オルファクトグラム の商品レビュー
嗅覚をテーマにした読…
嗅覚をテーマにした読み応えのある作品。魅力があり、いっきによんでしまう。
文庫ＯＦＦ
「臭覚」を「視覚」で…
「臭覚」を「視覚」で捉えることができるようになってしまった主人公が、「鼻」を使って事件を解決に導く！よく調べてあって、視覚で捉える「臭覚の世界」がとても面白い。事件との絡みがなくても十分読めたと思う、間一髪の犯人逮捕劇はちょっと出来すぎな感じがしたので…。
文庫ＯＦＦ
何者かに頭を殴られ一…
何者かに頭を殴られ一ヵ月後に意識を取り戻したのと同時に、人並み外れた嗅覚を身に付けてしまった青年が主人公。”匂いが見える”という、他には無い特異な嗅覚ミステリーです。一気に読める面白さです。
文庫ＯＦＦ
姉を殺され、自分も怪…
姉を殺され、自分も怪我を負わされ、目覚めた時には犬以上に優れた嗅覚を身につけていた主人公が、その能力を使って殺人犯を追い詰めていく話。犬以上の嗅覚？ありえない・・・・なんて乗り気じゃなかったわたしも、ハラハラドキドキの連続のストーリーにあっというまに読めてしまいました。面白かった...
姉を殺され、自分も怪我を負わされ、目覚めた時には犬以上に優れた嗅覚を身につけていた主人公が、その能力を使って殺人犯を追い詰めていく話。犬以上の嗅覚？ありえない・・・・なんて乗り気じゃなかったわたしも、ハラハラドキドキの連続のストーリーにあっというまに読めてしまいました。面白かったと思います。なにより、匂いを具体的な色彩、形で美しく描きだした作者のセンスは凄いと思いました。それに嗅覚のこととか思いがけず勉強になります。
文庫ＯＦＦ
匂いという形ではなく…
匂いという形ではなく視覚的に匂いを感知するという独特の設定で、しかもそれを本文中の主人公が最初はとまっどているがやがて慣れ親しむのと同じように、読者にも主人公と同じ共感を持てるように、説明的でもなく自然に理解できていく、その文章力はすばらしかったです。
文庫ＯＦＦ
匂いを「見る」ことが…
匂いを「見る」ことができる能力を得た主人公が犯人を追い詰めていく、といった内容。井上夢人の能力に翳りが見え始めたかな、と個人的には思った。
文庫ＯＦＦ
犯人に襲われ凄まじい嗅覚になった男が嗅覚で犯人を追う話。ただ鼻が良くなった、ではなく視界で感じるというのが面白く、彼が見る匂いの世界に興味が湧く。匂いがどう見えるのか考えるのが楽しい。犬もこういう見え方してるのかな、と犬に近付けた気がする。
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犯人を追い詰め始めてからは一気読みでした。 ただ、犯人像については全く触れていないので、そこが何とも物足りない。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
姉が強盗に襲われている現場で殴られ、その影響で嗅覚の感覚が変わってしまった主人公の話。 ストーリー的に面白く発送も豊かで個人的に好きな本。 変わった嗅覚の説明もイメージしやすく書かれている。最後の後味は賛否あるかと思うが、安易にハッピーエンドにしない所もgood。
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なじ■ 殺人鬼に姉を殺され、 自身も意識不明に陥る重症を負わされたミノル。 目覚めた彼は、自分が尋常ならざる 「嗅覚」を得ている事に気付く。 その能力を活用し、行方不明の友人の捜索を始めるが…… おもしれぇえーーーーっ!!! もう最後まで全然止まりませんでした！ 設定の面白...
なじ■ 殺人鬼に姉を殺され、 自身も意識不明に陥る重症を負わされたミノル。 目覚めた彼は、自分が尋常ならざる 「嗅覚」を得ている事に気付く。 その能力を活用し、行方不明の友人の捜索を始めるが…… おもしれぇえーーーーっ!!! もう最後まで全然止まりませんでした！ 設定の面白さもさることながら、 この方の作品は本当にいつも 科白も地の文も流れるように読み易く するする読めるのが気持ちいいです。 ただ単に嗅覚がめちゃくちゃ良くなった、 という訳ではなくて 「におい」が視覚的に感じ取れるようになった、 という設定がとても良かったです。 ミノルの世界を自分も体験してみたい、 と激しく思いました。 これ読み終えてから 「におい」について意識するようになったなー！ あと内容には関係ないんですけど ミノルがお姉さん（千佳子）のことを 千佳ちゃん千佳ちゃん呼んでるのが凄くかわいかったです。 同じ井上作品『あくむ』の「ゴールデンケージ」の兄弟も 不良の弟が兄貴のことを「賢ちゃん」って呼んでたのに 凄くきゅんときてましたが、 兄弟姉妹間の呼称がかわいいのに弱いです。 と、内容自体は文句なしだったのですが、 私の読んだノベルス版は脱字が異常に多くて 読んでる最中何度も苛立ってしまう程だったことだけが 非常に無念です…
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