車で読んでたんで一瞬困った)よいです。まみおもしろいよ…(ウサギ連れ)

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