ドミノ の商品レビュー

恩田陸(著者)

2014/05/06

登場人物の多さに不安を感じたけど読み進めるうちにそんな事を忘れた。
キャラも立っているし、ラストのページ数足りるのかそっちが気になるぐらい。

ぴざーやの店長と額賀氏の下りが好きだなぁ。

ああ、俺は今、風になる。

2013/12/07

いつものミステリアスな作品とはちょっと違う、どこか滑稽というかおもしろさがある作品だった。様々な登場人物のひとつひとつの話でそれぞれ一作品できそうなおもしろさがあり、それらがまさにドミノのように交わりあっていく様はとてもおもしろかった。

2013/11/17

まさにドミノ倒し！（笑）
ドタバタ喜劇でめちゃくちゃなストーリーですが
伏線が上手に張られ、楽しくよみました。

2013/06/16

27人＋1匹が次々と絡み合って一つの物語になる、まさしくドミノのようなお話。群像劇好きならおすすめ！

2013/04/09

全くつながりのない人々が小さなドミノを倒すように複雑に絡み合って、次々に物事が起こり、広がっていく。
どこまで広がり、どんなふうに収束していくのかをワクワクして読んだ。
軽く、楽しめた。

2013/04/10

　登場人物 が多いながらも 、 それぞれが
　個性的 なので ごちゃごちゃにはなりにくいです。
　（ 最初は登場人物一覧をぺらぺらしましたが 笑 ）

　短編を ひとつひとつ 読んでいると、一見何の
　関わりを持たない膨大な登場人物たちですが、
　最後に こんな展開が! と非常に面白かったです

　恩田陸の作品は 読まず嫌いだったのですが
　他の作品も 読んでみたいなと思いました。

2013/01/31

■　ある保険会社では支社の予算達成がかかった案件がうなり
　 ある広場では俳句同好会のおじいたちが待ち合わせをし
　 あるバスの中ではテロリストが爆弾を抱え

　 そこを襲う台風が、それぞれのコマをちょんと押した時―

ドタバタコメディ。
いろんな場所の個性的な人々がちょろりとすれ違うことで起こる
呆れるようなオマヌケな話がてんこ盛りです。

それぞれのエピソードがスピーディかつ爽快。
自分の周りで起こったら迷惑だけど
本で読むには面白い。

そんな世界に連れて行ってもらえます。

2012/11/10

保険会社の支店。ようやく目標達成と安堵したのだが、電車の事故で手続きが進められない！　入れ替わった荷物を追っかける怪しい男と、趣味のオフ会で初めての東京駅で待ち合わせ場所まで迷いに迷う老人。子役のオーディションで渦巻く大人たちの陰謀と、それに直面する少女たち。
さまざまなドラマが東京駅で絡み合い、そうしてドミノは倒れました。

恩田陸のエンターテイメント作品は何か、と訊かれたら本書の名をあげたい。
もちろん彼女のサスペンスやミステリもエンターテイメントには変わらないけれど、そういうある種の制約を受けるようなカテゴリーをふっとばしての「娯楽小説」と言われればこの「ドミノ」だと思うな。
ただし、恩田さんはなんそうにもなる場面を編んでいくのに、結構頭を使っただろうなあ。東京駅での爆発に向けて頭数をそろえて、構成を考えて。そこら辺の巧さはいつもの恩田作品に通じる。
お気に入りは、元ヤンOLと子役ちゃんたち。いい味を出しているわ。

2012/10/19

最初たくさん登場人物がいすぎて、自分で理解し切れるかという不安と、最後これがどうまとまって行くのかと思ったけど、最後話もしっかりまとまり、途中もハラハラ楽しく読めておもしろかった！

2012/06/14

登場人物がいっぱいでてくる本。
どうつながるんかなーっ読んでたけど最後にはしっかり話が完結した。
凝ったミステリーというより楽しく読める本だった。

ちょっとどら焼きが食べたくなる本
図書館