左の小指 の商品レビュー
- ネタバレ
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ひとについつい愚痴ってしまう。 愚痴って、ひとに迷惑かけちゃってるかも…しかも、自分も結局スッキリできていない…そんな時、のりさんの詩集を開いてみる。 誰だって 失敗ばかりの 毎日です でもね それを 言う人と 言わない人が いるんだよ 自分だけって 責めないで この詩を読んで、弱音を吐く回数がぐんと減った。 まだまだ「失敗したぁー!」と、喚いてしまう日々だけれど、してしまったことを責めるだけの日々にはサヨナラできた気がする。 また雨かって 言うけどさ 晴れの日は 数えてないでしょ うん、良いことこそ、数えたい。 筆で書かれたたくさんの言葉は、説教じみていなく、じんわりと心に響く。 友達に薦められて手に取ったのですが、口元を緩めながらぼんやりとゆっくりとページをまくった。 この本を開くと、いいことも悪いことも、今までの自分をゆるりと振り返ることができる。 そんで、明日からもよっしゃ!という気分になっちゃう。
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