Separate Ways 君のいる場所 の商品レビュー
流れる季節の中で、出…
流れる季節の中で、出会った「彼」と「彼女」の話。絵もステキで、書かれている文章も詩のようで、すごく読みやすかった。「彼」と「彼女」が、会えない間の切ない感じが、すごくよく伝わって、大人向けの絵本だと思う。
文庫OFF
台湾の絵本作家ジミー・リャオさんが描いた大人向けの絵本。 「彼には右に行く癖があり、彼女には左へ行く癖がある。二人はめぐり会うはずもなかった」 めぐり会うはずのなかった二人の出会い、すれ違い、孤独感がジミーさんの繊細な絵とシンプルな言葉で描かれている。「君のいる場所」はすぐ近くな...
台湾の絵本作家ジミー・リャオさんが描いた大人向けの絵本。 「彼には右に行く癖があり、彼女には左へ行く癖がある。二人はめぐり会うはずもなかった」 めぐり会うはずのなかった二人の出会い、すれ違い、孤独感がジミーさんの繊細な絵とシンプルな言葉で描かれている。「君のいる場所」はすぐ近くなのに、気づかなかったりすれ違ったりしてなかなか再会できないところが切ないラブストーリー。雑踏の絵の中から主人公の二人を探す楽しみもあって、子供と一緒に読めるかも。映画化もされているのでそちらも観てみたいと思った。
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都会で孤独な生活を送る、いつも左に曲がる「彼女」と右に曲がる「彼」が出会った。固定電話しかなかった頃のあるあるすれ違いが切ないですね。スマホに慣れた方々にはピンとこないかもしれませんが。
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3部作の1作目。 この本からだったら、この3部作を追っていなかったかもしれない。 「君といた時いない時」を最初に読んで良かった。 ジミーさん。 追いかけてみよう♪
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
もどかしくて、切なくて…これぞ恋の王道。 右へ行く癖のある彼と左へ行く癖のある彼女。 巡り合うはずのない二人の運命的な出逢い。 けれど意地悪で気まぐれな恋の神様の妨害により、二人は近くにいるのに逢えなくなってしまう。 孤独と悲壮感漂う若い二人。 二人の距離は近くて遠い。 逢いたくても逢えない時間が二人の恋心を大きくしていく。 出逢えたことも、逢えなくなってしまったことも、きっと運命のイタズラ。 絵本の同じ頁にいてニアミスする二人を見ると思わず、そこにいるよ、と教えたくなる。 「ウォーリーを探せ」的に、頁の中にいるはずの二人をくまなく探してしまった(彼女は分かりやすいのに彼はなかなか見つからない…)。 逢えなくてジリジリしている二人には悪いけれど、恋にはちょっとした障害があった方が、それもいい塩梅のスパイスになって楽しい。 これ映画になりそう、と思ったらとっくに映画になっていた。
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https://www.youtube.com/results?search_query=turn+left+turn+right https://en.wikipedia.org/wiki/Jimmy_Liao この人の他の作品も読みたい。
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同じアパートの隣同士に住む彼と彼女。 右へ曲がる癖のある彼と、左へ曲がる癖のある彼女は出会うはずがなかった。 同じように繰り返される毎日、だが変化も起こる。 彼と彼女が出会うのだ。 愛らしい絵と、その中に示される平行線な二人が歯がゆい感じ。 ストーリーはありきたりだけれど、言葉...
同じアパートの隣同士に住む彼と彼女。 右へ曲がる癖のある彼と、左へ曲がる癖のある彼女は出会うはずがなかった。 同じように繰り返される毎日、だが変化も起こる。 彼と彼女が出会うのだ。 愛らしい絵と、その中に示される平行線な二人が歯がゆい感じ。 ストーリーはありきたりだけれど、言葉の詩的さ、絵の繊細さに惚れる。 「信じ合う心は美しい でも揺れ動く心はもっと美しい」
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映画「ターンレフト、ターンライト」の原作絵本。三部作らしいですが、相互に登場人物が出てきていたり。可愛らしいだけでなく、遊び心満載です。
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"よく知っているはずなのに親しみの感じられないこの街で、よく知らないのに親しみを感じる人の影を探してしまう。" ちょいちょいウォーリィーかと思いました!┗(^0^)┓
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