動物化するポストモダン の商品レビュー
よく授業で情報文化が語られるとき、参考として出されていると思う本。 「オタク」と社会変容という観点での大枠の流れの指摘としては、面白い。ただし、動物への回帰が一般性を持つ流れであるかはもう少し時間が経たないと分からないだろう。動物的な志向が現在の利益主義としての安易な物語の量産と...
よく授業で情報文化が語られるとき、参考として出されていると思う本。 「オタク」と社会変容という観点での大枠の流れの指摘としては、面白い。ただし、動物への回帰が一般性を持つ流れであるかはもう少し時間が経たないと分からないだろう。動物的な志向が現在の利益主義としての安易な物語の量産という状況を説明できるかという点と非常に狭い始点から世界全体を語れるという論調に疑問は残る。
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オタクについてきっちりきっちり学問しています。サブカルな本だと思って斜めに構えて読み始めたんだが全然しっかり学術的でした。失礼しました。いろいろな示唆や影響を多大にいただきました。いちばん大きかったのはこの新書によって『Air』に出会えたことだろう。「ぽんっ」て投げ出されて終わる...
オタクについてきっちりきっちり学問しています。サブカルな本だと思って斜めに構えて読み始めたんだが全然しっかり学術的でした。失礼しました。いろいろな示唆や影響を多大にいただきました。いちばん大きかったのはこの新書によって『Air』に出会えたことだろう。「ぽんっ」て投げ出されて終わるような読後感も面白かった。
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