グッドラック の商品レビュー
自分達が戦うべきもの…
自分達が戦うべきものは異星体か、機械か・・。前作と少し印象が変わります。
文庫OFF
戦闘妖精雪風の続編。…
戦闘妖精雪風の続編。○○とは何か、というような哲学的な問答形式、やりとりが多く、少々理解するのが難しいですが、630pくらいの厚さでも先が気になって苦もなく読めます♪理解するのが大変だった会話などからも、目覚めてからの零が変わっていく様子がわかり、なんとなくうれしく感じたりしまし...
戦闘妖精雪風の続編。○○とは何か、というような哲学的な問答形式、やりとりが多く、少々理解するのが難しいですが、630pくらいの厚さでも先が気になって苦もなく読めます♪理解するのが大変だった会話などからも、目覚めてからの零が変わっていく様子がわかり、なんとなくうれしく感じたりしました。(グッドラックになってからの)雪風と零の関係、特殊戦の人々との関係はホントにすてき、というか羨ましく思えうほど。相変わらず登場人物は魅力的だしユーモアセンスも好きです。最後はここで終わるの?という名残惜しい気もしたけど、綺麗に
文庫OFF
執筆時期が前作と大分…
執筆時期が前作と大分あいた為か、かなり雰囲気が違います。けして友好的とは言いがたいものの、人と機械の関係性という点で大分丸く、穏やかな印象を受けます。これはこれでいいと思いますが、前作の雰囲気が好きだったのでちと点を落としています。ちなみに、前作とは異なり、長編です。
文庫OFF
2作目のグッドラックから読んでしまったけど面白かったです。しかし1作目も読まねばバーガディシュ少尉の件があまりわからないなぁ。 異星人との戦闘機戦SFだろうけど、人間とは何かみたいな哲学的な思索が始終展開されていて読み応えがあります。 アニメは完走していたけれど、深井大尉はジメジ...
2作目のグッドラックから読んでしまったけど面白かったです。しかし1作目も読まねばバーガディシュ少尉の件があまりわからないなぁ。 異星人との戦闘機戦SFだろうけど、人間とは何かみたいな哲学的な思索が始終展開されていて読み応えがあります。 アニメは完走していたけれど、深井大尉はジメジメしてないし、ブッカー少佐は零への執着度が高くないし、クーリィ准将は冷徹な司令官です。桂城少尉、アニメには居なかった気がする…こんなに重要なのに。 「人間ワカンネ」と言い出すジャムに、「人間は必要ない」というコンピュータ群、「お互いだけでよい」みたいな雪風と零。 道具を身体の一部のように使える…を超えている深井大尉と雪風の関係だけれど、戦闘知性体も深井大尉も人間には理解できない感覚で思考で。周りが大変。 それにしても、コンピュータたちが信頼出来なくてすごい。各部門や部隊のコンピュータがすべて異なる意識持っているし、戦闘知性体である雪風は独自に判断し始めるので…末恐ろしかった。 深井大尉も少しずつ自分で考えるようになりました…まだかなり、どうでも良さそうだけれど。続きも楽しみです。
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戦闘妖精・雪風 第二巻 前巻で覚醒が示唆された、戦闘機搭載AI 戦闘妖精・雪風。 人間と、フェアリー星人(人類)、異星人(ジャム)、特殊戦、情報軍入り乱れての戦闘になだれ込んでいく。
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面白い。濃厚、重厚。まさか最後、そこで終わるとは…! 主人公の深井中尉の独白が多かった前作に比べて、今作は数多くの魅力的なキャラの内面によりスポットが当てられていた。 前作のモブがモブじゃなくなり、物語により深みと広がりを持たせた。 個体としての生存本能と集団・組織の存続のため...
面白い。濃厚、重厚。まさか最後、そこで終わるとは…! 主人公の深井中尉の独白が多かった前作に比べて、今作は数多くの魅力的なキャラの内面によりスポットが当てられていた。 前作のモブがモブじゃなくなり、物語により深みと広がりを持たせた。 個体としての生存本能と集団・組織の存続のための戦略の対比とか、戦略と戦術の違いとか、内容は哲学的でより難しいものになった。ストーリー展開も後半はドラマ的に進む。 最終作のアンブロークン・アローを読むのが待ち遠しい。
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最高! 人間ってなんだろう、存在ってなんだろう。解説にもあったけど、レムの小説と主題は似ている。 将棋でAIに勝てなくなった今、棋士は必要か。みたいな話。(違う)
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世紀の変わり目に読んでいました。 この先続くわけですが、なんと言っても、筆者が合間を置い て執筆しておられることが大きい…?巻を重ねるごとに、な んだろうか。主人公というか登場人物のウェイトの置き方や 立ち位置が変わっていきます。基本はハードSFなんですが、 それを度外視して<映...
世紀の変わり目に読んでいました。 この先続くわけですが、なんと言っても、筆者が合間を置い て執筆しておられることが大きい…?巻を重ねるごとに、な んだろうか。主人公というか登場人物のウェイトの置き方や 立ち位置が変わっていきます。基本はハードSFなんですが、 それを度外視して<映像化>しておりますよね。 あれは、ちょっと苦しかったんだとおもう。錚々たるスタッ フに囲まれてもがいていたような印象です。主演(深井零) は、あの「倍返し!」のかたです。すごいよね!
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3巻のために1巻に続いて再読 SFマガジンに1992年から1999年にかけて連載されたものをまとめたもの 1巻は1984年 そういう出来上がりの経緯がよく現われていて 濃い会話が延々続くが話はなかなかすすまない 個々単品はたいへんおいしゅうございますのだが これだけ同じ話を練り重...
3巻のために1巻に続いて再読 SFマガジンに1992年から1999年にかけて連載されたものをまとめたもの 1巻は1984年 そういう出来上がりの経緯がよく現われていて 濃い会話が延々続くが話はなかなかすすまない 個々単品はたいへんおいしゅうございますのだが これだけ同じ話を練り重ねるとさすがに胃もたれ 1巻で描いた絵に8年置いてから油絵の具をぐにぐに7年かけて塗った作品
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敵、ジャムの存在がますます分からなくなってくる。そこがまた面白いなところ。行き詰まるサスペンスから少し、思考実験的になってきているが、これくらいどうということはない。これ以上になるとつらいかも。
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