コンピュータの熱い罠 の商品レビュー
2013年3月4日、電子書籍にて読了。 実際に映像化されているかどうかは不明ですが、2時間のサスペンスドラマを見ているような感覚でした。いい意味で、です。 コンピューターを使った結婚相談所のシステムが悪用されて、ヒロインが結婚詐欺事件に巻き込まれる……という内容なのですが、スピー...
2013年3月4日、電子書籍にて読了。 実際に映像化されているかどうかは不明ですが、2時間のサスペンスドラマを見ているような感覚でした。いい意味で、です。 コンピューターを使った結婚相談所のシステムが悪用されて、ヒロインが結婚詐欺事件に巻き込まれる……という内容なのですが、スピードもあるし、展開もドラマチック。 ヒロインがあっさりし過ぎてる感も否めませんが、まぁそこはご愛嬌という感じかな?
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ぶはっはっは。。。 そうそう、これぞ“岡嶋”作品です。 この本の直前に ・焦茶色のパステル ・あした天気にしておくれ と、名作2作を読んでの本作ですが あの息詰まるような緊迫感は いったいどこへ捨ててしまったんでしょう~(苦笑) 主人公にとって、かなり“ヤバイ”状況なのに ホイ...
ぶはっはっは。。。 そうそう、これぞ“岡嶋”作品です。 この本の直前に ・焦茶色のパステル ・あした天気にしておくれ と、名作2作を読んでの本作ですが あの息詰まるような緊迫感は いったいどこへ捨ててしまったんでしょう~(苦笑) 主人公にとって、かなり“ヤバイ”状況なのに ホイホイといろんな人と二人っきりになりすぎだって(笑) ドリフのコントなみに“志村~後ろぉ”って 叫びたいくらいです。。。 読みながら“岡嶋二人盛衰記”にある “衰”の部分を実感として感じてしまいました。 ただ、それはそれとして... 時代の先取感がハンパないです。 いまでこそ“個人情報”の流出やセキュリティについては 厳しい(息苦しいともいう(苦笑))のが 当たりまえとなっていますが 本作が発行されたのが1986/5月とのこと... なんと26年も前の作品。(携帯電話がないのはもちろん PCのキーボードを打てるだけで、尊敬のまなざしを向けられた時代です) そんな時代の作品にもかかわらず、感じる違和感が “何をそんな当たり前のこと...” って凄すぎるよなぁ~。 なんか、ネタもとを思いついた時点で 満足しちゃった♪てな感じの作品です。 まぁ、そんなこんなで 楽しく読めたので☆3つです。
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パソコンと個人情報を使ったミステリー。 便利になるということは、そこに伴うリスクが確実にある。 恐ろしや~
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コンピューターシステムが関わるミステリー。 展開としては、読めちゃう感じでして。 終わり方も普通な感じ。 ただ、書かれたのが20年以上前なので、 携帯がなかった頃のお話。 その頃の日常生活がでているので、面白かったです。
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岡嶋二人の作品は面白い。 作品の紹介 相性診断によって男女を引き合わせるコンピュータ結婚相談所。オペレータの夏村絵里子は、恋人の名前を登録者リストに見つけて愕然とする。「何かがおかしい」彼のデータを見直し、不審を抱いた絵里子を、正体不明の悪意が捕らえる。相次いで身辺で起きる殺人...
岡嶋二人の作品は面白い。 作品の紹介 相性診断によって男女を引き合わせるコンピュータ結婚相談所。オペレータの夏村絵里子は、恋人の名前を登録者リストに見つけて愕然とする。「何かがおかしい」彼のデータを見直し、不審を抱いた絵里子を、正体不明の悪意が捕らえる。相次いで身辺で起きる殺人事件は、増殖する恐怖の始まりでしかなかった。
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ちょっとーーーー!!主人公!なんでそんなホイホイ上司の車に乗っちゃうかな・・・! 彼、君らに内緒で“トロイの木馬”組み込んでたんでしょ?個人情報法無視してさー。 その時点で主人公、ちょっと軽蔑してたじゃん。 軽蔑ついでに不信感も募らせて、二人きりにならないとか、大事な情報を漏らさ...
ちょっとーーーー!!主人公!なんでそんなホイホイ上司の車に乗っちゃうかな・・・! 彼、君らに内緒で“トロイの木馬”組み込んでたんでしょ?個人情報法無視してさー。 その時点で主人公、ちょっと軽蔑してたじゃん。 軽蔑ついでに不信感も募らせて、二人きりにならないとか、大事な情報を漏らさないとか、もうちょっとさぁ・・・もうちょっと自己防衛とかやろうよ・・・危ないよ、本当。車に二人きりとか・・・ それにプラス、結局上司が犯人だったわけでしょ?それはいいんだけどさ~・・・ 上司=木馬の犯人の時点で、もう少し疑いの範囲を広げてみてもいいんじゃないの? さすがに殺人に手を染めてるってのは信じたくないかもしれないけど、せめて、「彼が後ろで手引きしてるのかも!」とか、「情報提供してるのかも!」とかさー。 “こんなにすばらしい上司だったんです!!まさか・・・まさか彼がやってるなんて・・・もう私、誰も信じられません!!”って位、信頼の厚い上司だったらまだしも、彼、“御歳の割には服のセンスがいい”位にしか語られてなかったじゃん。 とすると、これは犯人あっぱれより、主人公のバカーって感想になっちゃうよね。 で、尊敬OR感情移入できない主人公の推理小説ってのは、あんまり面白くないよね。 ただね、コンピュータを扱ってる題材は鮮度も大事だから、10年前に読めたら、感想も違ってきたのかも、とは思うけどね。 こればかりは弟に読ませて感想聞くわけにもいかないわね(涙)
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※このレビューにはネタバレを含みます
2001年の作品ですが、パソコンの教科書みたいな部分もあり。 トロイの木馬について、「なるほどねー。」と勉強になっちゃったりしました。 ハウスマヌカンなんてな、懐かしい単語もでてきたりして。(笑)
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結婚相談所にて、教えられない個人情報を見せてくれ、と 訪ねてきた、脱会者の妹。 その妹は、後日死体となって新聞の記事に。 一体何がどうなったのか。 むしろどういう事なのか。 もう数ページしか残ってないぞ!? と思う所まで読んで やっと犯人が分かりましたw 動機云々はおいておいて...
結婚相談所にて、教えられない個人情報を見せてくれ、と 訪ねてきた、脱会者の妹。 その妹は、後日死体となって新聞の記事に。 一体何がどうなったのか。 むしろどういう事なのか。 もう数ページしか残ってないぞ!? と思う所まで読んで やっと犯人が分かりましたw 動機云々はおいておいて、犯人のみ。 書き方がうまいと言いましょうか 誤解させるのがうまいと言いましょうか。 こうやって毎回騙されてるんですが 二の足踏みまくりです。 ただちょっと、あの男とまさか…とか思ったのですが そんな展開にならなくてよかったです。 金があっても、その男は駄目駄目です。
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やーっぱり面白い。 面白くないわけがない。 岡嶋二人最高です。 この作品が1986年のものだなんて信じられない。 内容が新しい。というか、今でも新鮮さをもって読める。 疾走感がたまらないし、犯人がこいつかよ!なんて思えたり。 あー。やっぱりこういうの好き。 どんどん岡嶋二人の...
やーっぱり面白い。 面白くないわけがない。 岡嶋二人最高です。 この作品が1986年のものだなんて信じられない。 内容が新しい。というか、今でも新鮮さをもって読める。 疾走感がたまらないし、犯人がこいつかよ!なんて思えたり。 あー。やっぱりこういうの好き。 どんどん岡嶋二人の作品を読んでいこう。 そして、99人の最終電車なんて作品があるなんて知らなかった! どこまで新しいんだよ! いつになったら時代はこの二人に追い付けるのか。
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この作品20年以上も前なのですよ・・・ 出てくる単語「音響カプラ」(今でいうモデムとかなのでしょうかね)とかすっかり懐かしい「フロッピー」とか・・・時代を感じさせるアイテムなんかですが、扱ってる題材が「個人情報の流出」やそれにともなう犯罪。 パソコンの性能はドンドン進化して「個人...
この作品20年以上も前なのですよ・・・ 出てくる単語「音響カプラ」(今でいうモデムとかなのでしょうかね)とかすっかり懐かしい「フロッピー」とか・・・時代を感じさせるアイテムなんかですが、扱ってる題材が「個人情報の流出」やそれにともなう犯罪。 パソコンの性能はドンドン進化して「個人情報保護法」で、だいぶセキュリティーは厳しくはなってますが、行なわれる犯罪は昔も今も変わらず・・・ コレって今だに後をたたない犯罪を題材にしてるので、昔の作品でも違和感なく読めました。 さらりと一気に読めちゃいますね。
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