ドミノ の商品レビュー
28もの登場人物が東京駅で事件に巻き込まれるドタバタコメディー。 こんなに接点がない登場人物たちが後半になってどんな形で関わってくるのか気になり、読み進めました。最後は並べたドミノがダーっと倒れていくのをみているかのような、爽快な気持ちになりました。 最初はこんなにも登場人物がい...
28もの登場人物が東京駅で事件に巻き込まれるドタバタコメディー。 こんなに接点がない登場人物たちが後半になってどんな形で関わってくるのか気になり、読み進めました。最後は並べたドミノがダーっと倒れていくのをみているかのような、爽快な気持ちになりました。 最初はこんなにも登場人物がいたら話についていけないかも、と不安になりましたが、イラストつきの登場人物表があったので助かりました。 えり子のキャラクターにはツボりました(笑) 自分の上司について表現の仕方がおもしろすぎ(笑) 「すげえ汗っかきだから遠目でも分かるよ、スプリンクラーが歩いてくるみたいだから」(P.78) 「たぶん、浜に打ち上げられたトドみたいになってると思うんで」(P.193)
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表紙をめくると東京駅の構内図が書いてある。東京駅が舞台なのか?登場人物がイラストつきで書いてある。人数メチャクチャ多いな。 視点が次々にかわるので、本文と登場人物イラストを行ったり来たりして読み進める。 ドタバタしたまま終わりまで突っ走りました。伊坂幸太郎小説みたいだな。
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ドミノ倒しみたいにどんどん繋がっていくー! 登場人物多くて、最初は誰だっけ?となったけど、登場人物が絵と一言で紹介されてる巻頭ページ見ながら読みました。 個人的に、えり子さんが好き。 子役2人も頑張ってた! 元刑事メンバーも良い。 みんなの個性がぶつかり合って交差していく面白さ。...
ドミノ倒しみたいにどんどん繋がっていくー! 登場人物多くて、最初は誰だっけ?となったけど、登場人物が絵と一言で紹介されてる巻頭ページ見ながら読みました。 個人的に、えり子さんが好き。 子役2人も頑張ってた! 元刑事メンバーも良い。 みんなの個性がぶつかり合って交差していく面白さ。最高でした。
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東京駅を舞台に、27人+1匹によってドミノ倒しのように物語が展開していく群像劇。 登場人物は多いが、それぞれのキャラクターがしっかり描かれていてわかりやすい。 各キャラクターの行動が無駄なく別の何かに紐づいていき、伏線の回収も面白い。 コメディ要素あり、ミステリー要素ありで老若男...
東京駅を舞台に、27人+1匹によってドミノ倒しのように物語が展開していく群像劇。 登場人物は多いが、それぞれのキャラクターがしっかり描かれていてわかりやすい。 各キャラクターの行動が無駄なく別の何かに紐づいていき、伏線の回収も面白い。 コメディ要素あり、ミステリー要素ありで老若男女楽しめそうな作品。
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ばたばたの喜劇 最初、それぞれ別の話 それが繋がっていくシーンは 楽しくなりました。 1つだけ、 幹事長は誰になったの?
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本を開くとまず、地図。 それからものすごい数の登場人物図。 こういうのってすごく楽しい。 個性的な登場人物たちがあっちこっちでドタバタしてて あれあれあれというまにツツツーと重なって倒れていく。 まさにドミノ。 どの登場人物の話も面白くて引き込まれるんだけど、 なんていうか、...
本を開くとまず、地図。 それからものすごい数の登場人物図。 こういうのってすごく楽しい。 個性的な登場人物たちがあっちこっちでドタバタしてて あれあれあれというまにツツツーと重なって倒れていく。 まさにドミノ。 どの登場人物の話も面白くて引き込まれるんだけど、 なんていうか、リズムがいいので話がさっと変わっても サッサと次に引き込まれてるって感じでたまらなく心地いい。 個人的にはミステリオタクの大学生3人の、 どこまでも推理し続けるあの頑固一徹さに笑えた。 そんなに幹事長になりたいか?
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登場人物が多いのは苦手な私も数人のグループ分けされてる登場の仕方で絶妙な関係性を持って行く展開が面白い。 個々のキャラも派手さ地味さありながら光る面白さ。 共通しているのがそれなりにみんな時間に急かされて行く動き。 舞台は東京駅。全く知識のない私、北口だ南口だ、丸の内側?!と...
登場人物が多いのは苦手な私も数人のグループ分けされてる登場の仕方で絶妙な関係性を持って行く展開が面白い。 個々のキャラも派手さ地味さありながら光る面白さ。 共通しているのがそれなりにみんな時間に急かされて行く動き。 舞台は東京駅。全く知識のない私、北口だ南口だ、丸の内側?!と言われても方向感覚は定まらないまま、シンプルにこの人たち反対側に向かってく?え?また戻るの?とか、くらいの解釈の仕方に(笑) 今、わかった、みんななぜか憎めないキャラなんや。読み終えた心地良さはこれかな。 とまとめてから思い出した! 読み始めの時、そういや、表紙内側に東京駅の図があったやん!見つけた時はさっぱりわからんわとスルーしたけど、、、今からおさらいしながら眺めてみたいと思います(笑)
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様々な用事や事情を持った人達が、東京駅に大集合!色々とやらかす。 という話でした。 まず、あれだけの登場人物がいて、登場人物と同じ数だけ事件あり。 それなのに、ぐちゃぐちゃにならず、登場人物が訳分からないことになることも無く一気に読めたというのは、もう作者さん、すご...
様々な用事や事情を持った人達が、東京駅に大集合!色々とやらかす。 という話でした。 まず、あれだけの登場人物がいて、登場人物と同じ数だけ事件あり。 それなのに、ぐちゃぐちゃにならず、登場人物が訳分からないことになることも無く一気に読めたというのは、もう作者さん、すごいです。
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27人と1匹!!(プラス数名)という登場人物に! これはもしや「消滅」を読んだときの展開になるのではないかと、少し引き気味の導入になった。 が、しかしなんの、なんの。これだけドタバタして、同情人物が多いにもかかわらず、ストーリーを見失うことなく、笑えた。しかも声が自然に出て笑っ...
27人と1匹!!(プラス数名)という登場人物に! これはもしや「消滅」を読んだときの展開になるのではないかと、少し引き気味の導入になった。 が、しかしなんの、なんの。これだけドタバタして、同情人物が多いにもかかわらず、ストーリーを見失うことなく、笑えた。しかも声が自然に出て笑ってしまった。想像してみる…漫画のようにそれこそ猪突猛進で走っていく同情人物の姿。それが頭の中でフィルムのように映像となり、彼かの必死の形相までもが映像化され、音まで伴い、パラパラと展開がしていく。こんなにドタバタしてるのに、ストーリーが手にとるようにわかり、ちゃんとついていけるようになっていた!『お見事でございます』と、つぶやいた。 物語は、関東生命八重洲支店の保険契約の話しから始まる。次に、ミュージカル「エミー」のオーディションであったり、バイク仲間のオフ会であったりと、接点のない一つ一つが点として存在している物語が、東京駅という場所で「ドラヤ(おそらくトラヤを想像)」の黒の紙袋によって、繋がりそれは線になる。 とにかくドダバタで登場人物各人が主役であるコメディだった。 漫画のような小説。映画のような小説であった。 余談ではあるが、見開きに当時の東京駅の地図があり、東京駅の進化を感じた。 また、表紙が白黒で、「ウォーリーを探せ」のような感じで、登場人物たちがいないかなぁーと、探してしまった。
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ひゃー、面白かったあ!! タイトル通りドミノ倒し的に、27人と1匹の登場人物たちの「必然」が、「偶然」に錯綜していく。 しかも舞台は、ほぼ東京駅構内。 こんがらがる諸事情。濃いキャラたち。飛び交う紙袋(笑)。なんてハイテンション!全くもって見事です、恩田さん! ちなみに私の一押...
ひゃー、面白かったあ!! タイトル通りドミノ倒し的に、27人と1匹の登場人物たちの「必然」が、「偶然」に錯綜していく。 しかも舞台は、ほぼ東京駅構内。 こんがらがる諸事情。濃いキャラたち。飛び交う紙袋(笑)。なんてハイテンション!全くもって見事です、恩田さん! ちなみに私の一押しキャラは、 笠智衆似の吾妻俊策(71)。 続いて『ドミノin上海』を読みます! 《恩田陸を読むぞ2021⑨》 ルール:図書館にある恩田陸の棚の、左側にある本から先入観無しで読んでいく。シリーズ物に当たったら、1から順に読む。
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