ハロー・ディア・エネミー! の商品レビュー
その昔、川を挟んで向かい合った山のうえで、青の将軍と赤の将軍が、相手の山を占領しようと睨み合っていました。両軍ともに4人の兵隊と大砲を率いていましたが、大砲など撃ったことのない、何のために戦うのかも分からない兵隊の集まりでした。 青と赤の将軍が、同時にサ-ベルを抜いて「敵を撃て!...
その昔、川を挟んで向かい合った山のうえで、青の将軍と赤の将軍が、相手の山を占領しようと睨み合っていました。両軍ともに4人の兵隊と大砲を率いていましたが、大砲など撃ったことのない、何のために戦うのかも分からない兵隊の集まりでした。 青と赤の将軍が、同時にサ-ベルを抜いて「敵を撃て! あの山を分捕るんだ!」 兵隊たちは「大砲をぶっ放せ? なにもそこまで・・・」 初めて撃った大砲の弾に当たったのは、それぞれの将軍だけでした・・・戦いは終わり、敵も味方も手を取り合って平和な暮らしを取戻すという、反戦寓話の絵本。
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戦争はなんで起きる? 誰が敵? けんかも戦争もなくなる 不思議なことば 「ハロー ディア エネミー」 (読み聞かせ時間:5分)
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はっきりと反戦の姿勢を明らかにしているパウゼヴァングだから、こうなるだろうな、という結末。 戦争をテーマにした絵本としては、『サルビルサ』や『せかいでいちばんつよい国』の方が上かな、という印象。
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どうして見たこともない敵に大砲をぶっ放さなくちゃならないのか?「こんにちは、敵さん」この挨拶で全世界が仲よくなれたら本当に良いのにね。
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