Separate Ways 君のいる場所 の商品レビュー
平行線は、どこまで行っても交わらない。 交わらないはずの平行線上を歩くふたりが、ある日突然、出会う。 出会いの不思議。恋人に会えないもどかしさ。 ちょっと古風なラプソディです。
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彼には右に行く癖があり、彼女には左に行く癖がある。 二人はめぐり会うはずもなかった。 *** すごくはがゆくて、ほらっ!すぐそこにいるよ!ほらっ!あっち見て!って心の中で何度も言ってた。 二人の気持ちが絵からすごい伝わってきてせつなかった。 でも、最後は温かい気持ちになれた。
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絵本です。 でもとてもいい。 読むたびに幸せな気分になれる本です。 映画化もされたようですが、この本のよさはやはり絵本で見ることにあります。 絵本の特性を最大限に利用した作品。
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隣の部屋に住む男女。 扉を出ると彼女は左に、彼氏は右に。 そんな癖を持った出会えない二人を描いた絵本。 じっくりと噛み締めるように、 胸の奥がじんわりと暖かくなります。 少ない語句と多彩な絵で、 見事に心情を描写していますね。
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http://sgk.me/hf3K2z 台湾から世界にヒットした大人向け絵本です。 玄関を左に曲がる癖がある女性と、右に曲がる癖がある男性がついに再開したときのページが忘れられません。 金城武主演で映画化もされた話題作です。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ありきたりの毎日で、なんとなく心も落ち込む日々、、そんなときに、、街で、大切な人と出会えて、、見るものすべてが素敵に見えてくる。 それでも、そんなひとときは、ちょっとしたすれ違いで、その人ともう会えなくなる。 君は左へ、僕は右へ。 ほんとは、すぐ近くにいるのに、それすら気づかないまま、時は流れていく。 心の風景が、見るものすべて、、街や景色をも変えてしまうことを、さまざまな形や絵で表現されていて、思いがぐっと伝わってくる、素晴らしい作品。 この作品の思いやテーマをもとに、同タイトルの歌を書きました。僕にとって、忘れられない大切な作品です。
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昨年公開された映画「ターンライト・ターンレフト」( http://www.warnerbros.jp/tltr/ )の原作絵本。同映画は未見なものの、プロットに非常に興味を持ったので、取りあえず原作から手を出してみました。 アパルトメントの隣同士に住む男女。右へ行く癖のある男と...
昨年公開された映画「ターンライト・ターンレフト」( http://www.warnerbros.jp/tltr/ )の原作絵本。同映画は未見なものの、プロットに非常に興味を持ったので、取りあえず原作から手を出してみました。 アパルトメントの隣同士に住む男女。右へ行く癖のある男と、左へ行く癖のある女が、お互いの存在を知らないまま退屈な日々を過ごしています。そんな中、ある日街中で運命的な出会いをし、惹かれあうふたり。しかし、まるで悪魔の悪戯のごとく、二人は互いが隣に住む事を知らないまま離され、再会を求めて日常を生きていき……。 ↑あらすじを読んでも「???」かもしれませんが、いや、かなり面白いプロットだと思いました。壁一枚隔てた向こう側にいる人間と出会えない、この、都会に住む(都会という括りは正しくないかもしれませんが)人たちの持つ「距離感」を、微細に映し出しています。 二人は、日常を生きる街中でなんども交差します。しかし、寸でのところで再会出来ない。なにより夜は、互いの家で、数メートルのところにいる。なのに再会出来ない。この「距離感」のもたらすもどかしさは、数光年の遠距離恋愛に匹敵するかもしれません。 『同じネコと遊び、同じのらイヌにえさをあたえ、 同じカラスの夜明けの歌を聞いた。』(作中より) それでも再会出来ないのです。 絵本、と言っても間違いなく大人向けなので、むしろ子供に読ませるものじゃないですね。端々に埋めこまれた含蓄ある言葉と、深いメタファーを含んでいそうなイラストの数々も大人向き。 マイナス点は「出会い」の掘り下げが甘い部分ですが、それ以外はほぼ素晴らしいストーリーです。絵も小生にはすんなり受け入れられましたので、この高評価で。人様にプレゼントしても良い作品ですぞ(恋人には止めといたほうが賢明かw)。 (2005年読了)
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とても近くにいて,とても遠い場所にいるふたり。 決して交わることのなかった彼らの人生がぴったりとぶつかったとき, その歯車は急に加速し動き出す。 けれど運命は残酷で… ニューヨークに住む,いまいちぱっとしない生活を送るふたりが 長い時間・いくつもの季節 を過ごしていくその...
とても近くにいて,とても遠い場所にいるふたり。 決して交わることのなかった彼らの人生がぴったりとぶつかったとき, その歯車は急に加速し動き出す。 けれど運命は残酷で… ニューヨークに住む,いまいちぱっとしない生活を送るふたりが 長い時間・いくつもの季節 を過ごしていくその物語からは, Daniel Powterの"Bad Day"が聴こえてきそうだった。
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